和泉淳子の「あ・和(わ)・輪(わ)」

史上初女性狂言師のブログ

インフルエンザ

2009-01-29 23:02:21 | Weblog
こんにちは!

今年もやって参りました、この季節が
そして、去年を上回る流行。
猛威を振るっております。
娘のクラスも、つい先日まで学級閉鎖でした。

独身の時、いえいえ、子供を持つまでは
自分はかからないという根拠のない自信から、
予防接種もおろそかにしておりました。

行いが良いのか、悪いのか
去年までは、誰もかからず
結婚生活八年目を迎える今年、ついに魔の手は幼子にのびたのです・・・。

家族で、唯一予防接種のできない息子は、しっかり流行をキャッチ
40℃越えの発熱が続きました。寝室をわけ、加湿器の水を絶やさず。
けれども坊やは、3回の離乳食も受け付けず、ひたすら、おっぱいと麦茶のみ。
可哀想と思う間もなく、ママは巣ごもり状態。
長女にはうつさないように と心に決めて、看病中です

でも、ありがたいのは、母(せっち~)
今日は、長女を連れて、仕事に出かけてくれました。

皆さま、インフルエンザには、くれぐれもご注意を。

朝青龍関おめでとうございます

2009-01-28 04:29:40 | Weblog
こんにちは!

久しぶりに、テレビで見た相撲の話題は、朝青龍関優勝。
明るい話題に、胸が躍る。

やっぱり、勝負の世界は厳しい。勝たなければいけないのだ。
そのプレッシャーたるや、想像しようとするのさえ、恐ろしい。
色々な方が祝福をする中で、私なりに心に残ったことが、ひとつふたつ・・・。


相撲は、神事に通じる。
狂言と同じ

相撲は、礼に始まり礼に終わる。
またまた、狂言と一緒

相撲の宗とするところは、「心・技・体」。
これまた、おんなじ

確かに、芸能とスポーツの違いはあれど、同じ日本の伝統を伝える文化なのである。

そうなると、私は狂言の家に生まれて、本当にに良かった

女の力士!ばあさま力士!より、狂言師の方が、私の性にあっている。
ついでに、ひとの迷惑にならない。

1月の舞台は

2009-01-27 23:48:35 | Weblog
こんにちは!

1月の舞台は、どことなく神聖な気持ちが、いつもに増して、強い。
1年の始まりだからか、元日の稽古始め、謡初めから数えても、まだまだ新鮮な感覚だからか。

1月25日、東京のホテルニューオータニで、新春の集いがあり、その席で「新春狂言」を演じた。
狂言『痺り』と小謡『鶴亀の舞』の2曲。

正確には、娘の慶子が太郎冠者を演じたわけで…。
子供でも、緊張する。
かなり、緊張している。
さぁ、その気持ちにまけるな!のまれるな!と、心でエールを送って、顔はポーカーフェイス。
自分で緊張感をつくり、のまれずキープして、終演まで。
大人も子供も、どの世界も同じである。

まずは、ひと舞台ひと舞台丁寧に、真剣に。
~そうして、狂言師のプロ意識は子供のうちからつくられていく~

さぁ、ママさん狂言師も、頑張るよ

あ・和(わ)・輪(わ)

2009-01-22 00:40:30 | Weblog
こんにちは!

(今日はちょっとシリアス気分で)

タイトルには、さまざまな思いが込められる。
ちょうど親が子供の名前を決める時のように・・・。(ちょっとおおげさかなぁ)

「あ・和(わ)・輪(わ)」にも私なりの思いがある。

「あ」
 50音の一番初めの文字。始まりを感じさせる。

「和(わ)」
 日本の=和の。日本の文化を和の文化と表現するように、日本を表現する漢字の印象を持っている。
 そして「なごむ」と読むように、そこには対立とか疎外はなく人が仲良く協力し合う「やさしいイメージ」がある。

「輪(わ)」
 円をあらわす。円には終わりがない。永遠を感じさせてくれる安心感がある。
 車輪はぬかるんだ土の上を進むこともあるし、清々しい風を受けることもある。ひとの生涯のようだと思う。

これが私が感じた一字、一字の印象。

そして、「あ・和(わ)・輪(わ)」は私がオロオロしている様子ではなく、子どもをあやす時のあわわ。

狂言「子盗人」の中で、
盗みに入った泥棒が、部屋に一人寝かされていた赤ん坊があまりに可愛かったので、抱き上げてあやす時に言ったのが「あわわ」。

わたしも今、幼稚園児の長女と11か月の長男の育児の真っ最中。
このブログには、二人子持ちの私の日常や修行の様子も書いていくつもり。
だから、「あ・和(わ)・輪(わ)」

これからも読んでくださいね

はじめまして

2009-01-20 01:47:21 | Weblog
こんにちは!

史上初女性狂言師 和泉淳子です。

とても興味があるにもかかわらず、なかなか手が出ないものってありますよね。
blogは私にとって、まさにそういうものでした。

でも思っているだけでは、伝わらないし動かなければ無に等しい・・・。
不惑の40歳になる今年、狂言師として正式披露した20歳から数えても早はたち!?

人として
女性として
母として
妻として
そして舞台人 ~1人の表現者として~

新たな出発です。

どうぞ、皆様これから宜しくお願いしまぁす~~