大山祇神社(おおやまづみじんじゃ) 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
日本総鎮守と呼ばれ、全国に一万社あまりの分社を持つ神社。境内中央には樹齢約2,600年の神木である大楠が鎮座しており、神社内の楠群は日本最古の原始林社叢の楠群として、昭和26年に国の天然記念物に指定されている。社号標(大日本総鎮守大山祇神社)の社号石は、初代内閣総理大臣の伊藤博文が明治42年3月22日参拝記念に書いたもの。その昔は水軍の武将たちの信仰も集め、大山祇神社の神紋「折敷に三文字」を河野氏や来島村上氏が家紋にしている。
入口
楼門
扁額
社紋
御桟敷殿
総門
祖霊社
斎館
姫子邑神社
阿奈波神社
御鉾神社
十七神社
能因法師 雨乞いの楠 天然記念物 1066年の大干ばつの際、能因法師がこの木に幣帛を掛け雨乞いを行ったことに由来する
社務所
伊予国総社・祓殿神社・葛城神社
乎千命御手植の楠 樹齢2600年 乎知命は大山祇神社の祭神大山積神(おおやまつみのかみ)の子孫とされ、神武東征の先駆として瀬戸内海の治安を司る際、大三島に祖神を勧請したとされている。
拝殿 重文
拝殿
本殿
本殿
宝篋印塔 中央は、一遍上人参拝の折に奉納されたと伝わるが、文保2年(1318年)12月9日、一遍上人の30回忌に建てられたとも言われる。一遍は、河野一族であり、その氏神である大山祇神社へは、少なくとも2回参拝している。