ケーブルで「行け!グリーンマン」なるヒーロー物をやっていた。
あまりのチープさに唖然。
画面に釘付けに・・
これはテレビ初期の作品に違いない!と思ったが
調べてみると昭和48年の作品。
昭和48年といえば、仮面ライダーV3、ウルトラマンタロウ、キカイダー01と
ヒーロー物全盛期。
なのに、このチープさはどうなの・・
どの辺がチープかというと、
1:風景。
撮影場所は普通の公園か住宅地。
巨大化した時にはどうみても作り物の家々が登場。
予算の関係かこのセットの家々は壊されることはなし!
2:着ぐるみ。
怪獣のほとんどは東宝の別の作品のお古らしい。
かなりくたびれた風合い。
3:戦い方。
一応たくさんの武器があるらしいが、
印象に残るのはつかみ合い、殴り合い。
ぽかすかぽかすか・・子供のけんかかよっ。
「グリーンマン・ジャイアントマシーン・チェンジ!」と言えば、
巨大化もできる。・・が、残念ながら、チープなセットのおかげで
常に等身大にしか見えない。
4:グリーンマンのいでたち・・
アジアンテイストらしい。確かに、お寺で会えそうな顔立ち?
長い耳はブーメランにもなる!
そしてなぜかラーメンの器のような模様が。
ヒーロー・・すよね?
などなど数え上げたらきりがない。
とにかく映像全体の雰囲気がチープなのだ。
一応内容はというと、
大昔に神との戦いに負けて血を抜かれちゃった「魔王」。
完全復活するためには、子供の血が必要(何故子供??)。
当然、子供たちを狙う。
そこにグリーンマン(神に作られたロボット!?)が登場して
子供たちを守るために戦うという物語なのね。
血を抜かれて動けない魔王は自分の足を子分にする。
その名もトンチキ。
こいつと魔王のやりとりが呑気で笑える。
魔王「秘密兵器をどんどん繰り出せ!」
トンチキ「それが、今製造中でして。トホホのホ・」
ってなんだそれ。
ちなみにトンチキが使う呪文は
「ちちんぷいぷいのぱっ」
う~ん、なんてシンプル。
グリーンマンが弱ると、子供たち突然登場。
「グリーンマン!頑張れ~」ってなことを言って整列しつつ
なにやらコンパクトの用な「グリーンマンコール」を押せば
グリーンマンは即パワーアップ。
一見必死でグリーンマンを応援しているが、
よく見るとヨソミしまくってる子供も・・
普通、NGでは?(笑)
早朝の子供向けワイド番組の中でO.Aされていたそうで
毎日たった5分のコーナーのため、展開が早い早い。
突然タイトル、いきなり戦い!
はあっ?となるのだが、逆にこのスピーディさが面白く
立て続けに何話も放送されるのを、いつの間にか夢中で見てしまっていた。
うむ、はめられたね。
チープさも極めれば勝ち!ということかな~。
行け!グリーンマン!!
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