ミケマル的 本の虫な日々

グランプリファイナル 女子など


 フィギュアグランプリファイナル、女子も優勝は日本の三原舞依選手❗️
三原舞依ちゃんも病気で休養せざるを得ない年もあり、それでも競技を続けてきて、今季は本当に素晴らしい結果を残しています。
安定したジャンプとスムーズなスケーティング、感情をスケートに乗せられる選手の一人だと思います。

 優勝は嬉しかったけれど、今回の女子フリーは皆さんパーフェクトな演技ができずに苦しんだ印象がありました。
高難度ジャンプを跳ぶことが多い男子は、いかに成功させるかで競う感じだけれど、女子は安定していかに失敗なく滑るかで競っているという気がします。
今回はそれが強く出た感じでした。

 現在のヨーロッパ女子では随一のルナ・ヘンドリックス選手もいつもはほぼパーフェクトな滑りを見せてくれるのですが、今回は珍しくジャンプの失敗が複数ありました。
ショートで1位だった坂本花織ちゃんも全体的に元気が無くて、後半体力が尽きた感じがしてジャンプが乱れてしまいました。
坂本さんはNHK杯の前に発熱したりと練習ができない時期があって、体力的にまだ戻っていないのかなという印象も。

 そんな中で、アメリカの新星、まだジュニアで15歳のイザボー・レピト選手と日本の渡辺倫果ちゃんは伸び伸びと滑っていたように思います。
2人とも初挑戦という新鮮な感覚だったのではないかしら。
レピト選手はまだ若いけれど、スケーティングやボディーコントロールが綺麗な素敵な選手だなと思いました。
アメリカのシニアの選手がオリンピック後に引退を表明しているので、これからは彼女がアメリカ女子のトップに立つのだろうなと。
そして、倫果ちゃんはトリプルアクセルを跳ぶというだけでなく、独特の身のこなしが私は好き。
ジュニア時代にはなかなか結果が出ず、20歳で初めてのグランプリシリーズ 。
それも補欠からの繰り上がりで出場したとは思えない滑りでした。

 指導している中庭コーチは選手時代に大ちゃんと一緒に試合に出ていた人。
トップグループには後少しっていう選手でしたが、記憶に残るプログラムを滑っていました。
そんな中庭選手が今はコーチになって、倫果ちゃんの急成長を指導しているっていうのも嬉しい!
コーチとしてグランプリファイナルのキスクラに座っている中庭くんが誇らしく思えるのでした。

 長くフィギュアを見ていると、知っていたり応援していた選手がコーチになっているのを見るのも楽しみの一つ。
一番有名なのは昌磨くんのコーチのステファン・ランピエールですが。
ステファンは現役時代もチョ〜素敵だったからな〜。
海外でも多くの選手が今はコーチになっている方がたくさんいます。

 グランプリファイナルはジュニアグランプリファイナルも一緒に行われていました。
ジュニア女子では日本の島田麻央ちゃんがダントツの優勝。
まだ14歳ですが、トリプルアクセルと4回転トーループも跳ぶ選手です。
でも、じゃっぷだけでなくしっかりしたスケーティング技術があってジュニアとは思えない滑りを見せてくれます。
全日本では表彰台に上がってくるのではとも思います。

 その他にも女子男子とも3人ずつ出場していて、日本のジュニア選手もどんどん育っているなと思いました。
何よりペアのジュニア選手がグランプリファイナルに出場してるのが嬉しい。
惜しくも4位でしたが、日本もカップル競技がどんどん伸びてくるといいなと思います。

 グランプリファイナルは終わりましたが、22日からは全日本選手権が始まります。
ファイナルに出た選手はまた新たに体力と気力を立て直し、それ以外の選手は目標に定めていた全日本に向けてさらに練習している頃と思います。
今年の全日本ほどどうなるかわからない試合はないかも。
この結果次第で世界選手権に出場する選手が決まります。
男子、女子は3人
アイスダンスは1組
ペアは枠はあるけれど、りくりゅう以外にシニアのペア選手が多分いないので残念ながら1組かな。

 全日本はいつもクリスマスにかかっているので、日本のフィギュア選手もそれを応援するスケオタにもクリスマスは遠いお祭りなのだった(笑)


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