久しぶりで、映画館で観てきました。
ネタバレがありますので、これから見るから、聞きたくないって方は
読まないでくださいね


とっても面白かったです

主人公の語り口が、まったくもってウッディー・アレンなのが、まずクスクスポイント

あら~~、身長も普通だし(笑)、恰好はだいぶダサい感じだけど、ブ男でもないのに、
この人はウッディー・アレンなんだね!っていうのが、初めからわかる

そして、婚約者とは話が通じないのね

婚約者の親とも、もっと通じてない。
彼の映画ではよくあるパターンだな~~なんて思って観てら、
パリの街や美術館、ベルサイユとかいろいろと出てきて、
ああ、ここ行ったな~~なんて感じでも楽しめます

そして、真夜中に奇想天外なことが起こって、主人公のあこがれの
作家やら芸術家やらに遭遇するのですが、
そして、恋も芽生えるのですが、
そして、主人公はいろいろと自分自身も発見するという

ストーリーは、それほど斬新ってものでもないけど、
細部が上手に描かれていて、面白いから、
パリが好きな人、ちょっと昔の小説や絵画などに関心のある人、
ウッディーアレンが嫌いじゃない人(もちろん好きな人も)
などなどには、楽しめる映画だと思います

私は、DVDが出たら、もう一度ゆっくり見たいなと思います

この映画に出てくる、
オランジェリーのモネの庭の部屋は、とっても素敵でした。
思い出したわ~~

オランジェリーで撮った写真を載せてみます。
部屋の真ん中にいると、周囲が全部 大きな絵で囲まれて、
まるで、お庭の真ん中の池のほとりにいるように思えるように
なっているのです。
なので、なるべく観覧者が少ないときに行くのがおすすめです。


パリに行ってみたくなる映画です(笑)