【 Queue 】(キュー)
イギリス人は行列好き。なんてよく言われる。
好きなのかどうか、本当のところは定かでないが、確かにどこにいっても行列を見かける。
そしてみな、整然と並んでゆったり待っているのだ。
さて、行列は英語で?
なに?タイトルが答えなんやろ?ってか。ま、そやけど・・

ちょっとした辞書だと、「queue」は載っていない。「line」のみ。
でもこれはアメリカ英語でね、英国では伝わらないことが多いの。
英国で行列は「queue」。行列に並ぶことも「queue」。
駅のチケット売場で、郵便局で、スーパーで、トイレで、各観光地で、
とにかく「queue」ひたすら「queue」
『ここで「queue」を作って待て』という貼り紙をよく目にする。
いや、書いてなくてももちろん、「queue」を作って待つ。
万一ぼやっとして列に気が付かずレジに直撃なんかした日には、
全員から「queue!!」とつっこまれること請け合い。
だから、
この言葉を知らないと、駄目な困ったさんになってしまうのさ。
行列といえば、日本人も好きっぽいけどね、ちょっと違うかな。
「わざわざ並んでまで食べたい一品」とか「行列のできる人気ラーメン店」とか、
特別な感じがあるやん。
逆に普段のレジなんかで列が長いとイライラってしてしまう人も多いのでは?
英国では、行列はあくまで日常。
この行列でイライラせずにいられることが、英国紳士への第一歩!
・・なのかもしれないな。
(しかもどんなに行列ができていても、レジ係と客が長話なんてことも日常!
「わかったから、はよしてくれっ」と時々心の中でつっこんでしまっていた私は、
まだまだ紳士にゃなれないわねん

