「情報」という言葉は、文豪「森鴎外」の造語だと言われています。
でも「情報整理」という言葉を世に出したのは、この人「梅棹忠夫
(うめさお ただお)」氏ではないでしょうか。

ベストセラーとなった、氏の著書「知的生産の技術」(岩波新書)を、
以前私も(何度も)読み、いっぺんに感化されてしまいました。
当時、梅棹氏の「カードによる情報整理」というのが流行しまして、
「京大式カード(B6版のカード)」を、私はたっくさん買い込みました。
とにかく、まあ何でもかんでもカードに書き込みました(今思えば、
アポたいなもんでしたなぁ)。
でも、「B6版(128×182mm)」カードの大きさを持て余し、
結局のところ「B7(91×128mm)」サイズのカードに落ち着きました。
こうした「情報カード」は、現在でも使っています。
例えば、私の場合、「研修」で、新しいカリキュラムを担当する時、
言いたいことや必要な情報をカードに片っ端から書き溜め、それを
順番に並べたり、取捨選択してまとめあげていきます。
梅棹氏の「カード」を使った情報整理の思考は、「KJ法」にも発展し、
さらには「システム手帳」にもつながっていった、と私は考えています。
また、ご存知の通り、氏による「仕事の進め方・考え方」は
数多くの知識人やビジネスマンに影響を与えました。
今や大人気の「勝間和代」氏も、ベストセラー「新・知的生産術」(ダイヤモンド社)に、
梅棹氏へのオマージュ(憧憬)すら感じられます。
さて、皆さんは「国立民族学博物館」(大阪府吹田市)へ
行かれたことはありますか?
梅棹氏は、この博物館の設立に尽力し、初代館長に就任されました。
私は、「国立民族学博物館」に行くたびに、梅棹氏の偉大さを感じます。
とにかく、世界中の“ホンモノ”をそのまま展示している、
そのストレートなパワーに圧倒されます。
「大英博物館」の日本版とも言えるのではないでしょうか。
http://www.minpaku.ac.jp/
もし行かれていない方がいらっしゃったら、ぜひぜひ一度行ってみてください。
それも、時間をタップリかけて見学されることをお勧めします。
梅棹氏のフィールドワーク――徹底した現場主義の偉大さを感じられることと思います。
偉大な日本の頭脳は、7月3日亡くなられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
でも「情報整理」という言葉を世に出したのは、この人「梅棹忠夫
(うめさお ただお)」氏ではないでしょうか。

ベストセラーとなった、氏の著書「知的生産の技術」(岩波新書)を、
以前私も(何度も)読み、いっぺんに感化されてしまいました。
当時、梅棹氏の「カードによる情報整理」というのが流行しまして、
「京大式カード(B6版のカード)」を、私はたっくさん買い込みました。
とにかく、まあ何でもかんでもカードに書き込みました(今思えば、
アポたいなもんでしたなぁ)。
でも、「B6版(128×182mm)」カードの大きさを持て余し、
結局のところ「B7(91×128mm)」サイズのカードに落ち着きました。
こうした「情報カード」は、現在でも使っています。
例えば、私の場合、「研修」で、新しいカリキュラムを担当する時、
言いたいことや必要な情報をカードに片っ端から書き溜め、それを
順番に並べたり、取捨選択してまとめあげていきます。
梅棹氏の「カード」を使った情報整理の思考は、「KJ法」にも発展し、
さらには「システム手帳」にもつながっていった、と私は考えています。
また、ご存知の通り、氏による「仕事の進め方・考え方」は
数多くの知識人やビジネスマンに影響を与えました。
今や大人気の「勝間和代」氏も、ベストセラー「新・知的生産術」(ダイヤモンド社)に、
梅棹氏へのオマージュ(憧憬)すら感じられます。
さて、皆さんは「国立民族学博物館」(大阪府吹田市)へ
行かれたことはありますか?
梅棹氏は、この博物館の設立に尽力し、初代館長に就任されました。
私は、「国立民族学博物館」に行くたびに、梅棹氏の偉大さを感じます。
とにかく、世界中の“ホンモノ”をそのまま展示している、
そのストレートなパワーに圧倒されます。
「大英博物館」の日本版とも言えるのではないでしょうか。
http://www.minpaku.ac.jp/
もし行かれていない方がいらっしゃったら、ぜひぜひ一度行ってみてください。
それも、時間をタップリかけて見学されることをお勧めします。
梅棹氏のフィールドワーク――徹底した現場主義の偉大さを感じられることと思います。
偉大な日本の頭脳は、7月3日亡くなられました。
ご冥福をお祈り申し上げます。