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地震防災対策を始めよう

大地震発生で避難生活になったら・・・身近な地震・防災対策始めましょう。

【地震への備え・準備】 携帯トイレ

2011-01-16 | 役立つ防災アイテム
災害時に、以外に重要なのはトイレです。食事などはすぐに確保されますが、食事をすれば当然トイレは必要になりますが、あまり重要性が認識されていません。トイレは、夏場であれば処理を適切に行なわないと衛生状態がかなり悪くなります。

衛生状態が悪いと、不快な気分になるだけでなく、感染病にかかる可能性があります。携帯トイレは、防災グッズではかなり重要なグッズであるにも関わらず、準備があまりされていないのが現状です。 大災害がおきた場合は、水洗トイレはほとんど使えません。

飲料水が確保できないような状況であれば、当然水洗トイレは準備ができず、仮設トイレも阪神大震災では充実していないという状況でした。仮設トイレは設置するのに地面を掘らなくてはならず、数日かかかって設置されますが、数時間満タンになってしまいます。

避難所の仮設トイレが満タンになると、避難所の片隅に隠れて用を足す人もいました。また、仮設トイレではプライバシーが確保されにくく、高齢者や障害者には不便な部分が多いです。防災グッズの携帯トイレは、ポータブル式便器と凝固剤タイプがあります。

携帯トイレで用を足すと、凝固剤が固めてくれるので、袋ごと捨てたり焼却処理する事が出来ます。水道や下水などに頼らず、水が不足していても衛生的にトイレを処理する事ができます。防災グッズの携帯トイレは、災害時以外にも、アウトドアや渋滞時の車内などでも使用する機会があります。

  (参考)種類いろいろ 携帯トイレ・簡易トイレ・非常用トイレ

【地震への備え・準備】 ラジオ

2010-12-10 | 役立つ防災アイテム
災害があった場合、被災地は停電になる可能性が高く、普段は情報源として確立されているテレビが全く機能を果たさなくなる事があります。この時、情報源として大いに活躍するのが電池や手動充電で動く防災ラジオです。

災害時にはNHKの他に地域放送局が、安否確認情報や、交通障害情報、また天候予報などの災害時に必要な幅広い情報を提供しています。最近では、災害時に備えて携帯電話でFMラジオを聴くことが出来るものもあります。

NHKでは、全国の5箇所にAMラジオ大電力局を設置していて、災害によって放送局が放送不能になってしまっても、5箇所だけは継続して放送が可能な設備を整えています。災害時には正しい情報を確保することが重要で、パニックになる人が多く、口頭では情報が正しく伝わらない可能性があります。

災害が起きた時の為に、予備の電池も確保しておきましょう。近年は、インターネットが普及したことから、携帯などの災害掲示板も充実しており、安否確認や情報収集に役だつと予想されています。携帯電話は、国民の2人1人は所持していると考えられており、電波局が破壊されなければ携帯電話でのメールや通話は可能であるとされています。

通常時にメールがサーバーに集中すると、メールの送受信が出来なくなる事がありますが、災害時の緊急回線が設置されているので、安否確認のメールなどは問題なく出来ると考えられています。ラジオやネットなどで、正しい情報を得てパニックを起こさないようにしましょう。

 >>(参考)地震に役立つ防災ラジオや懐中電灯

【地震への備え・準備】 懐中電灯・ライト

2010-11-25 | 役立つ防災アイテム
災害時には、電力の供給が止まってしまう可能性があり、明かりの確保が重要になります。ライトは懐中電灯が一般的ですが、懐中電灯では手が塞がってしまうので、両手をあけておけるヘッドライトを用意しておくといいでしょう。

懐中電灯は遠方の様子を確認しやすいという利点はありますが、避難生活を送る必要になった場合、ヘッドライトの方が足場が悪い環境でも対応しやすく、救助や避難を行いやすくあります。

