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①┃ びっくりドンキー ┃|1968(昭和43)年12月創業|
┗━━━━━━━━━━┛|1976(昭和51)年 7月設立|
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②:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1/食品のカラクリ05
2014/03/03
ニセモノの肉や魚を本物と言い切る・厨房ではできる限り調理しない体質
写真◆は本物肉
■共通1/ニセモノ肉(成形肉)や偽装魚を平然と本物と言い切る体質
sign01焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質は4つあり、今号と次号でご説明します。その1つ目は、どちらも“ニセモノの食材”を「本物の食材」として騙して売る極めて酷いことです。回転寿司店は偽装魚を本物魚として偽り、焼肉・ステーキチェーン店は「成形肉」(せいけいにく)を本物の焼肉・ステーキ肉として販売しているのです。
sign01「成形肉」とは、古い屑肉・端肉・別種の動物肉を小さく切断し、軟化剤と結着剤などの食品添加物で混ぜ固めたものです。あるいは硬い廃牛肉にインジェクションと呼ばれる錐(きり)のような100本程の注射針で、別牛のドロドロの牛脂やつなぎとして成分不明な添加物を打ち込む作り方です。こうすると、1枚の本物肉と見分けできません。しかし非常に不衛生な“インチキ肉”なので、肉の中までしっかり火を通さないと食中毒を起こします。
sign01現にお客様には成形肉と知らせずに、レアで食べて食中毒を起こした事故がありました。消費者が知らないことをいいことに、あくどいやり方です。こんな屑肉と食品添加物の塊のような成形肉が、ファミレス・コンビニ弁当・弁当チェーン・ハンバーガーチェーン、加工食品やスーパーなど至る所で“常態化”しつつあります。
■共通2/コストを省くために店の厨房ではできる限り調理しない体質
sign03怖い共通体質の2つ目は、「店の厨房ではできる限り調理をしない」ことです。ステーキ店が本物の牛肉を厨房で扱うと、大きさや厚さを整えるため手間や人件費が掛かり在庫管理も難しいのです。しかし「成形肉」なら、手間が要りません。
sign03ステーキと称しても実は1枚肉ではなく、端切れ肉(裁断肉)を牛脂や添加物などで固めたものです。いわばハンバーグのようなものなので、肉のサイズや厚さを加工業者に指示し納品させ、それを厨房でただ焼くだけなのです。調味料も、業者から仕入れた食品添加物で作られたものです。とにかく下処理や調理と呼べるものは、厨房では行いません。一方、回転寿司店のネタも、中国などの加工工場でネタを指定の大きさに切ってから冷凍輸入されます。店では、ただシャリに乗せるだけなのです。
sign03両者は、①厨房ではできる限り調理せず ②店のスタッフを小人数にする ③アルバイトでもすぐ作れる~このような「小スタッフシステム」が、儲かる商売の仕方なのです。焼肉チェーン店の食中毒事件と同じく、現場では誰も食材の品質管理・安全対策のチェックが行われず、味さえノーチェックなのです。飲食業に一番大事な、食の安全責任を負わない体質が共通しています。
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③:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2/食品のカラクリ06
2014/03/03
店のメニューは加工食品・冷凍食品化、食品添加物に頼る体質
■共通3/店のメニューは加工食品化・冷凍食品化の延長上にある体質
sign01怖い共通体質の3つ目は、自社工場や中国で調理や加工を全て済ませた~言わば加工食品・冷凍食品化されたものを店で出すことです。回転寿司店・ステーキ店・焼肉店に限らず、ファミレス・居酒屋、数々の飲食チェーン店では、店で解凍するだけ・焼くだけ・“チンするだけのメニュー”が蔓延っています。
sign01前号のように、回転寿司店では店で魚を捌くことはしません。冷凍ネタ・シャリも業者から仕入れ、解凍してシャリに乗せるだけです。チェーン店の多くが飲食店とは名ばかりで、加工品や冷凍品をその場で温めて、皿に盛るだけの“チン食”に過ぎません。あるチェーン店の社長は、店のスタッフを最小にして安さでお客に還元しているというコメントがありました。でもチョット、感覚がずれていないでしょうか。これではせっかくお店に行っても、自宅の冷蔵庫の加工食品を食わされているのと同じです。だから少人数にできるのです。
sign01お客様は、その店で、鮮度がよい食材を使い、しっかりその場で調理された料理が食べたいのです。安さだけを求めて安易な加工食品のような食事や質の悪い食材を食べていると、味覚や栄養バランスに欠け身体を悪くします。画一的な加工食品を出すチェーン店から、少しずつ遠ざかりませんか?
