東京育伸会 算数教室ブログ

筑駒OB率いるメンバーが、小学生の算数から数学までを楽しく指導

我が子の中学受験を考えるとき

2019-02-26 12:19:22 | 日記

中学受験は希望者のみがする受験ですが練馬区でも多くの生徒さんが希望されて

受験に挑んでいます

我が子に中学受験をさせようか、と一度はどの親御さんも考えるのではないでしょうか

中学受験は高校受験と違い親御さんの意思が大きく反映します

どの中学がなぜいいか、そこで何をしたいのか を小学生が明確な選択をするには

難易度が高いですよね

ただ、学校見学やイベントなどで目にして憧れを持つことはできます

詳細について調べ、我が子にあった学校を選ぶのはやはり親御さんなので

中学受験は親御さんが鍵を握っていると言えますよね

 

特殊な中学受験ですが、何が特殊かというと

やはり算数で使われる特殊算が代表になります

そして、理科や社会もそうです

中学で学ぶ3年間の学習を終えて受験に挑む勢いですからこの2教科に関しては

詰め込みと言えると私は考えています

国語の文章問題も相当の理解力を求められます

これも都立一般入試より難易度の高い文章が入試で使われている中学がほとんどだと

感じています

そんな話を聞くと、ちょっと引いてしまうかもしれませんが

それらを小学生時代に経験するかしないかで大きな差がつくのは当然で

どなたも納得できるところだと思います

しかしそれだけの学習をするために小学生時代のほとんどの時間を削ってしまうことに

抵抗を感じるのも一般的な意見です

小学生の頃の思い出が勉強だけでは悲しいですよね

私も勉強は必要だけれども、それだけではダメだと思っています

中学受験が始まると、塾に通う回数や塾での拘束時間が増えます

しかし問題なのはそれ自体ではなく、宿題の量の多さや自学自習の必要性が一気に

ボリュームを増やし、結果他のことができなくなるという点です

多くの受験生さんは、遊ぶことに罪悪感 を感じていることでしょう

遊びは逃げだ と考えているかもしれません

そう考え始めると、実は遊んでいても楽しくないんです

なのでストレスを発散させた時のような気持ちにもなれず、勉強にも集中できない

といった負のスパイラルに迷い込んでしまいます

そうなると、家庭でのトラブルになりますよね

お母さんとのバトルが絶えず、成績も落ちる一方

何のために受験をするんだ?と親も子も迷い始めてしまいます

遊びたい盛りの小学生がそれを乗り越えることはそれなりに難しいのです

 

他のことができなくなる というストレスをなるべく抑え

受験生本人が自ら頑張れる受験を!

どうすればそうなるのか、私はそれをずっと考えてきました

 

中学受験だけでなく、高校・大学受験にも関わり

多くの生徒さんやご家庭と向き合ってきて

現段階で言えるのは、小学生時代が鍵になるということです

学ぶことを楽しむのも、意欲的に考えるのもそうですが

理解力・暗記力 が早ければ

他のことを全て我慢してひたすら勉強に・・という状況を大きく軽減できる

なのでその力を小学生、特に低学年のうちに育成することが

受験生のストレス軽減に繋がる という考えです

 

小学低学年に勉強させるなんて、まだ早い、かわいそう

そう思われる方もいらっしゃるかと思いますが、結果的にはその方が

本人が楽になるんです

教育虐待となる環境は低学年の頃にしっかりそうした力を伸ばしてあげなかった

ご家庭に責任の一端があると私は考えます

自分の進む道を自分で考えられる子にすれば、親が何を言わなくても

すべきことをし、目標を持って進むのではないでしょうか

いうほど簡単なことではありませんが

中学受験をする・しないに関わらず

低学年こそしっかりとした基礎を身につける環境が必要だと思います

 

写真は算数教室の生徒さんと学童教室の生徒さんの

スタディータイムです

 


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