放送倫理・番組向上機構(BPO)と医療報道のあり方に関するシンポジウムです。多くの報道関係者が来場されると思われますので、休憩時間や懇親会などの場を意見交換や情報交換の場としてご活用ください。
BPOは誰の人権を守るのか ~医療報道の委縮の危険性を問う~
【主催】 医療の良心を守る市民の会 (参加費無料、定員100名)
【日時】 平成23年7月31日(日) 14:00~16:45
【場所】 (財)全水道会館 中会議室(5階)
東京都文京区本郷一丁目四番一号
JR水道橋駅 東口(お茶の水寄り) 徒歩2分
都営地下鉄三田線水道橋駅 A1出口 徒歩1分
<開催趣旨>
放送倫理・番組向上機構(BPO)の潜在的な問題点を指摘し、私たちが今回問題視するBPO決定とそれを解決するために提出した要望を来場者に説明し、理解を求め、来場者も加えて、さらなる討議を深めて、一般市民の人権の確保と医療報道の委縮の危険性を少なくするため。
<BPO決定の問題点と要望の骨子>
放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と人権等権利に関する委員会」は、金沢大学附属病院の医師である打出喜義氏の活動を取り上げた「密着5年 隠蔽体質を変える~大学病院医師の孤独な闘い~」(平成22年2月28日、報道番組「サンデープロジェクト」で放映)に対し金沢大学医学部教授井上正樹氏が申し立てた「権利侵害申立て」につき、平成23年2月8日、放送倫理上の問題及び表現上の問題があると判断されました。
しかし、BPOは高裁判決を誤読し、まさに重箱の隅をつつくような指摘で当該報道を放送倫理違反としたのは、事実誤認や論理矛盾などによるものであり、全く納得できるものではなく、看過できません。BPOが当該裁判判決を誤読し、放送倫理違反を指摘するようであれば、メデイア・ジャーナリストは、怖くて医療裁判の報道はできなくなります。
そして、本件決定文においてBPOが犯したもう一つの誤りは、説明義務違反は医療過誤とは違うという、医事法界の通説と異なる見解をBPOが出したところにあります。こんな初歩的誤りを犯す当該委員が、独自の判断で専門家の意見も聞かずに決定文を公表する体制は改めるべきです。
5項目の要望をBPOに提出(7月22日付)し、特に次の2点は再発防止策として早急にシステム改善されるよう要望しました。
?関係人(放送に登場する主な関係者)への事情聴取の義務化
?当事者からの不服申し立て、再審議のしくみの創設
<連絡先> 医療の良心を守る市民の会 代表 永井 裕之
住所:〒279‐0012 浦安市入船3-59-101
FAX :047-380-9806
e-mail;liaison_office@yahoogroups.jp
http://ryousin.web.fc2.com/
BPOは誰の人権を守るのか ~医療報道の委縮の危険性を問う~
【主催】 医療の良心を守る市民の会 (参加費無料、定員100名)
【日時】 平成23年7月31日(日) 14:00~16:45
【場所】 (財)全水道会館 中会議室(5階)
東京都文京区本郷一丁目四番一号
JR水道橋駅 東口(お茶の水寄り) 徒歩2分
都営地下鉄三田線水道橋駅 A1出口 徒歩1分
<開催趣旨>
放送倫理・番組向上機構(BPO)の潜在的な問題点を指摘し、私たちが今回問題視するBPO決定とそれを解決するために提出した要望を来場者に説明し、理解を求め、来場者も加えて、さらなる討議を深めて、一般市民の人権の確保と医療報道の委縮の危険性を少なくするため。
<BPO決定の問題点と要望の骨子>
放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と人権等権利に関する委員会」は、金沢大学附属病院の医師である打出喜義氏の活動を取り上げた「密着5年 隠蔽体質を変える~大学病院医師の孤独な闘い~」(平成22年2月28日、報道番組「サンデープロジェクト」で放映)に対し金沢大学医学部教授井上正樹氏が申し立てた「権利侵害申立て」につき、平成23年2月8日、放送倫理上の問題及び表現上の問題があると判断されました。
しかし、BPOは高裁判決を誤読し、まさに重箱の隅をつつくような指摘で当該報道を放送倫理違反としたのは、事実誤認や論理矛盾などによるものであり、全く納得できるものではなく、看過できません。BPOが当該裁判判決を誤読し、放送倫理違反を指摘するようであれば、メデイア・ジャーナリストは、怖くて医療裁判の報道はできなくなります。
そして、本件決定文においてBPOが犯したもう一つの誤りは、説明義務違反は医療過誤とは違うという、医事法界の通説と異なる見解をBPOが出したところにあります。こんな初歩的誤りを犯す当該委員が、独自の判断で専門家の意見も聞かずに決定文を公表する体制は改めるべきです。
5項目の要望をBPOに提出(7月22日付)し、特に次の2点は再発防止策として早急にシステム改善されるよう要望しました。
?関係人(放送に登場する主な関係者)への事情聴取の義務化
?当事者からの不服申し立て、再審議のしくみの創設
<連絡先> 医療の良心を守る市民の会 代表 永井 裕之
住所:〒279‐0012 浦安市入船3-59-101
FAX :047-380-9806
e-mail;liaison_office@yahoogroups.jp
http://ryousin.web.fc2.com/