垂れ流し雑記

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御会式

2006-10-12 23:40:19 | 寺のこと
10月13日は、日蓮聖人の命日です。
「日蓮聖人報恩御会式」を略して「御会式(おえしき)」と呼ばれています。

池上本門寺がある関東のほうでは大きなお祭りとなってるようですが、
関西ではまだまだ馴染みが薄く、私も結婚してから知りました。

うちのお寺でも御会式の法要が今日行われました。
今日は12日でお逮夜(たいや)にあたります。

お逮夜とは・・・
元々は火葬する前夜、つまり通夜にあたる日を指した言葉です。
逮は「およぶ」という意味で、次の日におよぶ夜ということです。
法要は都合で繰り上げることはあっても、繰り下げることはしません。
そこで命日に実行できない時、このお逮夜の考えから前日も命日同様と
して扱われます。
しかし現在ではさらに繰り上げて、命日に近い土日に行われることが
多くなったので、お逮夜法要の言葉は、あまり聞かれなくなりました。


朝門まわり・庭・お墓・玄関の掃除が終わると、お供えのお膳の準備、
お客様に出す料理の下ごしらえで朝からずっと忙しかったです。
何人来られるか、わからない状況で準備するっていうのは一種の賭け。
予測と大きく違った人数が来られたらどうしようと不安でしたが、
蓋をあけると姑の予想した通り。
お経の間に料理の準備をし、そんなにバタバタすることなく終えました。

これで年末までは大きな行事も無く、ほっと一安心・・・