今日は劇団内での御披露目お茶会。
夢のようだ・・
「稽古場を持つってそんな特別なことなの?」
と思われるかもしれない。
舞台をやるには稽古が必要。
稽古をするには稽古場が必要。
当たり前のことなんだけれど、
芝居の稽古ができるような広い場所を維持するってとても大変なこと。
なので多くの役者たちは、どこかを借りて稽古にいそしむことの方が多い。
大学時代は、毎朝の『部屋取り』っていうのがあってね、
朝9時に学生課に集合して借りたい部屋を書く。
重なったら抽選。というシステム。
まとめ借りはできない。毎朝、毎朝。
『部屋取り』は1年の仕事だったのだが、
抽選にはずれたら先輩に怒られる。
もちろん寝坊などしようものならもう大変。
どえらい責任のかかった仕事だった。
卒業してからは、大阪府や、各市町村の施設を借りることが多くなった。
やっぱり抽選会に参加してね。
有料なので結構つらいのだよ。
他にも、メンバーの誰かの会社を借りたり、
時には淀川河川敷で稽古したり、公園で稽古したり。
かなり怪しい人たちだ・・。
そういえば、男の子と二人のシーンを公園で稽古していたら
お巡りさんに注意されたっけ。
「話がつきないのはわかるけど、もう遅いから、帰りなさいね。
いやあ、やぼなこと言って悪いねえ」
・・やぼって(笑)
ちなみに稽古していたのは兄弟喧嘩のシーンだったのだが、
いちゃいちゃして見えたのか?
ぴかぴかの稽古場に身を置いて、
いろんなことを思い出した。
そして、これからはこの場所で
たくさんのいろんなことが生まれていくのだろうな。
新しい一歩だね。
写真は劇団員手作りのげた箱。
自分の名前のシールに感激・・
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