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東日本大震災復興支援のための岩手の山伏神楽と沖縄の琉球古典舞踊との合同演舞・演奏披露会を開催

琉球舞踊、出演者・演目解説

2013年04月01日 | 琉球舞踊
出演者紹介
 ・舞踊立方:宮城流(みやぎりゅう)真帆乃会(まほのかい)
        :玉城流(たまぐすくりゅう)煌扇会(きらせんかい)

 ・地謡:三線 野村流音楽協会 正廣会原口忠琉球古典音楽地謡研究所
                     原口忠、島袋弘竜、仲尾勝成、仲村伊由
    :箏 琉球筝曲興陽会 宮城秀子、川崎育恵
    :笛 沖縄横笛協会 桶川美晴
    :胡弓 野村流古典音楽保存会 前田博美
    :太鼓 琉球音楽太鼓つくし会 志喜屋順子

琉球舞踊解説
1.四つ竹(踊りくわでさー)
紅型衣装に花笠をかぶり四つ竹を持って優雅に踊る代表的な琉球古典舞踊です。

“今日、この栄えある御座(ウザ)に参列出来る喜びを四つ竹を打ち鳴らしながら祝い踊りましょう“

2.鳩間節
八重山鳩間島で唄われていた鳩間中森を大正時代にアップテンポにアレンジした雑踊(ゾーウドゥイ)で
島の美しさと五穀豊穣を祝った踊りです。

“鳩間中森に登りクバの下から望めば手に取る様に見える景色は何とも見事だ!”

3.かせかけ
宮廷女七踊りのひとつで愛する男性のために機(ハタ)を織る女性の心情を表現した踊りです。

“細やかな糸を紡ぎカセに掛けて、愛しい方にトンボの羽のような上質な着物を織り着せて上げたい。”

4.独唱 
※赤田風節  唄三線 前田博美 箏 川崎育恵
・赤田門やつまるとも 恋し見物門や つまてくいるな
  (赤田門が閉まっても、愛しい人のもとへ通じる見物門は閉まってくれるな。)

※仲風節   唄三線 仲尾勝成 箏 宮城秀子
・花の木陰に住みなれて いきやすなつかしやの 別れていきゆが
(愛する人の所に住みなれて、今になって悲しいことにどうして別れていくことができようか。)  
  
5.加那よー天川
水辺で自由奔放に恋する男女の様子を表現した打ち組み踊り(ウチクミウドゥイ)です。
加那よー節と島尻天川節の二曲で構成されたとても楽しく技巧に溢れた踊りです。

“加那よーあなたの面影がたてば宿になど居てもたってもいれない”

6.京太郎(唱:島袋弘竜)
京太郎(チョンダラー)とは門付け芸人の事、唱えに合わせ扇舞、陣笠舞、鳥刺し舞で構成される
真帆乃会が得意とする琉球舞踊の中でも非常に珍しく民俗色豊かな必見の踊りです。

7.谷茶前
谷茶(タンチャ)は本島北部恩納村にある漁村でこの村に住む若い男女が働く喜びを力強く表現した踊りです。

“タンチャメーの浜にスルル(キビナゴ)が寄って来た!ススルじゃないよ、ミジュン(イワシ)だよ!”

8.黒島口説
八重山諸島黒島の風景や生活を口説(くどき)ながらはつらつと踊ります。立ち方(踊り手)による
囃しも楽しく舞台を盛り上げます。

“さても豊かな黒島や島のながれやかないかた祝う寿その景色”

※記載の演目は4月現在の予定演目ですので変更の可能性もあります。
変更の場合はご了承をお願い致します。