ロランスの魚探に内蔵のGPSプロッターは、そのままではまったく使い物になりません。
たとえば浜名湖はこんな感じ・・・・・・・ ( ・・;)
等深線にいたっては100mと200mの2本しか書いてありません。
それも思いっきり適当なので、鮫堀あたりもこんな感じで・・・・・・・ (絶句)
自分で地図を取り込まないと使い物になりません。
さいわいに、ロランスは元地図は駄目でも、拡張性は優れています。
まずはGPSmapeditというソフトに日本水路協会の海底地形図を取り込むと、
綺麗な等深線が出てきます。
このままでは海岸線や浜名湖の位置が分からないので、
先日グーグルマップから自作した海岸線と浜名湖のラインを上書きします。
このままでも十分使えるのですが、全部の等深線が青でちょっと見にくい感じ。
もう少し色分けした方が良さそうです。
ロランスのプロッターは線の色が実質3色しか使えないので、
50m、100m、150m・・・・・と、50m間隔でラインの色を黒にして、
0~200m、200~500m、500~1000m、1000m以上と4つに範囲分けて
その中の等深線を青色と緑色で色分けしてみました。
文章で書くのは簡単なのですが、実際はソフト上で線の1本1本に地道に色の設定を
変えてゆく、気の遠くなるような作業が続きます。
6時間ほどかけて、遠州灘から三重県の一部までの等深線の色換え作業をしたら
少し見やすくなりました。 面白いので沿岸の風車や煙突も書き込んでみます。
完成したマップを、エクスポートのタブからロランス用に出力すると、
LCMファイルとして出力されます。
これをSDカードを使って魚探に放り込むと、鮫堀もこんな感じになりました。
導入前の鮫堀と比べると見違えるような海底地形図が完成
苦労した甲斐がありました。
さあ、準備だけは万端なんですがね。
今週 日曜日は風やむんだろうか・・・