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貴方に捧ぐ

日々の忙しい時間の中にゆっくりとした時間の流れを貴方に捧げるよう頑張ります。

一期一会

2013年05月20日 16時39分44秒 | 日記
これまでに出会ってきた人達は私の生きてきた中に僅かばかりでも居る気がする。
どんなに酷い人でも俺の中には居る。

俺は出会って俺の中に居る人達を使ってこれまで生きてきたんだと思う。

だから俺はどんな出会いも大切にしたい、だけど何度かこんな奴と出会わない方が良かったなんて傲慢にも思ったことはある。これも人間の嵯峨という物なのだろう。

さぁまだ俺は学生だからこれから先はもっとこれまで以上に俺を騙そうとする酷い人達が俺の前に沢山出てくるはずさ、そんな人達が俺の中に入ってくるのかな?俺は何処まで出会いを大切にするべきだろうか。

否気をつけないといけないのはそうして入ってきた人達に乗っ取られる事を忘れてはいけないって事さ。

出会いは有れば有るほど危険性を伴ってくる。だけど俺みたいな人間に来る人は少ないはずさ。

・・・

2013年05月15日 17時18分35秒 | 日記
今年の夏はいつより猛暑だ
俺とあの子が出会ったのも今年のように暑い夏の夜だった。
俺は大学で同性愛について研究をしている、今日は研究に熱中していて学校から帰るのが遅くなってしまった。俺の家は電車で終点までだからかなり遠い。
ーどんな研究をしているのかって?それは後でのお楽しみさ。
さぁ話を戻すよ。ー
俺は電車でいつも学校に通っている、その帰りは少し遅めの電車に乗り込んだ時間が遅いのもあるが、今日は県が主催している大きな夏祭りが開催されているからだ、ちょうど花火が打ち上げられているのか電車の中にまで爆弾が爆発するような大きな音が響いている「あぁ今日は祭りが会ってるのか・・・」
「あのぉ隣空いてますか?」「あぁ良いですよ・・・?」なんだこの娘?席ならいっぱい空いてるのになんで隣なんだろ
しかもこんな時間に1人って・・・祭りの帰りかなぁ
「・・・」しばらくの間沈黙が2人の間に生まれた、そのうち彼女がうつらうつらしだした「この娘何処で降りるのかな」なんて思ってたらその娘が持っていた定期券がちらっと見えた。
コマイズミ カルマ
湖舞済~花流間までと書かれていた。「花流間って俺が降りる所だ」そう小さく呟いた。1駅着く度に彼女は起きるから「花流間に着いたら起こしますよ」「あっありがとうございます。でもご迷惑ですよね」「俺も花流間までなんで大丈夫ですよそれにまだまだ当分かかりますからね」それから彼女は着くまでゆっくりと眠っていた。

第一話・・・この世の理( コトワリ)

2013年05月13日 18時14分40秒 | 日記
この世の理か、嗚呼なんて虚しい響きなのだろうか
これが・・・の最後の詞だったわけだよ
そう彼女は独り言のように呟いた。
最後の詞とは何のことか分からなかった何故かって?その詞を綴った本人が目の前に居て、死んでるかのように静かに眠っているのだから、不思議な言葉を呟いた彼女にそう聞き返すのは当たり前だった。
彼女も僕が聞き返してくるのは分かっていただろう、彼女は薄いため息を吐いてそんなことも分からないのかと言わんばかりな目で僕を見て言った。・・・はもうこの世には居ないんだよ。いや、・・・の魂がないと言った方が分かり易いかな?
魂がですか!?僕はもっと混乱してしまって行った