Weekly IT OSEMI

コロンブスの卵

ベタな感傷だなあ

2006-11-29 22:01:26 | Weblog
学習塾だから毎年受験に立ち向かわなくてはならない。
30年以上、毎年毎年この時期を繰り返している。
中3は入試2ヶ月あまり前のこの時期(推薦入試は1か月~1か月半前)になってやっと自覚し始める。それでいいと思う。半年も前から入試を前提に緊張し続けたら大事な時期にたるんでしまうことのほうが多いからだ。
今からでいい。今からでいいから、気合を入れて毎日まじめに前進してほしい。
十五歳が頑張るのだからあたたかく見守りたい。
それでも個人個人の事情はあるだろう。気力がくじけそうになる、環境や人間関係だってあるはずだ。十五歳はそれらに左右されながらまだまだ小動物のようにか弱くなることもある。それでいい、できることをできる範囲でやればいい。無理っぽかったら無理だと言っていい。そっとそうささやいてくれ。
倒れるまで走り続けるな!倒れそうになる予感が迫ってきたらすぐに休め!
そんな思いを抱きながら今年も暮れていく。もう12月‥‥ぼくのエネルギーはまだ活用できる。

息子とライヴ

2006-11-10 17:08:22 | Weblog
息子の名は「那由多」‥‥先月末の2日間ライヴをモノした。1日目は青山で、2日目は調布で。調布の方を父は聴きにいった。地下のプール状のステージでオーディエンスは演奏を見下ろす格好になる。ヴォーカルいっぱいのジャズ。サンバ、ボサノバ、ポップス系、Fly me to the moon みたいなスタンダードジャズまで楽しそうに演奏していた。ギターの那由多をはじめ、みんな音大ジャズ科の学生だが、プロの先生も交じって迫力を増幅させる。
クラシックでもジャズでも、音楽は身に合っている。その中につかりたくなる。1週間前、細君のフルートの発表会で私はピアノの伴奏をした。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」‥‥まあまあだった。椅子に座るときピアノに頭をぶつけた。痛かったが耐えて伴奏した。小さなコブができた。
ピアノを弾く。チェロを弾く。ときどき執筆する。‥‥すべて仕事の合間だが、ここんとこ仕事が密でなかなか時間がとれない。
もうコブはひいた。