権兵ヱ

ヘッドスパ後に冷たいこれ

TMちゃんから頂いた表参道スカルクイックチケットで
存分に毛穴クリーン気分転換リフレッシュ
キノクニヤ裏のSghrでガラス器に触れたりと
愉しいのだが日中散策に少々西陽が痛い
夕方でもなく何となく中途半端な時間帯だが
お腹も空いていて喉も渇いている

昔よく連れと行った権兵ヱへふらりと
店を覗くとこの中途半端な時間にも関わらず
お客様がけっこう居る
それも皆さんビールを飲みながらのお蕎麦
若者から年寄りまで色々ひとり蕎麦の女性も多く
食べ方も様々　であれば私もと遠慮を捨てて
まずはビールから
この時の喉ごしの良さは忘れられない

あまりにもビールが美味しく
奮発して海老天蕎麦を注文
つるつる入る冷たく旨い蕎麦に舌鼓
海老天も甘くサクサク何とも言えない

ここ表参道連れとの初めての住みか
連れの父親に保証人になってもらった帰り
立ち寄ったのが権兵ヱ
名字と同じ漢字が屋号に入り縁起が良いと
お父さんが喜んだ顔を思い出す
二人とも逝ってしまったがこうして自分の中で笑っている
美味しく思い出深い店の存在は嬉しい限り

BAUHAUS

なんたってバウハウス

前の週バウハウスボーカルひろえちゃんバンドの
お誘いを受け何とか顔を出したいと思っていたが
父事でそうもいかず１週間遅れの差し入れとなった
精神的に疲れていると酔いも早い

この日は普段よりいくらか空いていて声が通る
その最前列でバンドに大きな声援をおくる紳士が
前のバウハウス時代からのお客様
もう既に良い気分マックスのご様子
それに追いつけと言う訳ではないが
喉の渇きを一気に潤す

ステージからの翼くんご挨拶に頭をたれ
心地好い音にはまっていく
沈んだ時の救世主バウハウスと言うところだ
酔いがいつもより早いことに自分でも驚き
１ステージにて退散
もう帰るのの声に微笑み返しの帰路

また救世主を訪ねますね
いつも応援ありがとう

スカルクイック

表参道スカルクイックで癒し体験

昨年クリスマスにTMちゃんからプレゼントされた
ラグジュアリーコースのチケットを握りしめ
表参道へと病院帰りに出向いた
家の最寄り駅から千代田線に乗り継げば直ぐだが
父の様子をみないことにはリラックスできない感があり
けっこう遠回りをして現地へ到着

頭皮や肩のマッサージから始まり
トリートメント、ヘッドスパ
その間ハンドマッサージやらフットマッサージも
何だか至れり尽くせり過ぎて
大変なことになっていると逆に気をもむ始末
不慣れな極上サービスに戸惑うのが笑えて仕方なかった

最後にも目のまわり肩など
ほぐして頂きふにゃふにゃ蛸にでもなったよう
マンゴルイボスティーをご馳走になりサロンを後に
晴れた表参道界隈の散歩と洒落込んだ
血流が良いのか視界もハッキリ
見慣れぬショップの鮮やかさに目を奪われる

TMちゃん素敵な体験をありがとう
お陰様でリフレッシュできました

ヤングコーン

下高井戸でヤングコーン

毎日のように病院通いとなると
通勤の如くルートが決まる
経堂駅から上北沢まで行けるバスは本当に助かる
以前は徒歩で山下までそこから世田谷線で下高井戸
京王線に乗換上北沢だったのがバス1本でたどり着ける
疲労軽減に感謝だ

そして帰りはコミュニティバスすぎ丸で下高井戸へ
ご無沙汰している市場が気になり覗くと
ヤングコーンが並んでいる
なかなか売っていない取れたて
10年前この存在を知ってからの大ファン
沢山着ている衣を脱がせチンしての焦がしバターが最高
しかしながら見るまですっかり忘れていた
ここは買うでしょうと手を伸ばした

バックからヤングコーンのひげが覗く
少々恥ずかしく押し込みながら小走りになったが
タッチの差で世田谷線は出発してしまった
渇いた喉がいがらっぽく首を伸ばした前方に爺
ブルーの照明「爺」が輝く
これはビールのお誘いかと久しぶりに戸を開けると
まゆみちゃんと大将があたたかく迎えてくれる
「世田谷線に行かれてしまったもので」と苦笑
それに爆笑してくれる歓迎ぶりが嬉しい

まずは美味しい生ビールから
下高井戸の新情報を耳にしながら
お薦めのたかべの塩焼を味わう
もう一品何かと言う時ヤングコーンの文字が目に入る
今さっき内田青果店で買い電車に乗り遅れたそれだ
お店が出すヤングコーンも食べてみたい

焼きヤングコーン登場
何重もの皮をむいてひげに手を伸ばした時
カウンター横に居た紳士が焦げていないひげをまとめ
バター醤油につけて食べるよう勧めてくれる
自宅では直ぐに捨ててしまっていたひげを食べる？
これが柔らかくまた何とも言えない味わいで美味しい
疲れた頭とからだにやさしいヤングコーンと爺びと
また世田谷線を逃したら戸を開けますね
ありがとう世田谷線沿いの湘南「爺」
ご馳走さまでした

蛍

昨年同様初日に来館

毎年まいとし楽しみにしている蛍観賞
今年もそろそろその時期と父の病院でスマホ検索
椿山荘東京HPを覗くとまさに初日
危うい父の容態が回避する訳がなく
夏のように暑く晴れ渡った日なのに
青空を仰ぎ海への逃避が出来ないこの現実
近場の癒しが本当に嬉しい

いつもは橋からゆるやかに流れる小川の茂みを望むが
今回は蛍の洞窟ビオトープの方へも足を運んでみた
ふわりふわりと輝いては消える光を追って
あれもこれも考えなくてはと思う雑念が消える
心を落ち着かせるにはとても良い環境だ

幻想的神秘的な光景を目に焼きつけ
今度はお気に入りの館内観賞へと
自らの息づかいしか聞こえない深閑とした館内
浮かぶ花の美しさに魅了され走り寄る
綺麗なガラス器の前でたたずんだりと
大好きな光景を満喫

少し歩いたあとは喉を潤したい
スパークリングとお願いするとシャンパンとの事
辛口にしていただき庭園の見える席へ
いつもはジャズトリオだった気がするが
この日は白人男性ひとりのピアノ
ビートルズナンバーもしっとり聞かせてもらう

特等席で多少酔い気持ち良くなったところで
椿山荘東京をあとに
いつ何どきでも癒してくれる
「美しい」場所