iwasenの高校英語講座

高校英語を学びたい生徒たち、学び直したい人のためのブログ。

ライフネット生命創業者の岩瀬大輔さんをゲストティーチャーにお迎えして、オンライン授業を行いました

2020-03-13 18:06:09 | 日記
岩瀬大輔さんとは

毎日日替わりで行っている外部講師をお招きして行う特別授業。

本日の講師は、元ライフネット生命保険保険株式会社取締役会長の岩瀬大輔さんです。

岩瀬大輔さんは『入社一年目の教科書』『ハーバードMBA留学記 ~資本主義の士官学校にて~』『132億円集めたビジネスプラン』などの著者でもあり、戦後初の新たな生命保険会社を創業された方です。

iwasenとは非常に近い親戚でもあったため、今回はお忙しい中で本校1クラスだけのために時間を作ってくださいました。



高校時代について

高校時代にご家族がアメリカに転勤になったため、男子寮で生活していた。

風呂やトイレは共同であり、その中でも寮長さん夫妻や食事を作っていただく夫妻にとてもお世話になった。

また高校時代にJAZZとの出会いを果たし、それが今も趣味として続いている。





ターニングポイントのきっかけ

中高時代の出会いが将来に大きな影響を与える。

例えば本を読んだことがきっかけでその後の起業につながっていた某会社社長の事例。

高校生の時にドキュメンタリーをテレビを見て難民問題に関心をもったことで、人権派国際弁護士になった方の事例。

そして、岩瀬大輔さんは親以外の大人の言葉が胸に刺さることで人生のターニングポイントを迎えてきたそうです。


岩瀬大輔が弁護士を志した理由

例えば、高校の担任の先生から、ハリウッドなどで版権を中心に扱う弁護士が足りていないが、向いているのではないかと勧められたこと。

そして同時期に、高校時代に仲良くしてもらったJAZZ歌手の方が当時ライブで国際弁護士の方とお話して、岩瀬大輔には合っていると思ったこと。

これらの出会いが彼が弁護士を志したきっかけだったそうだ。



高校生へのメッセージ

多くの大人と出会ったり刺激を受けることが大切である。

ネットフリックスを見まくったり、YouTubeを見まくることも良いが、出来る限り多様なものと接していきたい。

どこに自分の人生のターニングポイントとなる物事があるか分からないので、とにかくチャレンジしていくことが大切。



大学時代の経験からのメッセージ

司法試験の勉強、塾講師のアルバイト、そしてJAZZ研での活動の3つに没頭して取り組む。

何かに没頭して取り組む経験は大切である。

高校生も何か自分自身の興味関心のあることに没頭して取り組んでほしい。



地元の仲間の大切さ

どんな立場になっても昔の関係に戻って気を遣わず交流できるのが地元の仲間。

仕事上の知り合いと異なり、気を使い合わずに自分自身をさらけ出すことができる存在。

帰る場所がある、繋がれる仲間の大切さ。



社会人としての経験

高校3年くらいからずっと弁護士を目指していたが、大学3年次に経験したインターンが転機となる。

名前も聞いたことのない会社であったが、とりあえずやってみようと始めた。

その時の恩師との会話が忘れられない。

「人生自分の思い込みで決めつけてはいけない。何があるか分からないから常にオープンな気持ちでいかないとダメだよ」

実際にインターンを経験された岩瀬大輔さんは、結果的にその会社に就職することとなる。





記憶に残して欲しい言葉

自分の可能性に制限をかけるのは自分の思い込みである。

経営者の仲間たちと大学時代の同級生の違いはこの点である。

頭の良い悪いではなく、「自分は何でもできる」と思えるかどうかの違いである。

ライフネット生命創業時も、絶対できないと言われ続けたが、100億円集めることも含めてそれにチャレンジをした。

それは「自分はできる」と思ったからこそできたのである。

自分が楽しい、必要、と思える会社を作ろうとすれば、必ずかなうと信じていた。



「大抵のことはやるかどうかの違いでしかない」






挑戦することができるかどうか

自分の考えたことがなかったことに直面した時、ほとんどの人は拒絶したりする。

そこで面白そう、と思えるかどうかがその後につながるかどうかの違いである。

知らないことを嫌がるのではなく、やってみようと思えることが差になってくる。




ハーバードで学んだこと

人間どこでも本質は変わらない。

同じ言葉で語って向き合うことが大切である。

根本的に人間は変わらないものだと思った。

どこの国の人であっても、どの年代の人であっても同じようなことに人は胸を動かされる。



海外留学のススメ

ちょっとでも良いので海外留学やホームステイをしてほしい。

仕事でどんなに成功しても、どんなにお金があっても幸せはない人もいる。

でも、仲間や家族に囲まれることが最終的に今思う財産である。

海外にも多くの友達がいることが、今の岩瀬大輔さんにとって最も大切なものである。



起業後のお話

絶対無理と言われたことをやったこと。

そしてSHIBUYA CHEESE STANDさんの創設時のお話。

好きで好きでたまらないことを徹底して続けることで成功をすることができた。

大人の常識では、経験がある方たちからは絶対無理、と言われることも、絶対ではない。





親に対するメッセージ

子どもはいくつになっても親にとっては子ども。

でも当たり前だが、子どもたちは成長し続けている。

高校生になったら、信じて見守ることが大切である。

良い大学に行き、良い就職先に勤めても、結局異なる道を進む人たち。

本人がやりたいこと、本人が心から好きと思えること、それを信じていくことが大切である。

子どもにとっての幸せとは、子どもが自分の好きなことに出会い、それをやれることではないだろうか。

立川志の春さんの人生を紹介されながらのお話がとても印象的であった。

(岩瀬大輔さんの母親が怒りそうな部分があったので一部カットしました)



英語を学ぶべきかどうか

翻訳が正しくなるようにするには言語についての理解が必要。

今後の技術の進歩次第ではあるが、完全に同時通訳が間違いなく行われない限りは学ぶ必要がある。




動画は明日の夜には公開できると思います。

また公開次第、こちらでも報告させていただきます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