山口県防府市にある新山口カンツリークラブに久しぶりに行きました。
このゴルフ場は、防府天満宮の近くにある防府旧毛利本邸の裏山にあります。
ゴルフコースのカートに乗っていると、毛利邸の奥の建物の横を通ったりする珍しいコースです。
戦後に毛利邸が新しい税制に対応するために接収をされるのを防ぐために、有志の方が裏山にゴルフコースを作ってその収益を毛利邸の保全に回すという事を考えて、このコースが作られたそうです。
そう思うと、謎の立地がわかりますし、趣深いです。
コース設計は名設計家 井上誠一さん。中国地区で唯一手がけたゴルフ場だそうです。
山口県で最も古く開場したコースで、機械に頼らなず手作りで工事され、自然の地形をそのまま残している。そのため、ブラインドホールが多いのが大きな特徴となっている。とのこと。
説明通り、打ち上げのコース、打ち下ろしのコースが通常よりも急激で、なかなかスリリングで、難しいコースでもあります。
しかし、山の上からの眺めは良く、特に今日は天気が良かったので、防府の町から海や島まで見渡せて、とても気持ちよかったです。
防府市は瀬戸内海に面しています。

グリーンが遥か下に見えます。
どこにボールが落ちたか行ってみないとわからない😅
でも、めちゃくちゃ眺めが良くて、気持ちが良い❗️

ここも、凄い打ち下ろしです。そして景色も良し❗️
しかし、打ち下ろしがあるってことはずっと打ち上げのホールもあって、なかなか大変😅
そして、ちょっと左右にブレるとOBになってしまうか林に打ち込んでボールが無くなるという。。。
他のホールもフェアウェイが狭いので、久しぶりにボールを無くしました😅
トリッキーだけれど、色々と考えながら回る練習になりました。
よく行く宇部72のコースはフェアウェイが広いホールが多いので、多少左右にブレてもラフに入るくらいで済んでしまいます。たまにはこういうコースを回ってブレてる事を自覚した方が良いかもと思いました。
ティーショットはちょっとグリップを変えるだけで打ち出しの方向が変わってくるのがよくわかりました。また、砲台グリーンが多いので、傾斜からのアプローチの練習にもなりました。ちょっとやり方がわかったような。
しかし、股関節に問題ありな私にはカートがあっても傾斜地は足が疲れるのだった😅 結局筋肉痛なのでそんなに問題は無いし、以前よりも全体的に体力は最後まで大丈夫なのですが、やっぱりスコア的にもできるだけ平らなコースが好きだな〜〜(笑)
アップダウンはあるけれど比較的距離は短いので、スコアはそこそこがんばりました。パー4でボギーが時々取れるようになったので、少し進歩してるかな?
以前来た時よりもだいぶスコアが良くなりました。
このコースができる元になった防府旧毛利本邸はお屋敷と毛利美術館、そして毛利庭園があって、美術館には雪舟の紙本墨画淡彩四季山水図(国宝)などがあります。
秋が深まると紅葉が綺麗です。

数年前の秋、お庭から毛利邸を写したもの

毛利邸の2階の窓から
この窓の趣が素晴らしいです。

広いお庭の紅葉は見事です。

この竹林は京都を彷彿とさせるような趣です。
防府天満宮は初詣や受験の時のお守りなどで訪れる人が多いですが、すぐ近くの毛利邸は隠れた素敵な場所です。
また秋が深まった時にゴルフ&毛利邸での紅葉狩りもいいかなと思いますが、それまでにティーショットのブレを安定させたいなと思いました。