和泉淳子の「あ・和(わ)・輪(わ)」

史上初女性狂言師のブログ

甘いもの

2009-02-28 01:55:54 | Weblog
こんにちは!

突然ですが、私かなりの甘党なんです。
和菓子は、練りきりから羊羹、あんみつ、鯛焼きに至るまで。

洋菓子は、もっと節操無いです。
チョコレート、ケーキ、クッキー!
ハマりはじめると、止まりません。
一番たちが悪いのは、好きな歯触りのクッキーに出会った時。
そのしっとりサクサク感を味わいたいがために、 本当に食べ続けるのです。
そして、後悔先にたたずと言う結果に…。

私の場合、粉ものと言えばもちろん、クッキー、ケーキとパンのことです!

で、セッチーことおわぁーちゃま(ばぬきのおばあちゃまのこと)の名古屋土産のカップケーキ



とマカロン(慶子の大好物です)です



あぁ、美味しそうなスイーツって、癒やしですね~。
また、機会があれば大好きスイーツご紹介しますね~

インフルエンザ_2

2009-02-25 23:24:10 | Weblog
こんにちは!

はぁ~。
やっと温かくなってきたので下火かと思いきや、またまたインフルエンザです。

A型、B型と言えば血液型 だと思った方はかなり健康自慢ですね~。

我が家は、長男に続いて長女が今度はB型です。


もう、卒園まであまり 長くないので、早く治してあげたいです 。
そして、下の子にうつりませんように。
まだ、今しばしバラバラに寝かせます。


親は、特に母は出産しても、「一人の体じゃ無いんだから…」。ウイルスに負けないぞ !

皆さん、うがいと手洗い、命です。

我が家は、手ピカジェルもね




名古屋和泉会別会 vol.2

2009-02-24 15:42:26 | Weblog
こんにちは!

舞台当日、能楽堂に入ると、開演までの間様々な準備を手際よくします。
見所側ではお客様をお迎えする受付の準備です。
そして、今回はパーティも能楽堂のグリルでやりましたので、
その最終確認等々。
楽屋では装束、お道具の支度のほか、
前月の申合せに引き続き、本番前舞台にあがって、位置の確認等をします。



その時も
「よろしくお願いいたします。」「どうもありがとうございました。」
のごあいさつは必ず致します。
その間、主人と息子は楽屋でお留守番です。



名古屋では以前、素人さんのお稽古教室やNHK文化センターでも講師をしていたので、
あまり縁のない土地での舞台公演と違って、親しみがある分、より緊張が高まります。
無事、公演を終了し能楽堂を後にした時は、すでに夜。
おいとは言え、初舞台公演で相手役の大名をつとめた充実感と
娘との共演の「痺り」も注意した点が全て良くなっていて師匠としても、一段落。
慶子もがんばりました
うれしい舞台公演をつとめることができました。

翌日は母(セッチー理事長)と藤九郎と私一家4人で報告も兼ねて、
7代目が眠っている和泉宗家の墓所にお参りをしました。
「ご先祖さまにも、お参りができてよかったね。」
という娘の言葉に、より心が温まり・・・。
名古屋を後にしました。

名古屋和泉会別会 vol.1

2009-02-24 13:45:48 | Weblog
こんにちは!

21日、名古屋で和泉会別会を催しました。
昨年12月26日に引き続いての和泉元聖初舞台披露の会です。

朝、東京駅を発ち、新幹線で移動です。
理事長(セッチー)と宗家と藤九郎は先のりで、
既に名古屋ににおりますので、淳子一家と弟子で

装束、道具、舞台まわりのものを運びます。
決して別送にはしません。



もしもの時に時間までに着かなかったり、
万が一、紛失や水濡れがあったら舞台ができなくなってしまいます。
そして、今では作ることのできないものも中にはあります。
これは国内公演でも海外公演でも同じです。

心持ちとしては、「命の次に大事なもの」として、持ち運びます。
当然、弟子達で運ぶことができないものもありますから、
そういったより取扱いを要するものは、師匠達で運びます。

狂言舞台に関するものは、真心を込めて真剣にそして丁寧に扱います。

いつでもそうする事が重要で、
人が見ているからとか、規則だからではありません。
その心、そして目に見えぬ神々に向かった時に大切にしていることを
きちんと態度で示すのです。
「いつでも、変わらずに」
これを守るのは簡単そうでも、意外に大変なことですよね。
お弟子さん達、お疲れ様です。
がんばって良い舞台をつくり続けましょう。

毎日の稽古

2009-02-20 01:03:26 | Weblog
こんにちは!

ここのところ、週末の名古屋での公演に向けて、稽古が厳しさを増している。
娘も舞台で既に数回演じている演目だが、磨きをかけるべく稽古に熱が入る。

1度目より2度目、2度目より3度目と、どんなに少しずつでも上達していかなければならない。
それは子供でも同じ。同じ場所で足踏みは、決して許されない。

100%で完全燃焼した舞台よりも、いいものを2ヶ月後に作り上げるのだ。

娘は稽古中叱られると、見る見る大きな目に涙をため、大粒の泪をこぼす。
普段だったら、慰めたり抱きしめたり、母親らしい振る舞いをする私だが、稽古中は違う。

泣いている娘を睨みつける。
それ以上泣いたら、今日の稽古は中断。半端な状態で終わってしまうぞ!!
半ば、脅しのようだ。

常に高峰を目指すには、体力も精神力もいる。
さぁ、娘よ。歯を食いしばれ。
すがすがしい顔で頑張り続けようではないか。


厳しさにたっぷり愛がこもっていることに気がつくのは、
娘自身が、師匠になった時かなぁ…。

母親狂言師、一生懸命師匠してます

St. Valentine's Day

2009-02-17 22:50:32 | Weblog
遅れに遅れて、今ごろバレンタインのお話です。
今年は土曜日だったこともあって、週明けの月曜日まで
何となぁくバレンタイン気分を引きずっていたように感じたのは
私だけでしょうか?

