天天本舗 ・駅前通信特上かわら版

身近な気になる話題を日記に綴っています。

書籍・「子犬工場 いのちが商品にされる場所」

2015年12月29日 | 話題の書籍
ペットをお飼いになっているご家庭の皆さん。
私は、チョッと胸にじーんと来てしまいました。
書籍の紹介です。

著者は大岳美帆さん。
愛犬のカヤは元繁殖犬で、目は見えず、耳も聞こえません。
動物愛護団体から引き取った時、すでに子宮は過剰な子犬の出産でボロボロになっていました。

工場で商品をたくさんつくるように、子犬をたくさんつくっている場所を「パピーミル=子犬工場」というそうです。
子犬工場でうまれた子犬は売り物です。
子犬をうんで、お乳をあげたら、お母さん犬の役目は終わり。
子犬はお母さん犬のもとから、あっというまにつれさられてしまいます。
お母さん犬はせまいケージの中で子犬をさがしつづけ、心配でたまらなくなって、ほえつづけます。
そして、つれさられた子犬たちはどうなったのでしょうか・・・。




カヤのような繁殖犬の悲惨な生活、子犬市場、無責任な飼い主、殺処分、法律などについて分かりやすく書かれています。

母犬に次々と子犬を産ませる繁殖場の「パーピーミル」、ペットショップの子犬など、生体売買の実情に焦点を当てた、動物に命について考えさせられるノンフィクションの一冊です。
↓↓↓
子犬工場 いのちが商品にされる場所


【レビュー より】
命の授業でぜひ使ってほしいと思います
動物福祉が追いつかないままペット大国になってしまった日本、その陰で犠牲となっているたくさんの命、もう目を背けていてはいけないと思います。未来を担う子供達には真実を知った上で動物を慈しむ心を育んでほしいと願います。




最後までお読みいただきありがとうございました。

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