どうかあなたが与えてくださるものをすべて受け入れ、
あなたが取り去られるものをすべて大きな笑顔をもって明け渡すことができますように。
マザーテレサ
天の父なる神はすべての人の父です。
愛娘が結婚した時、わたしは言い知れぬ感謝を神さまにお捧げしました。
娘にこの世の父親が与えられたからです。
わたしは娘が小学校6年生の時にシングルマザーになりました。
深夜に光を見て決断して、娘にも理解納得してもらっての決断でした。
当時、聖書に書かれている長血の女のように、わたしはあらゆる病気を抱えていました。
病院や治療院、健康食品等にお金を費やしていましたが、
回復しないまま明日が見えない病の中でした。
その光の体験で、神さまがいつも一緒にいてくださっているとわかったので決断しました。
猫二匹と娘を連れて、誰も知る人がいないのに、大阪に住むことを決めました。
今は大阪が苦手になっていますが、当時の大阪は格差社会などなくて、今よりは暮らしやすかった。
元夫はクリスチャンでした。
出会ったのは教会でした。
彼がクリスチャンだったことで、わたしは信用していました。
離婚後に、夫婦仲が悪かったのかと聞かれることがよくありますが、
離婚を決めるまでは仲の良い夫婦でした。
毎週教会に通い、一緒に教会学校の奉仕もしていました。
ただ・・・家の中も外も、元夫はマイワールドの人でした。
わたしは籠の中の鳥。
夫以外の男性に関してはとても厳しく、宅配の人と話すことさえ禁じられました。
芸能人やスピーつ選手のファンになることも、すべて禁止。
自由は赦されませんでした。
元夫は自由に何でも好きにしていました。
すべての罪を赦す十字架の愛を知ってい流人でした。
知能犯といえば知能犯？
何度でもキリストを十字架にかけてしまう姿を見せられる結婚生活でした。
最終的に、両親や牧師、友人に相談しました。
誰に相談しても答えは同じでした。
その答えを、まるで神さまが責任を取って導かれるかのように、
光を見せてくださったのでした。
娘は離婚後に一度だけ父親のマンションに遊びに行きました。
喜んで行ったのもつかの間、すぐにわたしが待っていた車に戻ってきました。
娘の目に映った父の姿は、娘が自分で確かめた真実の姿でした。
それ以後、娘は一度も父に会いたいと言ったことはありません。
離婚時に決めた月一回の娘とのデートの約束も果たさないまま、
一切連絡もありません。
小さな12歳の胸に受けた傷をいやされたのは神さまでした。
不思議でしたが、その日を境に娘は明るい性格がもっと明るくなって
置かれた所すべてを受け入れ、感謝して生きるようになりました。
担任の教師のどなたもが、母子家庭とは思えない、
明るくて優しい子だと言われました。
神さまが父親として娘を育てて下さいました。
幼い日から教会に通っていたことの偉大なる恵みでした。
わたしが聖霊によっていやされて以来、
我が家には奇跡としるしがいっぱい起こりました。
娘とわたしの友人知人、親族、みんながクリスチャンになっていくご計画だったとは、
当時の苦しい生活の中では知るよしもありませんでした。
教会生活、毎週の礼拝には欠かさず通っていました。
家では娘と一緒にいつも賛美をしていました。
このことが神さまの喜びだったのだと、
今になって改めて深く感謝しています。
まず神を第一とすること。
母子家庭にありがちな、多くの人が危惧した非行少女や家庭崩壊にもならず、
神さまが守って下さって道を開いて下さったのでした。
神の家族、父、母、兄弟姉妹、
すごい天の家族が一気に与えられました。
それだけでもすごい感謝でしたのに、結婚によって、
父と呼べる人が与えられたのでした。
娘のダーリンの父親は、
子どもの頃、YMCAに通われていたそうで、初対面の日、最初に、
「私はキリスト教は好きですよ」と言われました。
最初にいただいたメールには、5つのパンと2匹の魚のことが書かれていました。
70歳過ぎられた今でもバンドを組んで演奏活動をされています。
音楽の話が合う方も人生では珍しい出会いだと感謝しています。
娘のダーリンは7歳年下ですが、
両親は二人共わたしより年上。
わたしにも兄と姉ができたような嬉しい家族です。
娘の夫がRubyを通して洗礼を受けたことも神さまのご計画でした。
娘に「本当の父親は天の神さまだよ」と言ってくれる夫君。
娘は新しい家族に感謝して、しあわせに過ごしています。
天の父がいてくださることの平安。
信仰の遺産を受け継いでくれた娘。
それ以上、何も望むことはありません。
イエスさまが、ご自身と同じように、
神さまをお父さんと呼べるようにしてくださった恵み。
ホンモノの父なる神さまが娘に最善の家族をお与え下さいました。
心から感謝しています。
光の子として歩みなさい。
いつも喜び、感謝し、絶えず祈る生活を続けなさい。
娘にこんな環境を与えてくださった神さまに感謝してやみません。
”あなたの父と母とを敬いなさい
（出エジプト記20：11）”
6月20日の花言葉
ハナトラノオ
達成