娘は金曜日の幼稚園のお帰りから「もうチョコを渡している子がいたよ!」と
まるで徒競走のフライングを見つけたかのように、鼻息荒く
自分は「月曜日に渡すから絶対忘れないで!」と
何故か私にきつく言いつけて当日に突入

無事、月曜日に渡せたので、良かったのですが・・・。

私はと言えば、我が家のご主人はホワイトデーは関係なく
好きな人に渡すのは2月14日と決めているらしく
2人子持ちの私を連れて銀座へ。

一生ものの小銭入れをプレゼントしてもらいました。



慶子もプレゼントされ、ご満悦

CHOCOは最近、メゾン・ド・ショコラのトリュフがお決まりだったのですが、
今年は独身時代を思い出してミシェル・ショーダンのトリュフ(主人も大好き!)
娘は自分用にパブェ(生チョコ)を買っていました。
来日中のご本人のサインまでもらい、女の子達ばかりがホクホクのバレンタインでした


まねしたい!

2009-02-13 23:55:13 | Weblog
こんにちは!

赤ちゃんはすごい
いや、下の子はすごい

とにかく上の子のやることと同じことがしたくてしたくて仕方ない。
その情熱は凄まじい
欲求のかたまり、これが生まれてすぐの生きる力、まさに源泉なのだ。


食事をしていれば、
自分で食べたい →
お茶碗を持ちたい →
お箸を使いたい
(当然無理ですが。)

おもちゃは、
パズルにせよ、カード(かるた、トランプ何でも)にせよ、
触りたい →
なめたい →
自分の陣地に隠したい

日夜戦いだ かずくんvsお姉ちゃま
それを止めに入ると かずくんvsママ


「まなぶ」とは「まねぶ」という語源を持つらしいが、
まさに模倣星人の彼は学びの中にどっぷりと浸かっている
と思いたい。

おもちゃで沢山に散らかった部屋を見て、
そう思うのであった。

正座

2009-02-12 23:01:01 | Weblog
こんにちは!


最近正座をする機会ってめっきり少なくなりましたね。
でも何を隠そう、私の生きている狂言の世界では、基本中の基本なのです。

一口に正座と言っても、座り方の約束事があるのです。
和泉流宗家の家では、
1) 足を揃えて立ち
2) 右足を引く
3) 右ひざをつく
4) 左ひざをつく
5) 右足を下にして足を重ねて
6) その上にお尻をおいて
完成なのです。

首の後ろを伸ばし背筋を伸ばした状態の上半身をkeepしながらです。
座り方があれば、立ち方もあるのですが足が痺れているとなかなか立てないですよね。

そこでワンポイント
痺れている時は立つ前に、足の指を反すと良いです。
自力で出来ない場合は、(大体痺れていると出来ないですが)
自分の手で足の指の付け根からぐいぃっとお尻で体重をかけたりするとなお結構。
足が反れば、ねんざ・骨折の大過なく立つことが出来ます。
長くなりましたが、是非、お試し下さいね。

そこでこの写真。



0歳児の息子が正座をする姿に感心したのは親ばかですね。

集団で集中的に狂言を!

2009-02-12 00:01:06 | Weblog
こんにちは!

前回に続き、金城学院大学の集中講義の様子を。


大学の集中講義は、なかなかの充実度合いです。
講義は、講義室から始まりました。
宗家が「狂言とは」「和泉流とは」等、狂言の歴史から始まり、
舞台の特徴や約束事などを話し、主に私は女性狂言師の話を担当しました。

そして講堂に場所を移し、生徒の皆さんに作ってもらった仮設舞台
(といっても、正式なもので。勿論、これも授業の一環ですが・・・。)
で実技の授業です。

正座の仕方に始まり、狂言小謡を口伝で稽古します。



学生の皆さんの後姿からは真剣さが伝わってきます。



プロの口伝の様子を見学してもらうべく、娘の慶子に弟子の役をやらせます。

舞台に立つのに年齢は関係ない。
きちんと伝承したものを寸分違わず体現していく。
そう言った「技と心の真髄」が伝わってくれれば本望です。

女子校出身の私としては、学校こそ違えど懐かしくもあり、
女同士と言うこともあって単に講義を行うというだけでなく、
伝統文化である狂言の良さを伝えたい思いが強く、
とっても暑苦しい講師だったと思います。

あぁ懐かしや、大学の講義

2009-02-10 02:00:34 | Weblog
こんにちは!

行って参りました、金城学院大学の集中講義。

その名も「身体メディア論」


二十世宗家 和泉元彌(よく兄に間違えられるが、実は弟)と
十世 三宅藤九郎(しっかり者の妹)と一緒に、講義と実技の指導です。

昨年は、長男一秀(かずひで)がお腹にいて、臨月。
名古屋で出産する気が、あるなら行ってらっしゃい  と
お医者さまに言われ、勇気のない私は泣く泣く断念しました。

だから、今年はやる気満々
でも、それ以上に、はないきが荒いのが、セッチー
中学校から通った母校だけあって、もう気分は女子大生・・・(正直こ、怖い)

さて講義の様子は、また次回。


「女子大生が、集団で集中的に狂言を…」


ムフフ、乞うご期待