生涯学習センター建設に思うこと

生涯学習センターなるものの建設が私の町で進められようとしています。

 

・・・なんてわんことはあまり関係ないことですが。。。

 

バブルの頃あっちこっちに大きな文化会館やら市民ホールやらが建てられて

建物はできたものの、その維持管理費、中身の運営に行き詰って

財政難になった町や市がたくさんあったと思います。

 

もう、ハコモノはやめようよ、という声がたくさん聞かれましたよね。

 

その時期も過ぎてひと段落、、という時期に

 

ふむ。

 

ぜひぜひ審議委員に公募したいと思ったら

公募の期間があっという間で、締切を過ぎていました。

わずか2週間かそこいらだっと思います。

よそもそんなんでしょうかね？

 

もう少し時間をかけた募集をしていただきたいと思ったのと

もしかしたら、ないないで決まっていたのかも？？？、、、なんてね。

 

図書館やら公民館やコミュニティセンターもいくつもある中、

本当に必要なんでしょうか。

 

さらに、小さな町には似つかわしくないほどの

「いきいきプラザ」なるたいそう立派な「プラザ」があります。

 

大きな自動車メーカーの税金をあてにして

どんんどんハコモノを作るのはいかがなものかと思うんですよ。

 

今回デンマークでみてきた

高齢者の施設は工場だったのをリフォームしたものだったし↓

 

女性博物館は以前は市の庁舎、それから警察署、その後博物館として使っています。↓

 

また、大学の教授の講義を聞いたのは

昔家畜を飼っていたところだと聞きましたし、↓

 

それから国会議事堂は昔お城だったものです。

 

 

デンマークって世界一幸福な国なのだそうです。

国や市は「口は出さずにお金を出す」。

アイディアは市民がだして国がそれを援助する形です。

公平、平等は当たり前。

 

 

今、使っていない建物がたくさんある中

本当に新しい建物を建てることが

町民の利益になるのか、、、とふと考えてしまいます。

 

また、徳島で見てきた上勝町にしても

ゴミをゼロにする取り組みをしています。

 

建物は建てたら

いつかゴミとして処分しなければなりません。

 

子供や孫の代に

その壊す費用をツケとして残すことにならないでしょうか。

その前に建設費用が十分にあるのかどうか、

まさかそれさえもツケにするつもりではないでしょうに。

 

周辺の市では

建物を立てたり壊したりするたびにお金が個人に動いて問題になったこともあります。

 

町民の生涯学習のことを真剣に考えてくださるのはありがたい、けれども

建物のこと中身のこと、

どちらを優先に考えているのかと、ちょっと不安になります。

 

まず建物を建てて

それから中身、なんてことはないですよね。まさかね。

 

周辺の市では

バブルの時にたくさん建物をたてて

おかげでリッチになった方もいて問題になったりしましたけど。

 

わたしの町がそうではないことを信じて

今日も仕事に励みます。