シュタイナースクールいずみの学校のブログ

北海道伊達市でシュタイナー教育を実践している
シュタイナースクールの最近の様子をお伝えします。

イグルーづくり

2008年02月26日 | 学校行事
 シュタイナー学校では、9歳の頃に家作りの授業をします。
 ここ北海道にあるいずみの学校では、3年生の冬に、イヌイットの簡易住居であるイグルーをつくり、4年生の1学期に木材等を使った家作りをします。昨年は雪不足により、イグルー作りを断念。なので、今年は3年生だけでなく、4年生もイグルー作りに取り組みます。さらに隣では、2年生がかまくら作り。 3学年が集う、にぎやかな冬の家作りになりました。今日から3日間で、どんなのができるかな?

 踏み固めた雪を切り出してブロックをつくり、積み上げます。円を描くように、ブロックの両端は斜めにカット。さらに、だんだんとドーム型の屋根をつくるためには、ブロックの上面も斜めにカットして、内側に傾斜するように積み上げて行きます。昨夜は一層冷え込んで、ちょっと雪がサラサラ過ぎ。ブロックの固まり具合が今ひとつですが、頑張りました。

 2年生はかまくらのための雪山をつくりますが、3~4年生の作業に刺激されて、雪山の周りに雪ブロックを積んだ塀作りにも挑戦!

お天気にも恵まれて、気持いい冬の一日でした。(hal)


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2 コメント

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がんばったよ! (尾中利恵(2,3年生担任))
2008-02-29 09:45:31
2、3、4年生は3日間かけてかまくらとイグルーを作りました。2年生のかまくらは、初日雪を大きな山に積んで一晩おき、翌日穴を掘りました。3、4年生のイグルーは、のこぎりで雪をブロック状に切り出し、レンガを積むように積んでいきます。上級生のイグルー作りを見た2年生は、見よう見真似で雪かきシャベルで雪を切り出し、かまくらの周りに塀を作りました。この大作は、たった4人の子どもの手によるものです。

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完成・感動! (川田玲子 4年生担任)
2008-03-02 19:21:45
 3日間かけて積み上げたイグルーの天井に最後の一ブロックをはめるのが一番難しかったです。内側では数名が必死に両手で落ちてこない様に支え、外側ではそおっと上からブロックをのせ、接着させるために周りからは粉雪をかけ、やっと固定したときには本当にホッとしました!
 丸い氷のガラス窓も二つ付けると、中には日の光も射し込み、心地良い空間となりました。真ん中の雪で作った小さなテーブルにローソクを灯して、完成の喜びを皆で静かに味わいました。
 4年生は1年待ってでも今回体験できて、本当に良かったです。指導して下さった山城先生、協力してくださった「たつか~む」さん、そしてボランティアでサポートして下さった保護者の方々、本当にありがとうございました。最高に楽しい思い出になりました。
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