お墓の広告費

いくら良い商品を開発しても、多くの人に知ってもらわなければ普及しないのは
どこの業界も同じかもしれません。
墓地も例外でなく、墓石価格に占める広告費の割合はかなりの額になっています。

例えば、あるお寺様がお檀家さんを増やそうと、境内の空き地に新しい墓地を
計画したとします。
測量や設計、造成工事など多額の費用が必要となりますから、石材店が協力する
ケースもあります。
しかし、新しい墓地を造ったからといって、すぐにお檀家さんが集まるとは
限りません。
やはり、より多くの方々に知ってもらうためには広告が必要となります。

現在は様々な広告手法がありますが、墓地を求める方々は近隣が中心に
なりますので、やはり新聞の折り込み広告が主流となります。

生前にお墓をご用意された方にお話を伺うと、何かのきっかけでお墓購入を
思い立ち、それまで興味のなかった新聞折り込み広告を見るようなったとの
お話をよくお聞きします。

そのきっかけとは人それぞれでしょうが、「お彼岸に実家のお墓をお参りして」
「同年代の知り合いが用意した」「テレビのお墓特集を見た」などのお話をよく
伺います。

そのように、お墓の購入を思い立った時に、手元に広告が無ければ検討の対象外に
なってしまうかもしれませんので、新聞折り込み広告はある程度継続的に
行わなくてはなりません。

その際の広告費（制作・印刷・配布）は、月に数十万～数百万円にもなります。
最近はインターネットでお墓探しをされる方も増えましたので、ホームページ等も
用意しなくてはなりません。

当然、そのような広告費は墓石価格に反映しますので、ある程度大規模な墓地でなくては
採算が合わなくなってきます。

石のあゆみでは、この広告費を出来る限り削減し、よりお求めやすい価格で墓石を
ご提供しようと努力しています。
例えば、新聞折り込みやホームページなど、「自分で作れるものは自分で作る！」
といった具合です。