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伊勢一刀彫職人・太田結衣の『そこにあるだけでほっこりできるような一刀彫を』

伊勢一刀彫の端材

皆さんこんにちは🌞

 

久々に宣伝します!

 

8/3 10:00~15:00(最終受付)まで

おかげ横丁

ワークショップをさせていただきます。

 

内容は

だるまのキーホルダー絵付け 1,900円(税込)
一刀彫のだるまにアクリル絵の具で色をぬりオリジナルのキーホルダー作りができます。

 

積み木 1,000円(税込)
木端の角を彫刻刀で彫り落とし、一刀彫体験し積み木をつくります。最後に天然オイルで仕上げます。

 

今日はこの積み木のお話をメインに。

 

伊勢一刀彫をつくる際に必ず、端材がでます。

 

私はこの端材がもったいなくて捨てられずにいます。

今までは地元の子供造形教室をしているところへ寄付したり、一刀彫結でもなにか利用できないかと、小さい達磨や新しくアクセサリーも開発中です。

もう一つ企てていることもあるのですが、それはまた今度のお楽しみに。

 

で、

 

捨てられずにいる端材たちは、こうしてどんどんたまっていくのですが

一見まだ使える部分ある!と思っても、割れがあったり、節(”ふし”と言って黒い渦巻きみたいになっている部分)があったり、木目の模様が強すぎたりして、干支などを制作するには駄目になっちゃう木なんです。

しかし、普段の伊勢一刀彫には不向きでも、一刀彫結なら何か再利用できるんじゃ!

 

って、今回新しく生まれたのが、ワークショップの積み木。

 

積み木なら節があっても、模様が激しくても、それが個性になって愛着が湧くものになる。

本来の自然の木目が生かせるものって温かくて好き。

今後ワークショップだけじゃなくて商品でもつくっていきたいな。と、思う私です。

 

最近はSDGsやエシカルという言葉もよく耳にするようになりました。

SDGs

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。

目標1の貧困からはじまり17つ掲げられています。

 

 

今回のわたしの積み木のワークショップの活動は

4,質の高い教育をみんなに

12、つくる責任つかう責任

15,陸の豊かさも守ろう

につながる活動だと思っています。

 

ワークショップを質の高い教育と言うと、

なんだかいきなりハードルが高くなるような気がしますが、

ユニセフのSDGsページがわかりやすくまとめてくれていました。

 

4,質の高い教育をみんなに の説明の中に

2030年までに、すべての人が、男女の区別なく、無理なく払える費用で、技術や職業に関する教育や、大学をふくめた高等教育を受けられるようにする。

2030年までに、はたらきがいのある人間らしい仕事についたり、新しく会社をおこしたりできるように、仕事に関係する技術や能力をそなえた若者やおとなをたくさん増やす。

 

と、書かれていました。

 

私が伊勢一刀彫のワークショップをすることで、伊勢一刀彫職人に関する教育や技術を簡単ながらも伝えることができる。

4,質の高い教育をみんなに に、当てはまるんじゃと。

 

12、つくる責任つかう責任は、

今回のメインの話でもある端材の利用が当てはまります。

この活動の流れから、材料である木を大事に使い切ることで植林などの活動ではないけれど

15,陸の豊かさも守ろうにも、最終的につながっていく話かな?と思ったり。

 

このような感じで、横文字や英語で言われると難しいなぁ~なんて思ってしまいがちですが、

SDGsっていうものは案外身近でみなさんも生活の中に取り入れて活動されている方も多いかも知れませんね

 

最後にもう一度告知

8/3におかげ横丁で伊勢一刀彫のワークショップをします!

サイトを見てもらうとわかりますが、師匠も破格の価格で別日にワークショップを開催。他にもいろんな工芸に触れることができます。

コロナ対策をしっかりおこなって待ってます

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