9/17（金）神戸・三宮にある「ジュンク堂書店（淳久堂書店）三宮店」で、「作品社『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版（1848年）』カールマルクス著、的場昭弘訳・著」を購入した（￥2,940）。
訳・著者の的場昭弘氏が『宣言』を読んだのは1968年の暮れの、高校１年生の時だと書いてある。自分は確か1969年の春、高校２年生の時だから、同学年だ。大内兵衛・向坂逸郎訳の岩波文庫版を購入したが、1971年2月に改訳版が発行され、1982年3月発行の第45刷（117頁：当時￥150）が家にあったので、昨日（9/16木）電車内で読んだ。1968年に購入した岩波文庫は家にはなかった。もう一冊は1969年8月発行の第34刷の国民文庫版（143頁：当時￥90）を所蔵している。
新訳『宣言』の「第四章 共産主義者のさまざまな対立する党派に対する立場」の最後の文章を引用する。
「共産主義者は自らの見解、自らの目的を隠すことはしない。共産主義者は、自らの目的に到達しえるのは、従来のすべての社会秩序を暴力的に崩壊させた時のみであることを公にする。支配階級は共産主義者の革命に怯えるかもしれない。プロレタリアが革命において失うものがあるとすれば、それは自らをつなぐ鎖だけである。共産主義者は世界を獲得しなければならないのだ。
あらゆる地域のプロレタリアよ、団結せよ！」
（『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版（1848年）』的場昭弘訳・著、作品社、79頁～80頁）
岩波文庫版では「共産主義者は、自分の見解や意図を秘密にすることを軽べつする。共産主義者は、これまでのいっさいの社会秩序を強力的に転覆することによってのみ自己の目的が達成されることを、公然と宣言する。支配階級よ、共産主義革命の前におののくがいい。プロレタリアは、革命においてくさりのほか失うべきものをもたない。かれらが獲得するものは世界である。
万国のプロレタリア団結せよ！」
（『共産党宣言』大内兵衛・向坂逸郎訳、岩波文庫、87頁）
この文章の中にある「暴力的」という訳を「強力的」と歪曲した翻訳者・出版社が見受けられる。この部分の翻訳だけを各翻訳者・出版社別に一部であるが下記に比較する。
・服部文男訳『共産党宣言』新日本出版社「社会秩序の強力的転覆」
・塩田庄兵衛訳『共産党宣言』角川書店「社会組織を強力的に転覆」
・大内兵衛・向坂逸郎訳『共産党宣言』岩波書店「社会秩序を強力的に転覆」
・新翻訳『コミュニストたちの宣言書』Web版「既成社会の諸条件を強制的に転覆」
・マルクス＝レーニン主義研究所訳『共産党宣言』大月書店「全社会組織を暴力的に転覆」→現行版「全社会組織を強力的に転覆」に修正
・金塚貞文訳『共産主義者宣言』太田出版「社会秩序を暴力的に転覆」
・永江良一訳『共産党宣言』Web版「社会条件を暴力的に打倒」
・新訳刊行委員会訳『新訳・共産党宣言』現代文化研究所「社会秩序の暴力的転覆」
・的場昭弘訳『新訳・共産党宣言』作品社「社会秩序を暴力的に崩壊」である。
【邦訳】
・「共産党宣言」幸徳秋水・堺利彦訳、『平民新聞』第53号（1904年11月）。彰考書院「解放文庫(1)」（1945年12月）。
・『共産党宣言』早川二郎・大田黒年男訳、マルクス主義の旗の下に社（1930年）
・『共産党宣言』志保田博彦訳（＝塩田庄兵衛）、京都・新社会社（1946年7月）。
・『共産党宣言』大内兵衛・向坂逸郎訳、岩波文庫（1951年12月）ISBN 4003412451 。改訳版（1971年2月）ISBN/EAN： 9784003412459 。
・『共産党宣言・共産主義の原理』マルクス=レーニン主義研究所訳、大月書店、国民文庫（1952年7月）。
・『マルクス・エンゲルス全集』<第四巻>共産党宣言、村田陽一訳（浜林正夫・大内兵衛・細川嘉六 監訳）、大月書店。
・『マルクス・エンゲルス8巻選集』<第2巻>共産党宣言、大月書店。
・『マルクス・エンゲルス選集』<第5巻>共産党宣言、新潮社（1959年）。
・「共産党宣言」宮川実訳、『世界教養全集』15巻所収、平凡社（1962年2月）。
・『共産党宣言』マルクス=レーニン主義原典選書刊行会訳、青木書店―マルクス=レーニン主義原典選書（1965年）。
