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身体の景色 (karada no keshiki)

2020.10月 芥川龍之介「トロッコ」

「トロッコ」は言葉の景色旗揚げを考え始めた時期
語る演目として先ず最初に思いついた作品

※演目を「六の宮の姫君」から「トロッコ」に変更した経緯はこちらに記して参りました
詳細はこちら


芥川が掬い上げる 誰もが心の奥に秘めるかつての景色
胸をくすぐるような幼年期の記憶

時は大正
小田原熱海間を走るトロッコに憧れる少年の物語

あの日々 それは確かにあった
まるで 昨日のように
しかしもう戻ることのない
あなたが 私が生きた あの日々


素敵な短編です
個人的には 芥川の中で 最も好きな一冊
お楽しみ頂けましたら幸いに存じます

なお このトロッコ
六の宮の姫君が書かれた年に書かれており
芥川の振幅 いやはや

芥川龍之介「トロッコ」語り 生演奏

語り:オカノイタル ピアノ:松田幹 ギター:馬渕格

短編小説を使用した語りをゆっくりと発表してゆきまます
疾風の如く過ぎてゆく日々 歩みを...

youtube#video

 


【語り 配信中】
珠玉の短編 声と音 想像力が織り成す豊かな物語を是非
⬇⬇⬇

OGPイメージ

言葉の景色

短編小説を使ったささやかな語りの世界を 継続的に発表してゆきます 速度と軽快さに満ち溢れたこの膨大な情報世界に 静寂と余白の向こうを見詰める...

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