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身体の景色 (karada no keshiki)

vol.3を終えて 『寂しき魚』

『寂しき魚』

練り込まれ熟成したセッション
ピアノとギターの音色が、カタリと交わり物語の情景へ溶け込み
またさらにその情景をも越えたイメージへ飛翔
劇場の壁や天井、そして観客と共振してゆく過程を肌で感じることができた
素敵な時空であった

老魚は確かに居たであろう誰かであり彼であり彼女であり
そして僕であった

ある日、汚染された泥の溜が見えた
その泥にナニかがウゴメイていた
月が、星星が、夜風が、仄かにそそぐ蛍のような光が
そのナニかに触れていった
おだやかに
やさしく

刻苦光明

最後の拍子木が
今までと異なる意味合いを宿し
厳かに響いた

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