・『共産党宣言』村田陽一訳、大月書店（大月センチュリーズ版）（1983年4月）ISBN/EAN： 9784272005215。
・『共産党宣言』塩田庄兵衛訳、角川文庫―名著コレクション（1984年7月）ISBN/EAN： 9784043115013。
・『共産党宣言・共産主義の諸原理』服部文男訳、新日本出版社（1989年1月）ISBN/EAN： 9784406016988。
・『共産主義者宣言』金塚貞文訳、太田出版（1993年10月）ISBN 4872331397。
・『共産党宣言』長友明訳（私家版：意訳・直訳・原文を収録）、すかぶら堂書店（1995年）。
・新訳刊行委員会訳『新訳・共産党宣言』現代文化研究所、革命的共産主義者同盟全国委員会（中核派）。
・新翻訳『コミュニストたちの宣言書』Web版（2001年10月）。
・『共産党宣言』永江良一訳、Web版（2002年7月）。
・「コミュニスト宣言」三島憲一訳、筑摩書房『マルクスコレクション第II巻』（2008年3月）。
・『共産党宣言・共産主義の諸原理』 水田洋訳 、講談社学術文庫の復刊（2008年12月）ISBN/EAN： 9784062919319。
・『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版（1848年）』的場昭弘訳・著、作品社（2010年6月）ISBN/EAN： 9784861822919。
【テキスト】
今回、新訳のテキストは、『共産党宣言』（『宣言』）の初版とされるブルクハルト版全23頁のものを使用。これまで邦訳されてきたものの多くは1933年のアドラツキー版旧メガMEGA（Marx Engels Gesamtausgabe）所収のものからの翻訳。かつて初版といわれ、今では第2版といわれる30頁版が使用されている。
【構成】
①資料・・・マルクスとエンゲルスの名前の入っていない、またエンゲルスの注釈の入っていない、フォトコピーでブルクハルト初版ドイツ語原本を全頁（23頁）掲載。
②第一編・・・全文の翻訳。
③第二編・・・全文章ごとに注釈、解説。エンゲルスによる注釈等が、解説付きで掲載。既存の解説本、リャザノフ、ラブリオーラ、アンドラー、リュベル、ステッドマン・ジョーンズなども参考。
④第三編・・・各版序文の翻訳。
⑤第四編・・・資料編。マルクス、エンゲルスと同時代の思想家、コンシデラン、トリスタン、デザミ、カベー、ルイ・ブランの作品、『宣言』に直接関係すると考えられる草案等を一部完訳、一部抄訳して掲載。エンゲルス『共産主義の原理』、『共産主義者同盟規約』等の翻訳掲載。
⑥第五編・・・研究編。的場氏による『宣言』の成立史についての再録、及び新たな書き下ろし。
【内容目次】
はじめに／凡例
資料『共産党宣言』ドイツ語初版ブルクハルト版
第一編 『共産党宣言』初版ブルクハルト版（1848年23頁版）訳
第二編 解説編
第一章 ブルジョワとプロレタリア
第二章 プロレタリアと共産主義者
第三章 社会主義と共産主義の文献
1 反動的社会主義
a 封建的社会主義／b プチブル的社会主議／c ドイツあるいは真正社会主義
2 保守的あるいはブルジョワ‐社会主義
3 批判的‐ユートピア的な社会主義と共産主義
第四章 共産主義者のさまざまな対立する党派に対する立場
第三編 『共産党宣言』序文
第四編 資料編
資料編解説
テオドール・デザミ『共同体のコード』〔抄訳〕（一八四三年版）
エティエンヌ・カベー『イカリーへの冒険』〔抄訳〕（一八四八年版）
ルイ・ブラン『労働の組織』〔抄訳〕（一八五〇年版）
フローラ・トリスタン『労働者連合』〔解説と抄訳〕（一八四四年版）
コンシデラン『社会主義の原理─一九世紀における民主主義宣言』〔解説と抄訳〕（一八四七年版）
『共産主義者の信仰告白』草稿（一八四七年）
エンゲルス『共産主義の原理』（一八四七年）
『共産主義者同盟規約』（一八四七年六月に起草された共産主義者同盟の規約）
イェートレック『プロレタリア階級と真の共産主義による彼らの解放について』（一八四七年）
『共産主義者雑誌』1号（一八四七年）
「市民カベーの移民計画」（一八四七年）
ヴィクトル・テデスコ『プロレタリアのカテキズム』（一八四九年）
第五編 研究編
第一章 フランス社会主義と『共産党宣言』
