あゆみ日記

東京都荒川区の石材店「石のあゆみ」
石材店の日々の業務やお墓や仏事に関して感じた事を書いています。

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石材店もキャッシュレス時代

2019-10-02 09:40:47 | 日記
10月より消費税が増税されましたが、同時にキャッシュレス・ポイント還元事業
(キャッシュレス・消費者還元事業)も始まりました。(2020年6月迄)
早速、石のあゆみも登録しましたので指定のクレジットカード等でお支払い頂きますと
5%還元を受けられるのですが…ほとんどのクレジットカードでポイント還元の月額上限が
15,000ポイントになっているようですね。
つまり、お買い物の金額としては30万円までとなり、それ以上はポイント還元を受けら
れないことになります。
新規にお墓を建てられる場合は総額30万円を超えることがほとんどだと思いますので、
ご利用金額に対して全額ポイント還元とはならないようです。
しかし、よく調べてみますとアメックスなどは期間中(9か月間)の上限が135,000
ポイントまでとあり、カード会社によって違いがあるようです。
また、還元方法も支払い時にポイント分減額(相殺)のところもあれば、ポイントとして
付与するところもあり、ご利用の際はお持ちのカードがどれに該当するのかご注意下さい。
しかしこのキャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)
って名前が長くてなかなか覚えられません(笑)。
何かもっと覚えやすい愛称があったら良かったと思うのですが…
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蚊とりプロ

2019-08-27 10:09:54 | 日記
8月下旬になり、急に過ごしやすくなりましたね。
今年は7月下旬まで雨の日が多く夏が短かった印象ですが、急に暑くなった分
体が馴染まず私はすっかり夏バテ気味です。
石材店の仕事はお寺の墓地で活動することが多いので、大敵は暑さと「蚊」です。
とにかく墓地は「蚊」が多い!水鉢や花立には常に水が溜まっていますので
仕方ないかもしれません。
でも今年は強力な武器を導入しました。

アース渦巻香 プロプレミアム!!

アース渦巻香史上、効きめ最強の蚊とり線香。(メーカーHPより)

さすがプロ仕様!確かに今までの蚊取り線香に比べ、格段に効いております。
今まで酷い時は一日10か所くらい刺されていたのですが、2~3か所でおさまっております。

まだまだ暑さが続きそうですから皆様ご自愛くださいませ。



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自分一人しか存在しない世界ならお墓を建てるだろうか?

2019-06-14 16:11:45 | 日記
想像してみて下さい。世界から家族や友人、会社の同僚はもちろん隣人も
全ていなくなったたった一人の世界で自分のお墓を建てるでしょうか。
私の立場でも…やはり必要ないと考えてしまいます。
人の死を弔う人が存在する、そして残された人の為にもお墓を建てる。
つまり、自分以外の誰かが存在して初めてお墓を建てる動機が生まれるのかもしれません。

先日、メディア等でもご活躍のシニア生活文化研究所所長、小谷みどり先生のセミナーを受講
させて頂きました。テーマは「高齢多死社会における葬儀と墓」
業界が置かれている現状を統計データを元に分析され、実に勉強になるお話でした。
お墓業界が死亡者数の増加にもかかわらず、年々規模が縮小していることは肌で実感しています。
私はその理由を「消費者の価値観多様化による葬送文化の変化」くらいにしか
考えておりませんでした。
しかし先生のお話を拝聴すると、原因の一つが高齢者の孤独と貧困問題にあることを知りました。
例えば、男性の生涯未婚率は1985年の段階では5%未満でしたが、2018年には23%にも達し年々
増加しています。また生活保護受給者は高齢者で年々増加しており、受給者全体に占める高齢者
の割合は45%を超えています。配偶者も子供もなく生活も厳しい状況では、お墓の優先順位が
かなり下になってしまうことは想像できます。

セミナーを受講している間、こういった現状を知れば知るほど石材店の私としては暗い気持ちに
なってしまったのですが、最後のお話には唯一の救いがありました。
それは日本人の死生観に関する調査結果なのですが、「お墓に行くと家族に会える気がする」
「先祖は私たちを見守っている」と考える人がまだ全体の半数以上存在したことです。

貧困や高齢者の孤独などの問題は急速に進んでおり、社会全体で考えなくてはならない喫緊の
課題でしょう。たとえ一人であっても、他人との繋がりが深ければそこにお墓を建てる動機が
生まれるかもしれません。

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お墓は負の遺産?