■共通4/有名店や人気シェフの味も宮殿工場?の食品添加物体質
sign03怖い共通体質の最後は、回転寿司のネタとシャリ・焼肉店・ステーキ店に限らず、様々な外食チェーン店のメニューは、“化学物質”で味付けされたものです。“ウマ!”と思っても、所詮、食品添加物の味です。本来なら板前・シェフの腕前や食材管理が味(旨さ)を決めるものですが、店の利益のために食品添加物に任せたままなのです。何度も申し上げるように回転寿司の生ネタでさえ、味の素・着色料、中には保存料さえ塗られています。
sign03ところでTV/CMの“宮殿”が有名な焼肉ダレのメーカーは、本社工場が宮殿の形になっており、工場の前で撮影したそうです。焼肉ダレは“仮の姿”で、売上の大半が、契約社数10万店以上、全国の有名チェーン店・ファミレス・一般飲食店への食品添加物の売上なのです。社長は、各店からどんな味の依頼があっても希望の味を作れないものはなく、すぐに添加物の“ブレンド液”を納入すると豪語します。有名店・人気店や人気シェフの味も、本当は我社の味と悪びれることもなく鼻高々でした。
sign03今や多くのシェフや板前の腕ではなく、食品添加物の味~頼みの綱なのです。将来を担う若い方の身体に、悪い食材を使い、それを補うために過剰な食品添加物をぶち込むのはやめて欲しいものです。
*************** http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/10/
①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC
②http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e-1.html
③http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e.html
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②:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質1/食品のカラクリ05
2014/03/03
ニセモノの肉や魚を本物と言い切る・厨房ではできる限り調理しない体質
写真◆は本物肉
■共通1/ニセモノ肉(成形肉)や偽装魚を平然と本物と言い切る体質
sign01焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質は4つあり、今号と次号でご説明します。その1つ目は、どちらも“ニセモノの食材”を「本物の食材」として騙して売る極めて酷いことです。回転寿司店は偽装魚を本物魚として偽り、焼肉・ステーキチェーン店は「成形肉」(せいけいにく)を本物の焼肉・ステーキ肉として販売しているのです。
sign01「成形肉」とは、古い屑肉・端肉・別種の動物肉を小さく切断し、軟化剤と結着剤などの食品添加物で混ぜ固めたものです。あるいは硬い廃牛肉にインジェクションと呼ばれる錐(きり)のような100本程の注射針で、別牛のドロドロの牛脂やつなぎとして成分不明な添加物を打ち込む作り方です。こうすると、1枚の本物肉と見分けできません。しかし非常に不衛生な“インチキ肉”なので、肉の中までしっかり火を通さないと食中毒を起こします。
sign01現にお客様には成形肉と知らせずに、レアで食べて食中毒を起こした事故がありました。消費者が知らないことをいいことに、あくどいやり方です。こんな屑肉と食品添加物の塊のような成形肉が、ファミレス・コンビニ弁当・弁当チェーン・ハンバーガーチェーン、加工食品やスーパーなど至る所で“常態化”しつつあります。
■共通2/コストを省くために店の厨房ではできる限り調理しない体質
sign03怖い共通体質の2つ目は、「店の厨房ではできる限り調理をしない」ことです。ステーキ店が本物の牛肉を厨房で扱うと、大きさや厚さを整えるため手間や人件費が掛かり在庫管理も難しいのです。しかし「成形肉」なら、手間が要りません。
sign03ステーキと称しても実は1枚肉ではなく、端切れ肉(裁断肉)を牛脂や添加物などで固めたものです。いわばハンバーグのようなものなので、肉のサイズや厚さを加工業者に指示し納品させ、それを厨房でただ焼くだけなのです。調味料も、業者から仕入れた食品添加物で作られたものです。とにかく下処理や調理と呼べるものは、厨房では行いません。一方、回転寿司店のネタも、中国などの加工工場でネタを指定の大きさに切ってから冷凍輸入されます。店では、ただシャリに乗せるだけなのです。
