SL Mixface

2019-02-22 15:22:27 | 音楽
同業の後輩と、フェーダーやツマミにMIDIのコントロール・チェンジを自由にアサインし、DAW上で使えるフィジカル・コントローラーについて話をしていた。

既に幾つかの製品はチェックしていたが、自由度が高いが高価な製品だったり、逆に安価だが作りが安っぽかったり、フェーダーの長さが短かったりで、なかなか良い機種が定まらなかった。

過去にはフィジカル・コントローラーを買って、自分の環境とのマッチングがあまり良くなくて困った事も有ったので、なかなか懸念事項が多い。


個人的には、ミックス・バランスを取る為のフェーダーの上下や、パンニングの調整に使いたいとは思っていない。
それは、トラックボールで細かく操作する方が好きだから。

それよりも、フェーダーにエクスプレッションのコントロール・チェンジをアサインし、右手で演奏しながら、左手でフェーダーの上下で抑揚を付けたりしたい。
パンニングや、ヴォリューム、その他のスイッチングなど、リアルタイムな操作でDAWへの入力をしたい。

後輩と相談しつつも、結局、マスター鍵盤にしている「KRONOS」本体の、フェーダーとツマミをフィジカル・コントローラー代りにして試してみる事にした。
「KRONOS」には外部機器をコントロールする機能が備わっている。

細かく、フェーダーやツマミのコントロール・チェンジのナンバーをアサインし、「DP10」上で試してみた。

ストリングスの音弾きながら、エクスプレッションをアサインしたフェーダーを上下させてみたが、正確なデーターの書き込みができ、凄く快適だった。

ただ、少しだけフェーダーの長さが短いのが惜しい。
しかし、かなり好感触。
何故、今までこの機能を使わなかったのか後悔する程。
もはや、フィジカル・コントローラーは要らないな、とすら思い始めた。

そんな事を思ったその日に...。

ちょうど、『studiologic』から「SL Mixface」と言うコントローラーが発売される記事を見た。

これは正に、機能も値段も丁度良さげ。
しかも、各社のDAWに対応したモードも備わっているらしい。

フィジカル・コントローラーは要らないな、と思った数時間後に、気持ちが完全に変わった。

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