John-P’s Blog

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【映画】Mission: 8 minutes【感想・考察】

2011-11-24 02:35:58 | 映画

先日観た"Mission: 8 minutes"の感想・考察を書いていこうと思います
あらかじめ断っておくと、あくまで既にこの映画を観た人の為のものになるので、そこらへんは自己判断で読んでください

【感想】
久しぶりに人にお勧めできるくらいに面白い映画だったねぇ
テンポもいいし、伏線もちゃんとしてあるし、人によってエンディングの解釈も分かれるしでなかなか面白いと思う!
死亡直後の脳に残った電磁波(だっけ?)を利用して死者の記憶に侵入するってのは、タイムトラベルとはまた違うし割と新しいかも?「死者」の記憶ってのも新しい発想?
侵入する系で最近のと言えばやっぱり"Inception"だね~
あれもエンディングが悩ましい感じで面白かったねぇ

【考察】
エンディングとその後について自分なりの考察を
映画内に最初に出てくる世界:元世界
死者の記憶の中の世界:過去世界
分岐後の過去世界:新世界

まずエンディングについて…
過去に行ってから8分後に元世界のコルターの生命維持装置は外され、本当ならそこで過去世界は崩壊・停止するはずだった
だが何故かそうはならず、過去世界は元世界から分岐して、別のパラレルワールドとして生まれ変わった、という感じかな~
ここまではあんまり解釈も分かれないんじゃないかなぁと思う、たぶん

次に最後のメールについて…
恐らく、コルター(主人公)がダメ元で送ったメールが、新世界内のグッドウィル(オペレーター)の元に届いたってことは間違いない
で、問題はここからで、更に言えばここからは解釈も変わるだろうし、推測・予測でしかないんだけど、この後の展開がどうなっていくのかって話
新世界のグッドウィルはコルター(新世界のコルターは施設内で瀕死状態のはず)からのメールを受け取り、博士にはそのことを告げずに映画は終わる
そこで将来、新世界で今回の列車テロとは別のテロが起きたと仮定するとどうなるか?
もちろん、またコルターを使ったテロ防止作戦が行われ、同じ人が同じような状況に置かれるわけだから、たぶん今回と同じような流れになる…はず
で、また最終的にコルターがグッドウィルに同じ願いをするとする
でも新世界のグッドウィルは過去世界のコルターからのメールを受け取ってて、そのメールは未来を言い当てていて、そのメールが予測するような状況(「コルターに協力してやってくれ」)が訪れているわけで、それを踏まえるとグッドウィルはコルターの願いを聞き入れる気がする…
そしてまたそのテロを回避したパラレルワールドが生まれる…というね

ここで逆に考えると、ある仮説が生まれる
「元世界のグッドウィルもコルターからのメールを受け取っている」のではないか?
つまり元世界も、ある別のテロを回避して分岐した後の世界であり、グッドウィルが地位・名誉を捨ててまでコルターに協力したのは、コルターからのメールを受け取り、グッドウィルがコルターに協力すればテロを防いだ後の世界が生まれることを少しだけど信じたから…という可能性もあるのでは?

こんな感じで帰納的に考えていくと、各世界のコルターとグッドウィルが半永久的に犠牲を払い続けていけば、ほとんどのテロを回避していくことができるってわけですよ
もちろん所謂「原初の世界」と呼ばれる大元の世界のテロは回避できないけど…
そして最終的には、テロを回避し続けた結果、コルターの寿命が来るorグッドウィルが退職するorテロに役立ったことがない為この計画が不要と判断され頓挫する、などが起き、真のエンディングを迎えると…

凄い複雑な文章になっちゃって、読みにくい上にわかりにくいと思うけど、この映画に関するReviewはこんな感じで!
この読みにくい文章を最後まで頑張って読んでくれた人、ありがとうございます<(_ _)>
反論・持論何でもいつでもどうぞ~

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