sign03両者は、①厨房ではできる限り調理せず ②店のスタッフを小人数にする ③アルバイトでもすぐ作れる~このような「小スタッフシステム」が、儲かる商売の仕方なのです。焼肉チェーン店の食中毒事件と同じく、現場では誰も食材の品質管理・安全対策のチェックが行われず、味さえノーチェックなのです。飲食業に一番大事な、食の安全責任を負わない体質が共通しています。
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③:焼肉・ステーキチェーン店と回転寿司店の怖い共通体質2/食品のカラクリ06
2014/03/03
店のメニューは加工食品・冷凍食品化、食品添加物に頼る体質
■共通3/店のメニューは加工食品化・冷凍食品化の延長上にある体質
sign01怖い共通体質の3つ目は、自社工場や中国で調理や加工を全て済ませた~言わば加工食品・冷凍食品化されたものを店で出すことです。回転寿司店・ステーキ店・焼肉店に限らず、ファミレス・居酒屋、数々の飲食チェーン店では、店で解凍するだけ・焼くだけ・“チンするだけのメニュー”が蔓延っています。
sign01前号のように、回転寿司店では店で魚を捌くことはしません。冷凍ネタ・シャリも業者から仕入れ、解凍してシャリに乗せるだけです。チェーン店の多くが飲食店とは名ばかりで、加工品や冷凍品をその場で温めて、皿に盛るだけの“チン食”に過ぎません。あるチェーン店の社長は、店のスタッフを最小にして安さでお客に還元しているというコメントがありました。でもチョット、感覚がずれていないでしょうか。これではせっかくお店に行っても、自宅の冷蔵庫の加工食品を食わされているのと同じです。だから少人数にできるのです。
sign01お客様は、その店で、鮮度がよい食材を使い、しっかりその場で調理された料理が食べたいのです。安さだけを求めて安易な加工食品のような食事や質の悪い食材を食べていると、味覚や栄養バランスに欠け身体を悪くします。画一的な加工食品を出すチェーン店から、少しずつ遠ざかりませんか?
■共通4/有名店や人気シェフの味も宮殿工場?の食品添加物体質
sign03怖い共通体質の最後は、回転寿司のネタとシャリ・焼肉店・ステーキ店に限らず、様々な外食チェーン店のメニューは、“化学物質”で味付けされたものです。“ウマ!”と思っても、所詮、食品添加物の味です。本来なら板前・シェフの腕前や食材管理が味(旨さ)を決めるものですが、店の利益のために食品添加物に任せたままなのです。何度も申し上げるように回転寿司の生ネタでさえ、味の素・着色料、中には保存料さえ塗られています。
sign03ところでTV/CMの“宮殿”が有名な焼肉ダレのメーカーは、本社工場が宮殿の形になっており、工場の前で撮影したそうです。焼肉ダレは“仮の姿”で、売上の大半が、契約社数10万店以上、全国の有名チェーン店・ファミレス・一般飲食店への食品添加物の売上なのです。社長は、各店からどんな味の依頼があっても希望の味を作れないものはなく、すぐに添加物の“ブレンド液”を納入すると豪語します。有名店・人気店や人気シェフの味も、本当は我社の味と悪びれることもなく鼻高々でした。
sign03今や多くのシェフや板前の腕ではなく、食品添加物の味~頼みの綱なのです。将来を担う若い方の身体に、悪い食材を使い、それを補うために過剰な食品添加物をぶち込むのはやめて欲しいものです。
*************** http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/10/
②http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e-1.html
③http://okd-galaxy.blog.ocn.ne.jp/karakuri/2014/03/e_124e.html
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●保存版●保存版●保存版●保存版●保存版●保存版●
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┃ 『特命リサーチ200X』 ┃日本テレビ系列
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FAR EAST RESEARCH Co. Internet Selection/Established 1997
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|F.E.R.C Research Database 1999(平成11)年12月12日(日)報告|
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映像◆http://video.fc2.com/content/20140627R5vVfKTU