第二章 『共産党宣言』とは何であったのか
第三章 『共産党宣言』とブリュッセル
第四章 『共産党宣言』の出版史
あとがき 初版『共産党宣言』の意義
主要な版、翻訳の出版史年表／『共産党宣言』初版成立史年表／マルクス略伝／人名索引
【登録情報】
単行本: 480ページ
出版社: 作品社 (2010/6/25)
言語 日本語
ISBN-10: 4861822912
ISBN-13: 978-4861822919
発売日： 2010/6/25
商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 3.6 cm
★Amazon「新訳 共産党宣言―初版ブルクハルト版（1848年）」
★古典新訳文庫（的場昭弘）：http://www.kotensinyaku.jp/marxblog/2010/08/post-3.html
★国民文庫版『共産党宣言』デジタルテキストのHTML化（Web版）：
http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen0.html
★『共産党宣言』永江良一訳（Web版）：http://page.freett.com/rionag/marx/mcp.html
★新翻訳『コミュニストたちの宣言書』（Web版）：http://www.avis.ne.jp/~qpress00/sin05.htm
★Wikipedia「共産党宣言」：
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E5%AE%A3%E8%A8%80
★Internet Zone::WordPressでBlog生活「的場氏よ、嘘をついてはいけません」：
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2010/08/14172541/
★ジュンク堂書店：http://www.junkudo.co.jp/
三宮店：〒650-0021 神戸市中央区三宮町1-6-18、TEL078-392-1001、FAX078-392-1024、営業時間：10時～21時、定休日：7月・8月無休
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訳・著者の的場昭弘氏が『宣言』を読んだのは1968年の暮れの、高校１年生の時だと書いてある。自分は確か1969年の春、高校２年生の時だから、同学年だ。大内兵衛・向坂逸郎訳の岩波文庫版を購入したが、1971年2月に改訳版が発行され、1982年3月発行の第45刷（117頁：当時￥150）が家にあったので、昨日（9/16木）電車内で読んだ。1968年に購入した岩波文庫は家にはなかった。もう一冊は1969年8月発行の第34刷の国民文庫版（143頁：当時￥90）を所蔵している。
新訳『宣言』の「第四章 共産主義者のさまざまな対立する党派に対する立場」の最後の文章を引用する。
「共産主義者は自らの見解、自らの目的を隠すことはしない。共産主義者は、自らの目的に到達しえるのは、従来のすべての社会秩序を暴力的に崩壊させた時のみであることを公にする。支配階級は共産主義者の革命に怯えるかもしれない。プロレタリアが革命において失うものがあるとすれば、それは自らをつなぐ鎖だけである。共産主義者は世界を獲得しなければならないのだ。
あらゆる地域のプロレタリアよ、団結せよ！」
（『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版（1848年）』的場昭弘訳・著、作品社、79頁～80頁）
岩波文庫版では「共産主義者は、自分の見解や意図を秘密にすることを軽べつする。共産主義者は、これまでのいっさいの社会秩序を強力的に転覆することによってのみ自己の目的が達成されることを、公然と宣言する。支配階級よ、共産主義革命の前におののくがいい。プロレタリアは、革命においてくさりのほか失うべきものをもたない。かれらが獲得するものは世界である。
万国のプロレタリア団結せよ！」
（『共産党宣言』大内兵衛・向坂逸郎訳、岩波文庫、87頁）
この文章の中にある「暴力的」という訳を「強力的」と歪曲した翻訳者・出版社が見受けられる。この部分の翻訳だけを各翻訳者・出版社別に一部であるが下記に比較する。
