金カム最終話まで無料公開凄すぎて。
野田先生のコメント痺れすぎてな…。
「無料で読んでも単行本集めて読んでもらえる自信がある、好きになってもらえる自信がある、なにより読者皆と一緒にラストを迎えたい」 ってやつ。
そしてそれが実現するだろう裏付けがあるおもしろさだから凄いんだよ…。
現時点での最新話まで読みましたが、あの…尾形……尾形さあ……。
以下ネタバレです。
あの…金カムはほんとずっと全部おもしろいし「ここ滅茶苦茶良い」っていうポイントいっぱいあるんだけどさ……310話の尾形さあ……。
毒まわって、
毒の鏃抉り出すためにまるで切腹するみたいに刀を腹に突き立てて、
最期目を撃つ
っていう一連の流れが全部、
尾形が母 父 弟にしたことなのがさ……
ウワっ!!!!!!!!!!!!!!ってなっちゃった……。
この 偶然にしては出来過ぎてる流れを見ちゃうと、尾形の前に現れた勇作さんは幻覚なんかじゃなくてガチの悪霊なんじゃないかと思ってしまう。
いやある意味救済エンドなんだろうけどさ…それはそれとして悪霊じゃありません?!?!?って。
最後列車から落ちていった尾形が薄っすら微笑んでいて、その後ろに おんぶお化けかよってくらい絡みついてる勇作さんがものっすごい笑ってるのを見てもさ…尾形あんたやっぱずっとヤバイの憑いてたんじゃないの……?っていう…私は怖かったよ。
しかも私からしたら悪霊に見えるけど、勇作さんは善意100%な気がするからまたゾッとする。
勇作さんが生前、「罪悪感を感じない人間なんていない」「きっと分かる日が来ます」って言ってたけど、それを分からせるために、その日を見届けるために度々尾形の前に現れてたんだとしたら善意100%の悪霊なんだなあ……。
そして「勇作殿が殺すのが見てみたい」っていう尾形リクエストに応えてリク主の目を撃ち抜く幇助をしちゃう勇作さん。
その時の台詞が「兄さまは祝福されて生まれた子供です」なのがまた……いや救済なんだろうけども、「アシリパは俺に光を与えて俺は殺される」を押し退けるように勇作さんが光の言葉を与えて引き金引かせてるから
とにかく愛が重いんだよ…………。
兄さまへのドチャ重感情であの世からこの世に留まった人……
私にはそう思えてならなかったです。
いや個人的な解釈ですが……。