F.E.R.C Research Report - File No.1544「第六感の謎を追え!」
報告者:吉川 美佐、和田 栄一、片山 健
1995年12月アメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグの住宅で火事が発生した。火はまだ燃え広がってはおらず、すぐ鎮火しそうであった。しかし、消火にあたっていたある消防士が、言い知れぬ不安を感じて隊員たちに退去するよう命じた。すると退去したとたん、立っていた床が抜け落ちたのである。実は、火元は立っていた場所のすぐ下の地下室だったのだが、この消防士は地下室があることさえ知らなかったという。
ある日産婦人科に勤めるある女性職員が出産に立ち会った。生まれたのは未熟児だったが、命に危険はないと判断された。しかしこの女性職員は、不安感が高まって医師に相談し、乳児に影響を与えない程度に抗生物質を投与したのだ。数日後に出た精密検査の結果を見ると、なんと乳児は非常にまれな腸内感染であることが判明した。しかし、抗生物質が投与されていたことで病状は快方に向かっていたのだ。
彼らは確固たる根拠も無いまま、突如沸き起こった感覚に動かされたことで、危機を回避していた。このような感覚は「勘」と呼ばれるが、また人間に備わる五感とは別の感覚として「第六感」とも呼ばれることもある。
自治医科大学の篠田宗次助教授は、人間の行動や感情は全て脳の情報処理によって決められており、「勘」もその一つであるという。通常行動や感情は、五感などの感覚器から受け取った刺激を、脳の中で過去の記憶や経験と照らし合わせて作られる。しかし無意識のうちに何らかの刺激を受け取り、自覚の無いのに脳が情報処理を行うと、違和感や不安感を引き起こしてしまい、これが「勘」や「第六感」なのである。
人は様々な経験をすることによって、対応するパターンを小脳が無意識に作り出している。車の発進を例にすると、運転に慣れている人は初心者よりも作業をスムーズに行うことが出来るが、それは、発進させる一連の動きをイメージとして小脳に記憶しているため、作業を自動的に行えるからである。 事例の消防士の場合、長年の経験から、小脳の中に様々な現場に対応した作業モデルが作られており、床の僅かな振動や物が燃える匂いなどを無意識の知覚によって捉えていたと考えられる。事例の女性職員の場合、多くの乳児を見てきた経験により作業モデルが作られ、腸内炎症の匂いや微妙な表情の変化を無意識の知覚で捉えていたと間がられるのだ。そしてそれらが、過去の記憶と食い違っていたため、危機感などの不安、つまり「勘」を引き起こしていたといえる。
では、なぜ「おかしい」と感じた後に、直接行動にまででることが出来たのだろうか。篠田助教授によると、人に本能的に備わっていて、恐怖や悲しみ・危険などを判断する、「扁桃体」へのショートカットが働いたためだという。例えば、通常視覚の刺激は、網膜から外側膝状体を通り、後頭葉の視覚野で映像として認識される。次に海馬で記憶と照合され扁桃体で感情が作られて行動に結びつく。しかし非常事態時には、外側膝状体から直接扁桃体に通じる情報の抜け道が用意されているという。
女性の勘が鋭いのは、男性よりものの変化に敏感で観察力が優れているためで、その原因は脳の構造の違いにあるという。人は、左脳で言語や計算に関する処理を、右脳で空間認識や音楽鑑賞などの処理を行っているのだが、女性の場合、左右の脳の役割分担が、男性ほど進んでいないという。また女性の場合、左脳と右脳の大脳新皮質を繋ぐ神経線維の束である脳梁が大きいという。そのため、左右脳の情報を頻繁に行き来させ、瞬時に情報処理や分析をすることが可能だと推測される。また、女性の排卵期には女性ホルモン「エストロゲン」が増大するのだが、これは記憶力の向上につながるという。つまりエストロゲンの分泌が増した時期の記憶力と、脳梁の大きさによる複雑な思考とが結びついた事で勘が鋭くなると考えられる。
つまり、女性の勘の鋭さは、男女の脳の構造の違いが生み出した産物と考えられるのである。
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|F.E.R.C Research Database 1999(平成11)年12月12日(日)報告|
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F.E.R.C Research Report - File No.045「便秘になるとガンになりやすいのか?」
報告者:桐島 夏子、小杉 良子、飯島 真智子
便秘は、ニキビや吹き出物・肩こり・頭痛・腰痛の原因の一つと言われ、それ以外に ガンになりやすいとされている。
