自動車免許は持っている(超ド級ペーパーですが)んだけども、
なんと今回はバイクに挑戦~♪ってことで。
今ちょうど2段階の終わりだけど、たぶんまたオーバーすることでしょう。
ちなみに1段階は4時間オーバーでした。ふふふ(ヤケ!)。
きっかけは今年の春、お旦の100ccのスクーターで、
宮ガ瀬ダムに行ったときのこと。
スピードも、景色も、風も、全部感じられるし、ほぼ渋滞知らずなのがよいな~と。
100ccで後ろに乗っけてもらっててこれだけ楽しいのなら、
単車で1人で好きに走ったら、もっと楽しいじゃろ~!?ってことで。
車に比べて維持費もあんまかかんないしね。
それでもって、単車で海行ったり、都内の仕事に行ったりさ、
そんなことできたら電車賃も浮くじゃーん!
たまの休みにはさ、ツーリングとか行ったりしてさ、最高じゃーん!
と、最初は1人でノリノリでした。
お旦は「おまえ、絶対無理!」とずっと言い続けていたけれど、
それがさらに私の闘志を燃やしちゃったって感じもあり。
しかし、あえなくそんな妄想は打ち砕かれて…
「それ、普通の道路でやったら死んでるよ」ってのが何度も何度も。
わかっているんだよーん! けど、うまくできないんだよー!
小回りができねーよー! なかなかスピード出せねーよー!
うがーっ、走っている最中に無線でたくさん言われてもわかんねーよー!
あー、ほらエンストしちゃったじゃん! もう、パイロン倒しちゃったじゃん!
前の教習車、さっさと進んでくれよー!
だー、ウィンカー出すのに警笛鳴らしちゃったじゃーん!
教官~、コースはなんとなくはわかってるんだよーう。
けど、ごちゃごちゃ言うから、パニクッてしまうんだよー!
教「車の免許あるんでしょ? 交通ルールはわかってるよね?」
み「いえ。ペーパーなんであんまわかりません(きっぱり)」
教「……勉強してきてくださいね」
み「あと、急に言われても左右の判断がまじでトロイんです、ははは(自嘲)」
教「……1段階のほうが思い切りよくいってたんじゃない?」
み「交通ルールとか周り考えながら、あんなふうに走れません」
教「じゃあ、外で乗れないじゃん」
み「……」
あ、こんな会話はまだいいほうです。
バイクの運転を習うのと同時に、けっこうメンタル的にも鍛えられてる感じ。
短気、負けず嫌い、頑固ってのはもともと自覚はあるんだけど、
もう何年ぶりってくらいに、自分に対して「うぬぬ~、ちっきしょーーー!」
ってことがほんとにほんとに多々あって。
自分の中にこんなマグマがまだあったのかーってな感じ。
ええ、何度か悔し泣きはしています。教習所の帰り道で。
けど、あんまりの悔しさを乗り越えると、不思議と責任転嫁が始まるんです。
「悔しいけど、いやいや、悪いのは教官たちだもの。教え方が悪いから、
私が上達しないんじゃん!」
もちろん、心の片隅では自分がダメなのは自覚しているんだけどね。
ちなみに、冷静に見ればうちの教官たちはみんなよい先生です、念のため。
それと前後して、「だって今、公道走ったら絶対死ぬもの。
死なないための訓練、訓練!」と妙にポジティブになっていたりもする。
でまあ、こうした感情が落ち着いてきているのが今の状態。
とりあえず、いっぱい練習させてもらって、早く卒業しちゃいましょ、と。
できなくてなにが悪い?という開き直りもかなりあり、ですね。
なので、エンストしちゃって、誰かが後ろで詰まってても気にしな~い!
たくさん人がいるところで思い切りコケても気にしな~い!
卒検用のコース順を間違ったって気にしな~い!
と、本当にそんな境地に到達できればいいのだけれど、やっぱりまだまだ。
なんかあれば、すぐに「あわわわわ~!」となってしまいます。
そんな今の私の救世主は、mixiの女性ライダーのコミュと、
「バイク乗るとまたいろんな発見があって、セラピーに生かせるかもよ」
とのけいこさんのひと言。
たぶん、きっと、あとちょっと(であってほしい)の教習生活。
もうひとふんばり、ざんすっ!