「今日の仕事は職人体験です。たこ焼き職人になってみよう」
「??!!」
Kくんは初めての調理体験です。
「作ったことある?」「ああ、、(一人では)無いです」
まず作り方をざっと読んでもらってから、始めてもらいます。
油を塗るのも、といた粉を入れるのも、どのくらい何だか、やったことが無いのですから加減がわかりません。
手順を頼りに、「油たっぷりね、粉も多めにね」とお客さん(?)に口を挟まれながら、
黙々と作る。具材はお好きに、という指示だとどの子もやっぱり紅ショウガには手が伸びません。
竹串でひっくり返しながら焼くのが、一番難しいところ。
なにせチーズもたっぷり入っているので、溶けて生地が柔らかいから、上手く転がせない!
しかし、Kくんは黙々と頑張ります。そして18個、ついに完成です。ケースに詰めて、残りはさっそく試食タイム。
自分で作ったのですから、美味しいに決まっています。
でもシャイなKくんですから、あまり表情には出しません。
「お土産があるけど、楽しみにしといて(家に帰るまで内緒)!」
帰る途中で落ち合った母に報告した満足そうな(^^♪は目に浮かびます。