Studio One 4.5 ビデオプレイヤー

2019-09-04 23:35:22 | 音楽
Studio One 4.5』の、ビデオプレイヤーと言う機能を試してみた。

因みに、『Studio One 4.5』の中でも、「Professional」バージョンだけの機能である。

メインで使っているDAWの『Digital Performer』は、随分前から動画を取り込む事ができ、音と同期させながら作業ができる機能が有った。
私も何度か、出来上がった動画のサイズに合わせて、音楽や効果音を付ける作業をした事が有る。

『Studio One 4.5』にもその機能が備わり、作業した音を含めた動画を書き出せる様になった。

そこで、4K画質で動画を撮影し、音を適当に重ねて書き出すテストをしてみた。

まず結果から言うと、簡単に音の加工や追加ができ、取り込んだ動画の画質を落とさず書き出す事ができた。
4Kの動画も、音の作業後に、そのまま4Kで書き出せる。
厳密に言うと、そのままではないのかもしれないが、ファイルの情報を確認すると、同じ4Kの状態であった。

ちなみに、動画自体の切り貼りなどの編集はできないので、取り込む前に他のアプリケーションで編集するか、音作業をして書き出した上で編集するかになる。


動画の取り込みは簡単。
動画ファイルを『Studio One 4.5』のウィンドウ上にドラッグ&ドロップするだけ。
もしくは、「表示」の中の「ビデオプレイヤー」を先に立ち上げ、そのウィンドウから動画を追加。




動画の表示画面の大きさ変更も簡単。
表示画面の右下を掴んで動かせば、任意の大きさに変更も可。




動画に含まれている音声を、新規オーディオ・トラックに抽出させ、編集できる。
ヴォリュームやパンの変更や、エフェクトを掛けたりと、通常のオーディオ・データの編集が可。






動画の取り込み時は、1小節目の1拍目に配置されてしまうので、「ビデオ オフセット」を調整する事で、動画再生のタイミングを変更できる。




動画に、オーディオ・トラックやソフト音源などで、曲や効果音を追加し、「ソング」の中の「ビデオをエクスポート」を選択。
書き出しの設定をし「OK」すると、あっと言う間に、動画に音を追加したファイルを書き出してくれる。




素晴らしく便利だ!

動画編集のソフトウェアが、どれくらい音声に関する編集ができるのかは知らないが、既に動画が完成していて音の細かい作業だけをするのならば、『Studio One 4.5』は大いに使えると思う。

私自身、何のマニュアルも見ずに上記の作業を試したが、非常に簡単であった。

先に書いたが、取り込んだ画質のまま、音の編集を経て書き出せる様なので、DAWとしては素晴らしいと思う。

まぁ、私の使った事が無い他のDAWでもできるのかもしれないけど...。

こんな機能をお求めの方に、『Studio One 4.5』はオススメ!

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