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深場の散歩

深場の魚は美味しいです。

海底地形図作り

2013-02-15 21:54:36 | よろずの出来事

ロランスの魚探に内蔵のGPSプロッターは、そのままではまったく使い物になりません。

たとえば浜名湖はこんな感じ・・・・・・・ ( ・・;)

 

 

 

 

等深線にいたっては100mと200mの2本しか書いてありません。

それも思いっきり適当なので、鮫堀あたりもこんな感じで・・・・・・・ (絶句)

 

 

 

 

 

自分で地図を取り込まないと使い物になりません。

 

さいわいに、ロランスは元地図は駄目でも、拡張性は優れています。

 

 

 

まずはGPSmapeditというソフトに日本水路協会の海底地形図を取り込むと、

綺麗な等深線が出てきます。

 

 

 

 

このままでは海岸線や浜名湖の位置が分からないので、

先日グーグルマップから自作した海岸線と浜名湖のラインを上書きします。

このままでも十分使えるのですが、全部の等深線が青でちょっと見にくい感じ。

もう少し色分けした方が良さそうです。

 

 

 

 

ロランスのプロッターは線の色が実質3色しか使えないので、

50m、100m、150m・・・・・と、50m間隔でラインの色を黒にして、

0~200m、200~500m、500~1000m、1000m以上と4つに範囲分けて

その中の等深線を青色と緑色で色分けしてみました。

 

 

 

文章で書くのは簡単なのですが、実際はソフト上で線の1本1本に地道に色の設定を

変えてゆく、気の遠くなるような作業が続きます。 

6時間ほどかけて、遠州灘から三重県の一部までの等深線の色換え作業をしたら

少し見やすくなりました。 面白いので沿岸の風車や煙突も書き込んでみます。

 

 

 

完成したマップを、エクスポートのタブからロランス用に出力すると、

LCMファイルとして出力されます。

これをSDカードを使って魚探に放り込むと、鮫堀もこんな感じになりました。

導入前の鮫堀と比べると見違えるような海底地形図が完成

苦労した甲斐がありました。

 

 

さあ、準備だけは万端なんですがね。

今週 日曜日は風やむんだろうか・・・