繰り返す夏への想い 2015-07-28 22:41:00 | 日記 真夏の波の音が、 夢の静寂へと誘う。 そう、 大きな海を前にして、 いつしか舞台は夢の中。 夏の足音は、 気が付けばあっという間にやって来る。 しかし、 もし夏という季節が生きているとしたら、 出来る事なら、その前に立ちはだかって引き留めておきたい。 寄せては返す波の音。 同じようにやって来る大好きな明るい季節。 熱帯夜が過ぎて、 やがて夜が明ける。 登ってくる朝日がまた新しい夏の朝を連れてくる。
渚のサザンウインド 2015-05-24 19:27:00 | 日記 誰も居ないビーチで、 そっと目を瞑っていたら… フワッと風が吹き抜けていった。 これは遠い南の方から運ばれてきたのだろうか。 大好きな潮音と共にやって来た真夏生まれの熱い風。 ああ、 夏かしい匂いだ! この想いを忘れない限り、 どこまでも追っていきたい。 いつか憧れのあの島にたどり着くまで…
陽射しのシャワー 2015-05-10 20:29:03 | 日記 果てしなく広い海の水面に、 幾すじの光が射し込んでいる。 海岸通りを駆け抜けてきて、 この光が見えてきた時には感動を覚えるんだ。 初めて父に連れられてきた、 この海にまた戻ってきたんだ…と。 変わらないままの砂浜に、 変わらないままの潮騒の音。 大きい背中越しに見える、 限りなく盛り上る波の層の先は、 明日まで続いてるかに見えた。 降り注ぐ太陽の光に包まれて… この下に足跡を刻んでおきたい。 これからも何度でも一緒に来れるように…
限りない夏の匂いを取っておきたい 2015-05-06 21:15:13 | 日記 夏は繰り返しやって来るけど、 この夏は一度しかない。 だから、 心のアルバムに保存しておきたいんだ。 希望を持って出掛けた旅は、 一見平凡に見える行動かもしれないけど、 平凡な思い出で終わりにさせたくない。 いつの季節でも、 常に夏を待ち焦がれているのは、 想像以上に近くに見える天の川を眺めてて 思わず熱い想いが沸き上がってくるからだろう。 溢れるほどに大きい高気圧。 突き抜けるような深い青空… いつの年でも、 訪れてきてくれた夏は、 この胸から帰さないようにするつもりだよ。
sunset beach 2015-05-06 20:52:07 | 日記 あの頃の俺と、 今の自分… これまで何となく… 本当に何となくなんだけど、 ふと想い返した時に、 「もう一度出逢った頃に戻れたのなら、 きっともっと上手に言葉を伝えられるのに…」 …と思った事も何度かあった。 だけど、 幾数十年かの時を超えて、 二人は立派に成長し、 再び巡り逢えた喜び。 そういう縁を人は奇蹟と呼ぶのであろう。 目の前の赤く光る水平線は、 遠い過去を振り返るものではなくて、 次に繋げる明日への灯火として、 この目にやきつけておきたいんだ。 寄せてくる波を受け止めて、 引いてゆく波をまた明日に送り出す。 それは俺のこれからの気持ち。 伝えたい事はたったひとつ。 今ここで海と向き合ってるように、 自分の心の中の一番近くで見つめていたいということ。