ばりふりっと鳥羽 ~ぬくとまるバリアフリー観光地~

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターより、鳥羽市及び伊勢志摩のバリアフリー観光情報を発信しています。

旧広野家でひな祭り

2008-03-19 14:26:11 | バリアフリー情報
旧広野家とは、鳥羽4丁目にある、江戸時代後期から、戦前まで薬屋を営んでいた元庄屋さんのお宅です。

当時は鳥羽一番の財産家で、広野邸に残る家財道具や古文書、薬屋時代の看板や商売道具など、民俗資料的にも貴重なため、家主が他界した後の平成16年にその建物・土地が鳥羽市に寄贈されました。
現在は三重県の登録有形文化財となっています。

建物が道路の角にあったころから『角谷(かどや)』と呼ばてれいたそうですよ。

3月1日・2日の両日は、広野家に伝わるひな飾りが公開されました。
(鳥羽市教育委員会主催)


このひな飾は明治時代のもの。
今回は50年以上前の写真を元に飾られたそうです。

ひな人形は御殿づくり。
細かな細工の御殿の中に、ちっちゃくて素朴な雛人形が飾られていました。


また、ひな壇にはその他の民族人形も一緒ににぎやかに飾られていました。


粋な三人官女だこと。
破顔した福福しい尾張万歳の人形も。

室内に流れるオルガンの音色は、広野邸で発見された明治中期製造の【長尾ベビーオルガン】での演奏(録音)によるもの。

明かりを点けましょ ぼんぼりに
なんとも素朴で心和むな音色です。

甘酒を振舞っていただき、帰りには素敵なミニプレゼントまでいただきました。
広野邸の庭で採れたぎんなん。袋の中は雛あられでした。





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