J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

9月11日金曜

2015年09月11日 | 東北地方太平洋沖地震

 

28.6度とほぼ平年並みで青空の静岡市。大雨被害は東北へ移動。
特別警報が出て、河川の決壊と浸水被害が広大な範囲に及ぶ。
静岡県内でも浜松地方は、大雨被害がまだ収まらず、畑などの作物も大被害を被っている。


11日15時46分頃    根室半島南東沖    M4.2    震度2
11日09時08分頃    和歌山県南部    M3.9    震度2
11日08時25分頃    茨城県北部    M2.8    震度1 

 

気象/災害ニュース

★大雨 3人死亡 23人行方不明 9月11日 15時04分 今回の大雨では、大きな被害が出た茨城県常総市で22人が行方不明になっているのをはじめ、各地で合わせて3人が死亡、23人が行方不明になっています。
常総市で一時行方が分からなくなっていた3人と連絡がとれたということです。 鬼怒川の堤防が決壊し広い範囲が浸水している茨城県常総市によりますとこれまでに22人の行方が分からなくなっているということです。
常総市などは市内の25人について行方が分からなくなっていると発表し、いずれも家族や本人から救助の要請があったもののその後、連絡がつかなくなっているとしていました。
しかし、その後、確認を進めた結果、このうちの3人と連絡が取れたということです。市や警察は今も行方がわからなくなっている22人の捜索を急ぐことにしています。
このほか、茨城県には「常総市で人が流されている」といった情報が寄せられているため確認を急いでいます。
栃木県では、10日午前10時半すぎ、日光市で、大雨であふれた川の水の排水作業をしていた20代の男性が誤って排水管に転落し、警察によりますと死亡が確認されたということです。
また、10日の早朝、栃木県鹿沼市の住宅地で土砂崩れが起きて60代の夫婦が住む住宅に土砂が流れ込み、夫は救助されましたが、10日午後9時前、63歳の妻が見つかり、死亡が確認されました。
さらに、宮城県栗原市によりますと、11日午前、市内で川の水があふれて48歳の女性が車ごと流され、警察や栗原市によりますと死亡が確認されたということです。
このほか、宮城県栗原市で午前4時すぎに市内の川の水があふれ、62歳の男性が車ごと流されて行方が分からなくなっているということで、各地で合わせて3人が死亡、23人が行方不明になっています。

 

★「線状降水帯」 各地で記録的な雨量に 9月11日 18時30分 台風18号から変わった低気圧と日本の東を北上する台風17号の影響で
、関東や東北には、9日から11日朝にかけて、「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の雨雲が南北にかかり続け、各地で記録的な大雨となりました。
降り始めから11日午後5時までの雨量は、栃木県日光市瀬川で636ミリ、宮城県丸森町筆甫で573ミリ、栃木県鹿沼市で507ミリ、福島県川内村で496.5ミリなどと、
各地で9月の平年1か月分の雨量の2倍を超える大雨となりました。 また各地で記録を更新しています。
栃木県では、48時間の雨量で日光市瀬川で618.5ミリ、鹿沼市で490.5ミリ、宇都宮市で299ミリなどと8つの観測点で、統計を取り始めてから最も多い雨量を観測しました
。宮城県では、72時間の雨量が丸森町筆甫で483.5ミリ、仙台市の泉ヶ岳で365ミリなど8つの観測地点で、統計を取り始めてから最も多い雨量を観測しました。
福島県では、72時間の雨量が川内村で429.5ミリ、飯舘村で396ミリなど6つの観測地点で統計を取り始めてから最も多い雨量を観測しました。
茨城県では、古河市で72時間の雨量が296.5ミリとなるなど、2つの観測地点で統計を取り始めてから最も多い雨量を観測しました。

 

★川の決壊7か所 24か所で水あふれる 9月11日 15時29分 国土交通省が、11日正午現在で各地の被害をまとめたところ、合わせて7か所で川の堤防が決壊したほか、
茨城県や栃木県を中心に24か所で川の水があふれ、浸水の被害が出ているということです。
このうちきのうからきょう午前にかけて堤防が決壊したのは、宮城県大崎市の渋井川、茨城県常総市の鬼怒川、茨城県古河市の宮戸川、西仁連川、飯沼川、栃木県那須塩原市の箒川、栃木県さくら市の荒川の、合わせて7か所です。
このうち常総市では、浸水した範囲は調査中ですが、大崎市ではこれまでに、およそ2100ヘクタールで浸水が確認されました。
また、堤防は決壊していないものの、川の水があふれ、浸水の被害が出た地域は
▽宮城県大和町の吉田川、茨城県結城市の田川、栃木県鹿沼市の小籔川など、茨城県や栃木県を中心に合わせて24か所となっています。
また、関東甲信や東北など13の都と県の合わせて52か所で、がけ崩れなどの土砂災害が確認されたということです。
復旧のため、国土交通省は茨城県常総市にポンプ車74台と職員157人を派遣し、浸水した地域で、順次、排水作業にあたっています。

 

★渋井川決壊 専門家「バックウォーター」現象か 9月11日 18時33分 宮城県大崎市で堤防が決壊した渋井川は比較的小規模な川の支流でした。
今回、この支流が決壊して大きな被害が出た原因について、専門家は本流の水位が高くなって支流の水が流れにくくなる「バックウォーター」と呼ばれる現象が発生した可能性があると指摘しています。
この地域の河川整備に詳しい東北大学の風間聡教授は、渋井川が決壊したメカニズムを上空から撮影した映像などをもとに分析しました。
今回、決壊したのは渋井川と、本流である多田川が合流する地点のすぐ近くで、水位のデータなどから本流の多田川の水位は11日未明にかけて急速に上昇していたとみられます。
風間教授は、本流の水位が高くなった結果、支流である渋井川から水が排出されにくくなり合流地点の近くで水があふれ、最終的に堤防が決壊したとみています。
本流の水位が高くなって支流の水が流れにくくなる現象は「バックウォーター」と呼ばれ、川の氾濫や堤防の決壊の原因となる現象の1つです。
さらに比較的小規模な河川にもかかわらず浸水の被害が大きくなった理由について風間教授は、本流の水がいわば壁のようになって行き場を失った支流の水が広い範囲にあふれたためと指摘しています。
さらにこうした支流には排水設備が十分整っていない場所もあるため一度、浸水すると水が引くまでに時間がかかることも多いといいます。
風間教授は、「支流と本流の合流地点で水位が高くなりやすいという現象は日本のどこでも起こりうる。施設の整備には限界があるので小規模な河川であっても油断せずに早めの避難をしてほしい」と話しています。

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2 コメント

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ほらあ、予言するからあ・・・ (GG)
2015-09-12 18:47:32
朝、歯を磨いてる(2本しかないけど゛)最中にいきなりドカンときた。やっぱ震度4あるとビビるわあぁ~。このまま来るのかな、って気になり上目遣いになる。で、次は飢饉だっけ?今朝の市場は魚も野菜も高かった。
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序の口 (本人)
2015-09-12 22:43:19
なのであろうと。。。
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