・服部文男訳『共産党宣言』新日本出版社「社会秩序の強力的転覆」
・塩田庄兵衛訳『共産党宣言』角川書店「社会組織を強力的に転覆」
・大内兵衛・向坂逸郎訳『共産党宣言』岩波書店「社会秩序を強力的に転覆」
・新翻訳『コミュニストたちの宣言書』Web版「既成社会の諸条件を強制的に転覆」
・マルクス＝レーニン主義研究所訳『共産党宣言』大月書店「全社会組織を暴力的に転覆」→現行版「全社会組織を強力的に転覆」に修正
・金塚貞文訳『共産主義者宣言』太田出版「社会秩序を暴力的に転覆」
・永江良一訳『共産党宣言』Web版「社会条件を暴力的に打倒」
・新訳刊行委員会訳『新訳・共産党宣言』現代文化研究所「社会秩序の暴力的転覆」
・的場昭弘訳『新訳・共産党宣言』作品社「社会秩序を暴力的に崩壊」である。
【邦訳】
・「共産党宣言」幸徳秋水・堺利彦訳、『平民新聞』第53号（1904年11月）。彰考書院「解放文庫(1)」（1945年12月）。
・『共産党宣言』早川二郎・大田黒年男訳、マルクス主義の旗の下に社（1930年）
・『共産党宣言』志保田博彦訳（＝塩田庄兵衛）、京都・新社会社（1946年7月）。
・『共産党宣言』大内兵衛・向坂逸郎訳、岩波文庫（1951年12月）ISBN 4003412451 。改訳版（1971年2月）ISBN/EAN： 9784003412459 。
・『共産党宣言・共産主義の原理』マルクス=レーニン主義研究所訳、大月書店、国民文庫（1952年7月）。
・『マルクス・エンゲルス全集』<第四巻>共産党宣言、村田陽一訳（浜林正夫・大内兵衛・細川嘉六 監訳）、大月書店。
・『マルクス・エンゲルス8巻選集』<第2巻>共産党宣言、大月書店。
・『マルクス・エンゲルス選集』<第5巻>共産党宣言、新潮社（1959年）。
・「共産党宣言」宮川実訳、『世界教養全集』15巻所収、平凡社（1962年2月）。
・『共産党宣言』マルクス=レーニン主義原典選書刊行会訳、青木書店―マルクス=レーニン主義原典選書（1965年）。
・『共産党宣言』村田陽一訳、大月書店（大月センチュリーズ版）（1983年4月）ISBN/EAN： 9784272005215。
・『共産党宣言』塩田庄兵衛訳、角川文庫―名著コレクション（1984年7月）ISBN/EAN： 9784043115013。
・『共産党宣言・共産主義の諸原理』服部文男訳、新日本出版社（1989年1月）ISBN/EAN： 9784406016988。
・『共産主義者宣言』金塚貞文訳、太田出版（1993年10月）ISBN 4872331397。
・『共産党宣言』長友明訳（私家版：意訳・直訳・原文を収録）、すかぶら堂書店（1995年）。
・新訳刊行委員会訳『新訳・共産党宣言』現代文化研究所、革命的共産主義者同盟全国委員会（中核派）。
・新翻訳『コミュニストたちの宣言書』Web版（2001年10月）。
・『共産党宣言』永江良一訳、Web版（2002年7月）。
・「コミュニスト宣言」三島憲一訳、筑摩書房『マルクスコレクション第II巻』（2008年3月）。
・『共産党宣言・共産主義の諸原理』 水田洋訳 、講談社学術文庫の復刊（2008年12月）ISBN/EAN： 9784062919319。
・『新訳 共産党宣言 初版ブルクハルト版（1848年）』的場昭弘訳・著、作品社（2010年6月）ISBN/EAN： 9784861822919。
【テキスト】
今回、新訳のテキストは、『共産党宣言』（『宣言』）の初版とされるブルクハルト版全23頁のものを使用。これまで邦訳されてきたものの多くは1933年のアドラツキー版旧メガMEGA（Marx Engels Gesamtausgabe）所収のものからの翻訳。かつて初版といわれ、今では第2版といわれる30頁版が使用されている。
【構成】
①資料・・・マルクスとエンゲルスの名前の入っていない、またエンゲルスの注釈の入っていない、フォトコピーでブルクハルト初版ドイツ語原本を全頁（23頁）掲載。
②第一編・・・全文の翻訳。
③第二編・・・全文章ごとに注釈、解説。エンゲルスによる注釈等が、解説付きで掲載。既存の解説本、リャザノフ、ラブリオーラ、アンドラー、リュベル、ステッドマン・ジョーンズなども参考。
④第三編・・・各版序文の翻訳。
