久し振りにメインPCを組み替えた。前回から6年9ヶ月振りの新設備導入である。
主な更新理由はこちら。
(1). 4Kコンテンツのコマ落ち、フリーズ
(2). WiFi6
(3). ゲートウェイとAPの同一メーカによるIPV6化
(4). Windows11
(1). は流石に古いということなのだろう。Youtubeにアップされる作品も最近は4Kベースが増えつつある。
RealPlayerがこれに対応してきているのに、SDRで4Kモニターを使うこと自体に無理がある。
そもそも国の指針もおかしい。普及している画面サイズに対して、HDR化を進めない点が不均衡。
TV局は投資するどころか、寧ろ衰退の一途を辿っているような気もしてくる。
庶民に対して、1,000万台を超える投資をさせておきながら、今の4Kテレビ局の姿勢が疑問である。
4K放送チャンネルを選択する必要性も薄ければ、一体、国は何をしたかったんだ? と疑ってしまう。
今の世の中、HDRの高スペックを持て余すだけの一途。掛かるインフラ整備の無責任さには???だ。
NW-A55は正直これまではほとんど使ってなかった。
但し、ここ数ヶ月間はほぼフル活動状態にある。理由はUSB-DAC機能が使い易いからである。
この数年、コロナ禍の影響で社外とのWEB会議機会が激増した。社内向けのインフラを揃える過程で、
最近のUSBマイクやBLEスピーカのノイズ量の低さには驚かされた。
初めてイチローが200本超えた頃とでは遠隔会議の音質は雲泥の差である。恐ろしい位に良い音質だ。
そこで、NW-A55をPCに繋ぎ、DAC機能を介し、PCの音声をヘッドフォンで聞く。これが中々に宜しい。
少し音が遅れてしまう点が残念なところではあるが、ノイズ量が少ないということはHDR的発想になる。
この機能がこの価格帯で、しかもこのサイズで集約出来るという点はもう少し評価されても良いと思う。
そんなこんなの経緯で、スマホ、サブノート群との無線連携、ヘッドフォンのワイヤレス化を考えてみた。
組んでみて判ったことではあるが、新PC→無線ヘッドフォンに音声を送る際の音質はかなり悪かった。
因みに、NW-A55自体のワイヤレス伝送ではそんな事はなく、普通に音楽再生は良い音で聴こえている。
PCの音や、多少音ズレあろうとyoutubeの音声を聞く時に困ってしまうだけだ。
速攻でNW-A55のDACを介す形に戻したことからも、どうやらまだまだ調べ物が足りてないようだ。
単語として、『 Bluetooth LE Audio 』は気になる。この頃である。
____ 以下、今回のデータである。
New PC Spec
(1).case Cooler Master MasterBox CM694
(2).POWER 玄人志向 KRPW-GA850W/90+
(3).CPU Intel Core i9 12900 BOX
(4).MOTHER ASUS ROG STRIX Z690-A GAMING WIFI D4
(5).MEMORY Crucial CT2K32G4DFD832A 32GB*2枚
(6).M2.SSD WD Green SN350 NVMe WDS100T3G0C 1TB*2本 *RAID0設定 … BIOSで組み、USBメモリーでOSインストール時にドライバーを入れる方法
(7).HDD SEAGATE ST8000DM004 8TB*2基 *RAID0設定
(8).OS Microsoft Windows11 Pro 64bit(DSP版)
(9).BD PIONEER BDR-209
New PC BenchMark *(CrystalMark 2004R7使用時)
■ CrystalMark 1272195
(1).ALU 565473
Fibonacci 156431、Napierian 125836、Eratosthenes 113988、QuickSort 169196
(2).FPU 267403
MikoFPU 39326、RandMeanSS 111597、FFT 77370、Mandelbrot 39088
(3).MEM 275548
Read 60044.44 MB/s (60044)、Write 51396.90 MB/s (51396)、
Read/Write 33069.18 MB/s (33069)、Cache 1310177.15 MB/s (131017)
(4).HDD 112687
Read 3631.03 MB/s (23655)、Write 4043.77 MB/s (25718)
RandomRead512K 2507.95 MB/s (18039)、RandomWrite512K 3691.53 MB/s (23957)
RandomRead 64K 590.68 MB/s (8453)、RandomWrite 64K 1473.07 MB/s (12865)
旧PCでの*同試験時 → ■ CrystalMark 371934 ∴ 約3.4倍
今回厄介なことは上の理由(3).である。
部屋のひかりTV用チューナ ST-4500、ゲートウェイPR-400NE、無線AP WXR-1900DHP3の機能連携が
なかなか思うように制御出来てない感じで、ST-4500→400NEダイレクト接続でないと機能せず。
最近の通信設定は、ほとんど理由不可解なまま手順が固定されている。悩まないで済む分ドライだ。
出来ないモノは出来ないと、寧ろ、逆に時間とコストばかり使わされる。
この点は後日検証しないと解決出来ない。
現状は、WXR-1900DHP3をAterm WX5400HPに変更し、PR-400NEにブリッジモードで固定化している。
前々から思っているが、不自由な設定を強いるST-4500というチューナは、本当に便利なのか?
正直、ここまでセンスの欠片も感じられない冷たい受信機は初めてである。
その辺りのことを含めて、いっつかまとめてみたいものだ。