ただ、ヘッドライトでは生活を送るには不便な部分があるので、避難生活を送る中で通常時の明かりの確保として懐中電灯も用意しておいた方がいいでしょう。また、避難の最中では走っている為、頭が激しく揺れてヘッドライトの焦点が定まりにくくなる事があるので、遠くを見通す為と、足元を照らす為にも懐中電灯とヘッドライトの二つのライトを用意しておいた方がいいでしょう。

懐中電灯やヘッドライトを使用する場合は、電池が必要になります。最近は、災害時のあかりとして電池でエネルギー供給を必要とする以外に、手動で充電出来るライトもあるので、自分の持っているタイプに応じて準備しておきましょう。

電気が通っていない場合の明かりには、キャンプで使用するランタンなどの、灯油を燃料とするタイプもあります。しかし、ランタンでは灯油を燃やす事で空気が汚れたり、火災に発展して二次災害となる危険もあるので、電池式や充電式以外は避難所や災害時の避難で使用することはやめましょう。

 防災に適した「懐中電灯・ライト」の商品一覧

【地震への備え・準備】 ヘルメット

2010-11-06 | 役立つ防災アイテム
災害がおきた場合、建物が壊れて頭上からものが落下してくる可能性が多いにあります。防災の際には、頭を守るように訓練され、小学生などでは防災頭巾の着用などが避難訓練で行われますが、実際には頭巾よりも頑丈なヘルメットを着用した方がより安全です。

よく自治体などが防災用として用意しているのは、土木作業用のフリーサイズのヘルメットであることが多いです。工事現場などでみられるヘルメットは、性能自体は特に問題無く頭巾よりも防御率が高いですが、サイズはフリーサイズで統一されており、誰にでも合うようには作られていません。

ヘルメットはサイズが合っていないと、些細な衝撃で外れてしまったり、逃げる為に走っている振動や衝撃だけでズレて外れてしまう事もあります。ヘルメットについているアゴ紐を掛けても、ずれ易さやはずれ易さはあまり変わりません。頭部の安全が確保されないと、復旧作業や避難行為に支障が出る恐れがあります。

防災用のヘルメットには、サイズ調整できる折りたたみタイプのヘルメットや、ロッククライミング用のヘルメットがいいとされています。ロッククライミング用のヘルメットは強度も十分で、頭部と密着しやすいので装着してもずれにくいです。

最近では防災グッズとして、消防士が装着するようなタレが付いているもの(ヘルメット内蔵防災頭巾)も市販されています。首周りの安全も確保でき、落下物や火のこから身を守れるだけでなく、感電を防止する事もできます。

非常持ち出し袋の中身は何が必要?

2010-01-15 | 役立つ防災アイテム
非常持ち出し袋の中に何を入れたらいいのか?あれこれ迷いますよね。以下に一般的なものを紹介させて頂きます。
(注1) お子様や高齢者・持病のある方等、ご家庭の事情に応じて異なります。
(注2) 全てを持ち出すのは困難です。すぐに持ち出すもの(1次持ち出し品)と、その後の避難生活用に備蓄したり落ち着いてから取りに来れるものは分けて考えて下さい。


【防災用品】
・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器
【貴重品・身分証明】
・現金(小銭も必要) ・預金通帳や有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印
【食料品関係】
・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品)
【衣類関係】
・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル
【医療用品】
・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ
【その他】
・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチ、ライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパ(スニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手・ポリ袋・予備の眼鏡(衛生不安からコンタクトは難あり)
【倉庫等に準備してあると便利】
卓上コンロ(七輪)・のこぎりやバールなどの工具、ポリタンクやバケツ


非常持出袋の保管場所は、寝室・玄関先・物置・車の中(但し水と食料は屋内)等、建物が傾いたり真っ暗な中でも、すぐに持ち出しやすい場所が最適です。せっかく準備しても持ち出せなければ意味がありません。


万全を期すなら被災経験者の意見を参考にされるのもいいかもしれません。
各アイテムの使用方法も紹介されています。

>>非常持ち出し袋40点セット (リンク先:被災者運営の地震防災ネット)