⑤第四編・・・資料編。マルクス、エンゲルスと同時代の思想家、コンシデラン、トリスタン、デザミ、カベー、ルイ・ブランの作品、『宣言』に直接関係すると考えられる草案等を一部完訳、一部抄訳して掲載。エンゲルス『共産主義の原理』、『共産主義者同盟規約』等の翻訳掲載。
⑥第五編・・・研究編。的場氏による『宣言』の成立史についての再録、及び新たな書き下ろし。
【内容目次】
はじめに／凡例
資料『共産党宣言』ドイツ語初版ブルクハルト版
第一編 『共産党宣言』初版ブルクハルト版（1848年23頁版）訳
第二編 解説編
第一章 ブルジョワとプロレタリア
第二章 プロレタリアと共産主義者
第三章 社会主義と共産主義の文献
1 反動的社会主義
a 封建的社会主義／b プチブル的社会主議／c ドイツあるいは真正社会主義
2 保守的あるいはブルジョワ‐社会主義
3 批判的‐ユートピア的な社会主義と共産主義
第四章 共産主義者のさまざまな対立する党派に対する立場
第三編 『共産党宣言』序文
第四編 資料編
資料編解説
テオドール・デザミ『共同体のコード』〔抄訳〕（一八四三年版）
エティエンヌ・カベー『イカリーへの冒険』〔抄訳〕（一八四八年版）
ルイ・ブラン『労働の組織』〔抄訳〕（一八五〇年版）
フローラ・トリスタン『労働者連合』〔解説と抄訳〕（一八四四年版）
コンシデラン『社会主義の原理─一九世紀における民主主義宣言』〔解説と抄訳〕（一八四七年版）
『共産主義者の信仰告白』草稿（一八四七年）
エンゲルス『共産主義の原理』（一八四七年）
『共産主義者同盟規約』（一八四七年六月に起草された共産主義者同盟の規約）
イェートレック『プロレタリア階級と真の共産主義による彼らの解放について』（一八四七年）
『共産主義者雑誌』1号（一八四七年）
「市民カベーの移民計画」（一八四七年）
ヴィクトル・テデスコ『プロレタリアのカテキズム』（一八四九年）
第五編 研究編
第一章 フランス社会主義と『共産党宣言』
第二章 『共産党宣言』とは何であったのか
第三章 『共産党宣言』とブリュッセル
第四章 『共産党宣言』の出版史
あとがき 初版『共産党宣言』の意義
主要な版、翻訳の出版史年表／『共産党宣言』初版成立史年表／マルクス略伝／人名索引
【登録情報】
単行本: 480ページ
出版社: 作品社 (2010/6/25)
言語 日本語
ISBN-10: 4861822912
ISBN-13: 978-4861822919
発売日： 2010/6/25
商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 3.6 cm
★Amazon「新訳 共産党宣言―初版ブルクハルト版（1848年）」
★古典新訳文庫（的場昭弘）：http://www.kotensinyaku.jp/marxblog/2010/08/post-3.html
★国民文庫版『共産党宣言』デジタルテキストのHTML化（Web版）：
http://redmole.m78.com/bunko/kisobunken/sengen0.html
★『共産党宣言』永江良一訳（Web版）：http://page.freett.com/rionag/marx/mcp.html
★新翻訳『コミュニストたちの宣言書』（Web版）：http://www.avis.ne.jp/~qpress00/sin05.htm
★Wikipedia「共産党宣言」：
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E5%AE%A3%E8%A8%80
★Internet Zone::WordPressでBlog生活「的場氏よ、嘘をついてはいけません」：
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2010/08/14172541/
★ジュンク堂書店：http://www.junkudo.co.jp/
三宮店：〒650-0021 神戸市中央区三宮町1-6-18、TEL078-392-1001、FAX078-392-1024、営業時間：10時～21時、定休日：7月・8月無休
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