
いつの時代でも子供に人気のプリン。大人になっても、もちろん大好き!
最近は、とろけるタイプをよく見かけますが、私は卵と牛乳が、しっかり入っているものが好みです。
今日作ったのは、カスタード・プリン。
基本は濃い卵とジャージー牛乳、そしてバニラビーンズを使います。
ジャージー牛乳は、ジャージー種の乳牛から採取される、コクがある牛乳で、これだとプリンの味が断然、美味しくなります。
バニラ・ビーンズはバニラの実を乾燥させたもの。細長い鞘を縦に切ると、顕微鏡で拡大してみたくなるような、それはそれは細かい種がたくさんひしめいています。
使い終わった鞘を、捨てずにカップに入れておくと、午後になっても部屋中が甘いバニラの香り・・・ほとんどアロマです。
オイルやキャンドルと違って、天然の、やわらかな芳香にリラックス。
さて、黒のマットを敷いて、シックなデザート・タイムです。
ぷるんとした姿、なめらかでコクがある確かな味わい。
やっぱりプリンはこうでなきゃ!

<材料>(プリンの型5~6個分)
・卵・・・・・・・・・3個
・牛乳・・・・・・・・300cc
・砂糖・・・・・・・・50g
・バニラ・ビーンズ・・5分の1本(バニラ・エッセンスでもよい)
・チェリー缶・・・・・1缶
☆カラメル・ソース
・水・・・・・・・・・大さじ2
・砂糖・・・・・・・・50g
・湯・・・・・・・・・大さじ半分
・バター・・・・・・少々
<作り方>
・プリンの型に薄くバターを塗っておく。
☆カラメルソースを作る
・鍋に水と砂糖を入れ、中火で煮詰める。
・ふつふつと泡がたち、濃いカラメル色になってくる。
焦がさない寸前まで煮詰めたら、大さじ半分の湯を入れる。バチバチ跳ねるので注意。
・プリンの型に素早く入れる。
1 ボウルに卵をときほぐす。
2 鍋に牛乳と砂糖を入れて、沸騰しないように煮溶かす。
バニラ・ビーンズの種をこそぎ出し、鞘とともに入れて煮る。その後、鞘は取り出す。
3 1)に2)を、すこしづつ加えて混ぜる。
4 こし器でこしてから、カラメルが固まったプリン型へ入れる。
5 湯を張った受け皿に入れ、蒸し焼きにする。
170℃のオーブンで約5~10分、160℃に下げて10~20分。時間は適宜に調節する。
指の腹でかるく押して、弾力があればOK
*熱がとれたら、冷蔵庫に入れて冷やします。
*型から出してチェリーを添えます。