認知機能の働きには、いつもと同じパターン化した行動よりも新たな別の刺激があったほうが良いと言われています。
しかし高齢になってくると何か新たなことに挑戦しようという気が徐々に起こらなくなります。
パターン化された行動にこだわりがある子どもも、新たな体験することにストレスがかかります。
いつもと同じ流れだと安心ですから、過去に嫌な思いをしたことが記憶にあるとますますパターン化した行動を変えることが難しくなります。
親も子どもが混乱をすることは避けたいので、新たな活動にチャレンジさせることに躊躇してしまいます。
学校はそういうわけにもいきません。日々目まぐるしく変わる状況にあります。
その変化が辛いと感じる子どもにとってはますます自分のこだわりの世界の中で安全を保っていたいと、自己を保っていたいと、防御してしまうのかもしれません。
では、脳の活性化のためにどんな働きかけをしたらよいのでしょう。
やはり本人が自らやりたい、したくなる、という気持ちになることが大切です。
それをすることで自分にどのようなメリットがあるのか、実際にそれを体感できるような活動を積み重ねていく、そのような働きかけをしていくように教室では心がけています。
モグラたたきゲーム
自立課題の後、子どものリクエストに応えて。