怪しい合言葉を交わしつつ、向かった先は四ツ橋
『トルコ料理店イスタンブールコナック』
ごく普通のオフィスビルの地下食堂街。
でも入り口だけがちょっと不思議にきらきらしてる。
『堀江トンネル』?(苦笑)

トンネルを抜けると、フロアの奥に可愛らしいお店。
ご陽気なトルコ人のお兄さんが待ってくれていた。
さあ、食べるぞ!
メンバーが集まる前に、フライングしてドリンクをオーダー
(いや、料理もオーダーしました。すみません)
トルコのお酒と言う文字にひかれ、「ラク」を注文。
どんっと置かれた2つのコップ。
ストレートの「ラク」とチェイサーなんだろうな、水。
水を混ぜると色が変わるというので入れてみる。
あ、白濁した!カルピスになったぞ。


まずはちょっと匂ってみる。「んん?」
「絶対かいだことあるよねえ、こんな匂い」と言いつつ、全員で頭をひねる。
「ゴムっぽいかも。」「変な味の飴でこんなのあるやん」「古い人形の匂い?」
どれも美味しそうな表現からほど遠いんですけど・・(汗
とにかく呑んでみようぞ。
お味は・・カルピスだなんてとんでもない!
味、というよりまさにアルコールを飲んでいるって感じ。
舌がぴりり。喉からお腹にかけてぐうっと温まる。
いや、熱くなるって感じかな。
後で調べてわかった。
アルコール度数は45度。
水割りにすると白濁するところから「ライオンのミルク」なんて呼ばれているそうだ。
匂いのもとは、アニス(ハーブ)。アニスには消化促進、整腸効果があるらしい。
あら嬉しい。
他にもトルコのワインもいろいろ置いてあったよ。
全体的に飲みやすいものも多いので、強いお酒は・・って方もご安心を!
そうこうしているうちに前菜盛り合わせ到着!
つんつんつつきながら、一つずつ材料を想像する我々。

「これなんだろう?」「こっちも何のペースト?」「これあっさりしてる」「これ辛い!」
・・・いちいちうるさい(笑
続々と料理は続く、
かりっとあがったチーズが美味しい「トルコ風春巻き」
イマーム(お坊さん)も気絶するほど喜ぶというその名も「イマームのよろこび」
(茄子料理でした。茄子が苦手という友人が美味しいと言っていた。さすがお坊さんも喜ぶだけのことはある!)
おなじみ「シシケバブ」や「ドネルケバブ」といったお肉料理も。

魚も食べたよ。「海老のオーブン焼き」に「白身魚のトマトソース煮」
友人のオススメ「トルコの水餃子」も美味しかった。

小さく可愛い餃子に、あっさりしたヨーグルトソースがマッチしていて、グ~~ッド!
焼き立ての「トルコパン」をちぎり、各自思い思いのお酒を傾けつつ
食べる食べる・・
仕上げにデザートはやっぱりのび~る「トルコアイス」。
(私は一人で「お米のプディング」を頼んでみた。ほんのり甘くて美味しかった!)
ヨーロッパとアジアが交差する国、トルコ。
その料理は意外に懐かしくほっとする味。
日本人おなじみの素材が多く、全体的に優しい味付け。
故郷でおばあちゃんと一緒に食べて楽しめるような味なのだ。
それでいて、チーズやヨーグルトがふんだんに使われていて
私達が食べてきたものとはまた違うんだけどね、
新しい発見がいっぱい。なのに、違和感なくって楽しめるんだぁ。
あっという間に時間はすぎた。
せっかく久しぶりに集まった友人ともっと話したかったのに
なんだか食べることに夢中で終わってしまった(あちゃ)
でも、美味しかったし楽しかったしさ、いっぱい笑ったからね、
ま、いっか(笑
行ったお店
トルコ料理店
イスタンブールコナック
(大阪初のトルコレストランだそうだ)

【 住所 】大阪市西区南堀江1-11-1栗本建設ビルB1F
【 TEL/FAX 】 06-6534-7277
年末年始はお休みみたいなので、確認して出かけてね!
日によっては、妖艶なベリーダンスショーも見られるかも!らしい。
お昼には手頃なランチもあるよ。
うむ。また行かねば・・!