とらいさぽーと

社会の枠と自分の枠

新しい年が始まりました。

昭和、平成、令和の時代をしぶとく生き抜いているオバチャンは、時代のあまりの変りように付いていけないことも多々あります。

が、時の流れとともに労力をかけないといけないことが軽減されて来ましたから、昔は良かった…などとしみじみ過去に思いをはせることもありません。

世の中が便利になって選択肢の幅広がり、ある一定の事柄に捕らわれないでもよくなったように思えます。

しかし、よりその幅が狭められて息苦しさを感じている世代も多いような気がします。

これまで「当たり前」とされていたことが今ではその価値観では通用しないことも多々あります。

にもかかわらず、「世間体」を気にする国民性からその「当たり前」に合わせないといけないような風潮が未だに多く残っていますから、

若い世代ほど多くのストレス抱えこんてしまうのではないかと、気になります。

建築家の安藤忠雄氏が言っていましたが、「当時社会に入ろうとしても(基準に収まらないため)その枠組みからはじかれてしまっていた。しかしその枠組みを壊してでも社会に入っていかないと世の中は良い方向に変わっていかない。だから失敗を恐れずに何度も挑戦してきた。今はこじんまりとその枠の中にいてその殻を破ろうとしない若者が多い」

時代の流れとともに便利になり手軽に欲しいものや情報が得られる反面、無くしてしまうものの代償は大きいのかもしれません。

社会の枠を破るまでの気概を持つことが難しいにしても、自分の枠を破るぐらいの元気なオバチャンで今年もスタートしようと思います。

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