秋田大学医療技術短期大学の成澤富雄教授によれば、我々を取り巻く生活環境や食生活が便秘の大きな原因となっているという。具体的には、
1:ストレスによって腸のぜん動運動が抑制され便を送ることができなくなる。
2:旅行先で便意を我慢すると大脳の排便中枢の反応が鈍くなり便意を催さなくなる。
3:ダイエットする事で便そのものが少なくなり腸内でスムーズに運べなくなる。
4:妊娠中や産後は、子宮が膨らむ事で腸のぜん動運動が抑えられる、
などがあげられるというのだ。
これらの対策としては、ストレスが原因の場合、最も効果的なのは38度前後のぬるいお風呂に15分ほど浸かる事によって自律神経のバランスがとれ、便秘が解消されるという。また旅行先の場合、朝起きた後に、水などの水分をコップ約2杯摂る事で胃や腸が刺激される「胃結腸反射」が起きる。そのため、腸のぜん動運動が促され、便がスムーズに送り出されるという。 ダイエットで便秘になった場合は、食物繊維を多く摂ることが望ましい。食物繊維は、モロヘイヤや大豆・切干大根・椎茸・ひじきなどに多く含まれており、これらは、腸内で水分を吸収し便の量を増やす働きがある。 妊娠中や産後で便秘になった場合、腹筋を鍛え強くする。これは通常、便を押し出すには腹筋の力が必要とされるが、妊娠すると腹筋が伸びてしまい腹筋力が弱くなるからなのである。
このように様々な要因によって引き起こされる便秘だが、この便秘がガンになりやすいというのは果たして本当なのか?成澤富雄教授によれば、便秘になると大腸ガンを引き起こす可能性があるという。教授によれば、体に不可欠で無害なはずのタンパク質や脂肪、野菜が、腸内細菌と関わることで、大腸ガンの発生と大いに関係して来るという。 この腸内細菌には、「悪玉菌」と呼ばれる大腸菌やクロストリジウム菌があり、便秘によって腸内で腐敗した便を好み、異常繁殖する。この時、化学肥料を大量に使用した野菜を摂取すると、肥料に含まれている硝酸イオンが「悪玉菌」によって「亜硝酸イオン」に変化する。また、通常、タンパク質は摂取すると、体内で分解されて「アミン」という物質になる。そして、実は「亜硝酸イオン」と「アミン」が結合すると『ニトロソアミン』になり、何とこれが発ガン物質なのである。この『ニトロソアミン』が細胞核の遺伝子を傷つけ、ガンの素をつくるというのだ。そしてさらに、脂肪を過剰に摂取することで「悪玉菌」により胆汁酸(消化液)が二次胆汁酸に変化してしまう。これには、ニトロソアミンによって作られたガンの素を増殖させる働きがあるのだ。つまり便秘になっている時、過剰に化学肥料を使用した野菜と、タンパク質や過剰の脂肪を摂取した場合、大腸ガンになりやすいことがわかったというのである。
更に我々が調査を進めると最近の研究によって大腸ガンだけでなく、乳ガンも引き起こされる事が判明した。東京医科大学病院の日馬幹弘博士によれば、乳ガンは、エストロゲンというホルモンを過剰に受けることによって引き起こされるという。エストロゲンとは、初潮から閉経するまで主に子宮の卵巣から分泌される女性ホルモンの一種である。乳腺細胞の増殖を促進させる一方、分泌が多くなり過ぎると、逆に乳腺細胞を傷つけてしまい、ガンになってしまう事があるという。実は、乳ガンの原因となるエストロゲンの過剰な分泌は、なんと便秘が引き起こしているという。通常、エストロゲンは女性ホルモンの働きを終えると、血流に乗って肝臓に到達し、腸内に排泄される。このうちの80%が悪玉菌のクロストリジウム菌の作用で、再び女性ホルモンとして再利用される。しかし便秘になると、悪玉菌であるクロストリジウム菌が増えている為、女性ホルモンとして再利用されるエストロゲンが多くなる。これによって、エストロゲンの分泌が過剰になると、乳腺細胞を傷つけ、ガン細胞になってしまうのだ。このように便秘によって大腸ガンや乳ガンが発生する可能性が高くなるのである。
では、ガンから逃れる為にはどうすれば良いのか?
日馬博士によると、食べ物によって、ガン細胞の発生をある程度抑制する事ができるという。その食べ物とは『大豆』・『にんにく』・『でんぷん』であり、これらは ガン細胞を抑制する事がわかっている。たかが便秘とは考えず、解消することが様々な病気から身を守る最良の手段かもしれない。
http://web.archive.org/web/20090418031447/http://www.ntv.co.jp/FERC
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%91%BD%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81200X
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_-f9xY02hovQpgxp6z2uuOvB_HbOTJKv