ど~も伊舞なおみです

アジャストメント 

映画「アジャストメント」

急用時に乗車できないタクシー。
突然圏外になる携帯電話。
日々起きるアクシデント
それは、単なる偶然ではない・・・


予告編、気になるでしょ?
神秘的?不思議な話?のようにも思えるけれど、

これは、大人のファンタジー。

原作はフィリップ・K・ディックの短編で
『調整班(Adjustment Team)』

映画には携帯電話も出てくるし、
舞台は現在。
なのに、古い作品のにおいがする。
原作は1954年と聞いて、納得。
古臭いって悪い意味ではなくて、
とても人間臭いのだ。

ふと、ミヒャエルエンデのMOMOを思い出した。
時間を泥棒していく灰色の男たちを。

アジャストメントでは、
灰色ではなく、黒スーツに帽子の男たちが出てくる。
帽子大事!
神なのに人間っぽい面がたくさん感じられる。
義理人情とか!
ドアをあけて別世界に行ったり、
運命の書の描き方も、
懐かしいファンタジーの世界。

だってさ、
神様が、しゅっと消えて別空間に出るとかじゃなく、
必死に走っているんだよ。
このかわいらしさ、人間らしさは、
単に書かれた年代が古いから、だけではなく、
原作の時点で、
そういう空気を意識して作ったってこともあるみたい。

映像も、最近の派手な映像とは一味違う。

わくわくドキドキプラスほのぼの。
ぬくもりを感じさせてくれるSF。
ピュアな気持ちで、どうぞ!

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※アジャストメント(運命操作)
原作:フィリップ・K・ディック
監督:ジョージ・ノルフィ
出演:マット・デイモン 、 エミリー・ブラント 他

5月27日ロードショー!
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