聴くたびに涙する曲があります。
一昨年の夏ヒットした宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」のアルバム中の
映画では使われていない曲「ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)」。
劇中、おばあさん達がデイケアサービスセンター「ひまわりの家」で
車椅子で生活しているんですが、
海に沈んだセンターにフジモトとグランマンマーレが訪ねて来る場面で
おばあさんたちは魔法のおかげで、自由に走りまわり笑い転げ、
少女のようにかわいらしく朗らかでした。
最後まで車椅子を離れなかった頑固なトキさんも、
宗介かわいさに思わず歩いて階段を降り、
宗介を抱き留める場面が印象的でしたね。
(映画を見てない方ごめんなさい~)
作詞をした宮崎監督は、
作曲者 久石譲さんのお嬢さん麻衣さんのボーカルを聞いて
号泣されたそうです。
劇中のトキさんと宗介に、亡き母親と自分自身を重ねて描いていたと言う監督は
小さい頃、病気(結核)のために抱いてもらえなかったという、お母さんの姿を
この歌の中に見たのかもしれません。
聴いてみてくださいね。
ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)
作詞 宮崎駿
作曲 久石譲
うた 麻衣
もういちど 自由に歩けたら
おもいっきり お掃除をして
お洗濯をして お料理をつくって
お散歩に出かけよう
晴れたらなんて 明るいんだろう
お日様も 笑ってる
雨の日もスキ おしゃれな雨傘
レインコートも着て歩こう
おむかえは まだ来ないから
その間に ちょっとだけ歩かせて
もういちどだけ踊りたい
そよ風になって
クルクルまわる 手をつないで
背すじを伸ばして ヒザをのばして
足をはねあげて スカートがふくらんで
みんなニコニコ笑ってる
おむかえは まだ来ないから
窓のガラスを ふくだけでいいの
もう一度だけ 踊りたい
そよ風になって
・・・・・
誰にでもいつか、「その時」は来ます。
「お迎え」が来るころ、わたしはどんなことを「もう一度だけしたい。」
って思うんだろう・・・。
なにを、懐かしく想い返すんだろう・・・。
それは、狂おしいほどの後悔に満ちた感情になるんだろうか、それとも
静かに満ち足り感謝しながら、そっと手放すようにつぶやくんだろうか・・・。
そんなことを思いながら、
「いま」の、日常のなんでもない生活の中に
たくさんのしあわせや輝きがあることに気づかされました。
そう、いつもは「めんどくさっ!」って思ってる(かもしれない 笑)
お掃除やお洗濯やお料理や・・・それから、雨の日に歩けること。
窓ガラスを拭くことさえ。
それが「できる」ってこと。
背すじや膝を伸ばせるってこと。
お日様が昇ってきて、ちゃんと世界が明るくなること。
いつも意識にのぼっては来ないかもしれない、そんなたくさんのしあわせのかけらたち。
この歌を聴きながら、そんなかけらたちを丁寧に拾い集め、抱きしめ、
こころいっぱいに味わい感じてみたくなりました。
毎日の中に、たくさんのしあわせが隠れている。
そんなことに気づかされる珠玉の歌だと思います。
↑ここにも小さなしあわせが。ありがとうございます♪↑
一昨年の夏ヒットした宮崎駿監督の映画「崖の上のポニョ」のアルバム中の
映画では使われていない曲「ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)」。
劇中、おばあさん達がデイケアサービスセンター「ひまわりの家」で
車椅子で生活しているんですが、
海に沈んだセンターにフジモトとグランマンマーレが訪ねて来る場面で
おばあさんたちは魔法のおかげで、自由に走りまわり笑い転げ、
少女のようにかわいらしく朗らかでした。
最後まで車椅子を離れなかった頑固なトキさんも、
宗介かわいさに思わず歩いて階段を降り、
宗介を抱き留める場面が印象的でしたね。
(映画を見てない方ごめんなさい~)
作詞をした宮崎監督は、
作曲者 久石譲さんのお嬢さん麻衣さんのボーカルを聞いて
号泣されたそうです。
劇中のトキさんと宗介に、亡き母親と自分自身を重ねて描いていたと言う監督は
小さい頃、病気(結核)のために抱いてもらえなかったという、お母さんの姿を
この歌の中に見たのかもしれません。
聴いてみてくださいね。
ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)
作詞 宮崎駿
作曲 久石譲
うた 麻衣
もういちど 自由に歩けたら
おもいっきり お掃除をして
お洗濯をして お料理をつくって
お散歩に出かけよう
晴れたらなんて 明るいんだろう
お日様も 笑ってる
雨の日もスキ おしゃれな雨傘
レインコートも着て歩こう
おむかえは まだ来ないから
その間に ちょっとだけ歩かせて
もういちどだけ踊りたい
そよ風になって
クルクルまわる 手をつないで
背すじを伸ばして ヒザをのばして
足をはねあげて スカートがふくらんで
みんなニコニコ笑ってる
おむかえは まだ来ないから
窓のガラスを ふくだけでいいの
もう一度だけ 踊りたい
そよ風になって
・・・・・
誰にでもいつか、「その時」は来ます。
「お迎え」が来るころ、わたしはどんなことを「もう一度だけしたい。」
って思うんだろう・・・。
なにを、懐かしく想い返すんだろう・・・。
それは、狂おしいほどの後悔に満ちた感情になるんだろうか、それとも
静かに満ち足り感謝しながら、そっと手放すようにつぶやくんだろうか・・・。
そんなことを思いながら、
「いま」の、日常のなんでもない生活の中に
たくさんのしあわせや輝きがあることに気づかされました。
そう、いつもは「めんどくさっ!」って思ってる(かもしれない 笑)
お掃除やお洗濯やお料理や・・・それから、雨の日に歩けること。
窓ガラスを拭くことさえ。
それが「できる」ってこと。
背すじや膝を伸ばせるってこと。
お日様が昇ってきて、ちゃんと世界が明るくなること。
いつも意識にのぼっては来ないかもしれない、そんなたくさんのしあわせのかけらたち。
この歌を聴きながら、そんなかけらたちを丁寧に拾い集め、抱きしめ、
こころいっぱいに味わい感じてみたくなりました。
毎日の中に、たくさんのしあわせが隠れている。
そんなことに気づかされる珠玉の歌だと思います。
↑ここにも小さなしあわせが。ありがとうございます♪↑