ボクのとくぎは
ものをくわえて
ママタンのところにもっていくこと
いいつけをまもれること。
ママタンが
おしごとがとってもいそがしいひのことだった。
「あそんであそんで~」
ボクはいつものようにママタンにねだった。
でも
まいつき
5にちかんくらい
とくべつに
いそがしいひがあるようで、
「かまってらんないの。ルビーごめんね・・・」
といわれてしまった。
それでも
ちょっとはあそんでくれた。
でんわもおおくて
おきゃくさまもおおかった。
じむのおしごともしていた。
なんでもじぶんでするんでしゅね。
ママタンは、ちいさなぬいぐるみをボクにあたえてくれた。
「これであそんでてね」
あたまをなでてそういわれた。
ちいさなぬいぐるみたち
ボクがこのおうちにきたころは、
ボクとおんなじおおきさだったはず!!

いまはとってもちいさいじゃん!
すご~い!!
ボクがせいちょうしたんだ!!
ボクはあそびながらおもった。
このぬいぐるみをママタンにもってってあげたら
よろこんでくれるかな?
そこで、くちにくわえてママタンのところへいった。
「え???」
ママタンはボクをみておどろいた。
「ルビー、あなた・・・」
そして、ママはしばらくなにかかんがえていた。
それから、
ちいさなぬののメジャーっていう、
ボクのからだを
ていきてきにはかってくれるものを
ポン!
とテーブルのむこうがわ
3メートルくらいのきょりのところまでなげた。
「ルビー!!ホラ!」
ボクははしっていって、
それをくわえて
ママタンのところへもっていった。

ママタンは
おおいによろこんだ。

「ルビー、やっぱりできた~!!すご~い!!」
なんどもテストしてくれた。
「いいこね~ワンチャンみたいなことができるんだ~
かしこいいね~」
ママタンにほめてもらったので、ボクもうれしかった。
なんどもはしってもっていって
ママタンにほめられた。
いつしか、ボクのとくぎになっちゃったみたい。
ママタンやおねえちゃんや
おきゃくさまがよろこんでくれるえがおがうれしいから
とくぎをいかしていきたいとおもいます。

おさんぽひもも

くわえてくるのです。
