学術講演会

　昨夜は、市川市医師会学術講演会で司会を務めてきました。
　化研病院泌尿器科の堀場先生による「排尿障害－前立腺疾患を中心に－」というご講演でした。

　前立腺治療はどんどん進化してきており、現在の「経尿道的切除」に代わってレーザー治療の方が主役になってくるかも知れませんね。
　但し、そうなると、医療保険の方もそれに適切に対応してくれないと、レーザー治療機器は高価すぎてとてもわれわれ一般の医師には買えませんので、今後前立腺の手術は、限られた大規模な施設でしか行えないことになってしまうかも知れません…。

　講演会後は、例によって泌尿器科系の医者が集まって…また、ちょっと二日酔い気味です。

緊張→ため息

　先週末は、市川市医師会が毎年開催している「健康市川市民の集い」で、順天堂大学の酒井シヅ名誉教授が「ドラマ-JIN-に見るインフルエンザ対策」という講演をしてくださり、その司会を務めてきました。
　酒井先生は、先日も述べたように私の学生時代～研修医時代からの恩師であり、過分な大役とは承知しながら、医師会から依頼があった際、喜んでお引き受けしてしまったのです。
　ドラマ-JIN-の中で、コレラが江戸に流行った際に主人公が行った「患者隔離による感染拡大の防止」から始まったお話は、インフルエンザの歴史～新型インフルエンザ対策に及ぶ豊富な内容のもので、相変わらずの穏やかでわかりやすいご講演の中に、「ノーベル賞」や「ワクチン否定論」に対するトゲを忍ばせたもので、大変面白く拝聴しました。

　ところが！！その間に、母校順天堂大学は、箱根駅伝の予選会に敗北。講演終了後、酒井先生と顔を見合わせてガッカリ・・・・来年も「駅伝のない正月」を迎えることになってしまいました。関係者の予想では、「予選通過の確率は五分五分」と聞いていたのですが、予想外の惨敗でした。

　さらに！！！翌日二日酔いで見ていたセ・リーグ　クライマックスシリーズでは阪神タイガースが敗戦・・・。短期決戦の戦い方という面で、明らかにジャイアンツに劣っていたような気がします。

　というわけで、院長何となく元気の出ない月曜日を迎えております。

野間先生

　10月から金曜日午後の診察をお手伝いしてくれている順天堂浦安病院泌尿器科の野間康央先生です。
　順天堂大学出身の好青年で、学生時代はラグビー部だったそうです。
　
　ヨロシクお願いします