2019-02-14 10:31:28 | 日記
「お墓を継ぐのは誰なのか」
  民法第897条には「系譜、祭具及び墳墓の所有権は(中略)慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する」とあり、 お墓の相続は一般的な財産相続とは別物と考えられています。ですから、祭祀承継については財産相続のような相続放棄が法的に規定されていないのでこれを拒むことはできませんが、祭祀をなす法的な義務もないそうです。
皆様ご存知の通り、日本では一家の長男がお墓を継ぐ事が一般的ではないでしょうか。
以前はお客様から「自分は次男なのでお墓を用意しなくてはならない。長男は墓があるからいいよね」なんてお話もよくお聞きしたのですが、最近は「自分は長男なのでお墓を何とかしなくてはならない。悩みの種だ」といったお話もお聞きします。承継したお墓でお悩みの方の多くは「お墓が遠方」「菩提寺と疎遠」「子供たちが守れるか不安」といったケースが多いようです。
私事ですが、数年前母方の叔父が亡くなりました。叔父には子供がおりませんでしたので、私の母が先祖代々のお墓を承継することになりました。先祖代々のお墓は福島県にありますので、神奈川県在住の母は高齢という事もあり、気軽にお墓参りすることは難しくなってきました。私は「福島のお墓は墓じまいして、こちらに改葬(お墓の引越し)しようか」と家族に提案しましたが反応はイマイチ。皆の意見は「知らない土地に移すのは可哀そう」というものでした。
私は長男ですから将来、父方、母方二つのお墓を守らなくてはなりません。その為に必要なコストを考えると、全て墓じまいして永代供養墓などに改葬することも一つの案でしょう。しかし、長年お参りしてきたお墓が全て無くなった状態を実際にイメージしてみると、それはそれで何だか自分の中心にあったものが無くなってしまうような気がしてしまいます。

私は長年石材店に勤務しておりますので、我が家のようなケースのお客様も数多くいらっしゃいました。もちろん墓石を販売して生計を立てているのが石材店ですから、お墓参りのしやすさや精神的な負担軽減を理由に改葬をお薦めしてしまいます。しかし、私の母のような感情をお持ちの方も多いでしょうから簡単な問題ではないなと改めて感じました。
もちろん、「お墓なんて負担になるだけ」「お墓よりも今の生活が大事」といったお考えの方もいらっしゃるでしょうし、それを否定するつもりはありません。
しかし、お墓参りの習慣がある方なら「見えない何かに守られている」とか「お墓参りの後に気分が晴れた」なんて経験をされて方も多いのではないでしょうか。
お墓がこれからも「負の遺産」ではなくて、今を生きる人にとって役に立つ「大切な財産」として受け継がれる為にも、先述したような遠隔地の墓地問題について我々石材店も「墓じまいや改葬の提案」だけでなく、現在のお墓を維持しつつ承継者の負担を小さくする仕組みを探らなくてはならないと感じます。
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墓じまいで裁判?

2018-11-26 13:17:45 | 日記
近年お客様から「改葬」や「墓じまい」のご相談が増えている
ことを感じます。
厚生労働省のデータによりますと、「改葬」の申請件数は
2010年~2016年の間に1.3倍に増えているそうです。
少子高齢化や都心回帰の影響でしょうか。
それに伴い「改葬」や「墓じまい」に関するトラブルも
珍しくないそうです。
先日のニュースで耳にしたケースでは、愛知県の女性が両親の
お墓を無断で「改葬」され、精神的苦痛を受けたとして親族を
提訴したそうです。
民法第897条によりますと、お墓の所有権は「慣習に従って先祖
の祭祀を主宰するべき者が承継する」とあります。また、
被相続人の指定がある場合にはその者が承継し、それでも
決まらない場合は家庭裁判所が定めるとあります。
お墓は一般的には子供が承継することが多いかと思いますが、
一人の判断で「改葬」や「墓じまい」をすることはトラブルを
招きかねないのではないでしょうか。
そのお墓を大切に思いお参りされている方が他にもいらっしゃれば、
皆さんでご相談頂き、場合によっては墓地の名義変更等を検討する
など現状維持する方法もあると思います。また、分骨することに
よって、離れ離れのご家族皆さんがお参りしやすくする方法も
ありますね。
いずれにせよ、お墓が心の拠り所となり、日々の生活がより
良いものになりますように、我々石材店もご協力できればと
考えております。
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