「Wife Project」
グラム・シムシオン著 小川敏子訳
分子生物学者の福岡伸一さんの推薦という事で、面白いかもと思って読んでみました。
読了は6月25日 6月は私の読書月間だったようで、たくさん読みました。
その中の一冊です。
優秀な科学者で外見もなかなかなんだけど、全ての行動を合理的、理論的に解決しようとしているため、他人からみればとっても変わってる男性が主人公。
まあ、科学者にありがちな感じの人ではあるけど、子供の時には色々と診てもらったけど、結局診断はつかなかったらしい。
そんな彼が、結婚しようと思い立ち、ワイフを見つけるために活動開始するお話なんだけど、その条件が笑っちゃうほど凄くて、彼の行動が奇妙なんだけど、理論的ではあるし、そこになんとも言えないユーモアがあるんですね。
もちろん、そんな条件を見て交際したいって女性はいないんだけど、ある事情のある女性と出会う事で自体は思わぬ方向に行くのです。
全体的なお話の流れも面白いんだけど、この主人公の考え方がすごく理論的であればあるほど面白いのです。
恋をしてるけど、自分では気がつかないで、それさえ理論的に考えてしまうという彼に面白みと同時に哀しみを感じて、軽く読めるけれど、なかなか深いです。
38カ国でベストセラー、 ソニー・ピクチャーズ映画化権獲得 って事なので、そのうち映画で観られると思います。
映画になったら、きっと面白いだろうな🤗
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